大学院への進学によって帰国後すぐに就職活動への対応を可能に
ゆっきー(静岡理工科大学大学院/ クラーク記念国際高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- ブラジル航空技術大学
- ブラジル
- サン・ジョゼ・ドス・カンポス
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学開始時には、日本の在籍大学では学部3年生の2月であった。取得単位の卒業用件は満たしていたので、順当に進級すると、1年間の留学から帰国した際に学部4年の2月になってしまい、就職活動を行う時間が取れないという課題があった。その解決策として大学側からは留年または1年間の休学をし、帰国後に4年生を始めるという提案があった。しかし、私は大学のスキップ入試制度を利用して大学院に進学する道を選んだ。スキップ入試制度は大学独自の物で、成績や単位要件を満たす場合に、学部3年修了後に大学院の修士1年に進学できるというものであった。この制度を利用して、留学中に修士1年生に進学し、帰国後は修士2年生に進級することができた。その結果、全体として大学に所属する年数は変わらないが、卒業時に修士了の学位を取得することができ、留学先で大学院講義の受講が可能となった。 このように、学部3年や4年でも就職活動の心配をせずに留学できるシステムは探せばあるので、留学に行こうかどうか悩んでいる学生にはぜひ行ってほしい。
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