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単位・留年 114件

休学をして留学をする場合(参考程度)

めぐさん(宮崎大学/ 熊本県立熊本高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Washington University in St.Louis
  • アメリカ合衆国
  • ミズーリ州
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

 私は実のところ卒業を1年延期して留学を行った。そういった場合どういうことになるのかといった話はあまり聞いたことがなく、これから留学を考えている人の参考になればと思う。(もちろん所属機関や留学の時期によって話は変わってくると思うので、具体的なことは所属機関の事務等に相談する事を勧める)  私は、修士2年(2019年)の2月から翌年(2020年)の1月まで休学し、実際の留学は2019年の3月1日出国、2020年2月末に帰国という流れだった。卒業に必要な単位は出国時までにあと1つ、特別研究(いわゆる修士論文)を残すのみとなっていた。最終的には、復学した2月から3月までの2か月分の学費を余計に納め無事2020年の3月に院を卒業した。  なぜこのような形になったかというと、特別研究の単位取得条件に丸1年の出席日数が必要であったこと、修士論文の合否の審査会議が2月に行われることなど様々な要因が複雑に関与し一番ベストな方法を大学の事務と相談して特例で承認してもらったからだ。私の留学は多くの人の支えなしには実現し得なかった。  くどいようだが、もし休学をして留学をしたいと思っているならば、一人で悩まず、所属機関の事務に相談してみることを強く勧める。  余談ではあるが、卒業後の進路はというと留学先のボスの伝手で、博士課程進学に向けた準備の傍ら、日本の研究所で働かせてもらっている。もし卒業が遅れることを不安に思うのであれば、留学によって得る人脈によって新たな道が開かれることもあると頭の片隅に置いておいてほしい。

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法学部でも留学できます!

O-chan(関西学院大学/ 関西学院千里国際高等部)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リンショーピン大学 国際教養学部
  • スウェーデン
  • リンショーピン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は日本の大学では、法学部政治学科に所属しており副専攻も受講しています。大学入学時、他の人に法学部で一年留学は厳しいというお話を聞いたことがあり、諦めた方が良いのかと考えたことがありました。しかし、大学で留学に行くことは高校生の時から決めていたことだったので、なんとかなると信じてしっかりと計画立てて留学に挑戦しました。留学先の授業も調整し、帰国後にしっかりと換算できるのかを事前にお聞きしたりと準備を入念に行いました。その結果、私は思っていたよりも多くの単位をいただくことができました。これは法学部の人に限った話ではありません。いずれの学部でも、単位が怖いとの理由で留学を諦めるのはもったいないと思います。心配な気持ちはわかるのですが、渡航前や帰国後に努力することで、留学に行って良かったと思うことができるはずです。計画を立てて、大学の授業と留学をうまく両立してください!

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留年しなくて済むように、修士論文の研究を終わらせてから渡英しました。

辰巳 守祐(奈良先端科学技術大学院大学/ 清風南海高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University College London, AI Center
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はM2の10月〜12月に留学する予定でした。帰国後すぐに修論発表会が予定されており、もし間に合わなければ留年でした。ただ、留学中に修士論文の研究に時間を割ける保証はどこにもありませんでした。そこで、留学前に研究を仕上げ、学会発表も済まし、いつでも修論の原稿に落とし込める状態にしてから渡英しました。

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単位証明書が出ないこともある

のぶ(筑波大学/ 江戸川女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ジャワハルラール・ネルー大学 日本語学科
  • インド
  • デリー
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

世界中どこもかしこも日本のようにきっちりした国ではありません。私のようにストライキでオフィスが閉鎖され、結局単位証明書を貰えずじまいで日本に帰国する羽目になることもあります。私は大学3年生の後期を使って半年間留学していましたが、一応留学先の大学で取得する予定の単位はあまりあてにしないで日本の大学の履修を組むようにしてきました。つまり、もし留学先の大学で一つも単位を取れなくても、ギリギリ4年卒業はできるようにしていたのです。そのおかげで、予定外のトラブルが発生して留学先で単位証明書を貰えないという事態に陥ったにもかかわらず、無事4年卒業ルートに戻ることができました。

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単位の互換はできなかった

松元詩乃(熊本大学/ 樟南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハノイ貿易大学
  • ベトナム
  • ハノイ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

 私の学部はほとんどの授業が必修で、教員免許の取得に関わるため、留学先で取った単位を互換することは難しいようでした。2年生の後期の途中に留学に行ったため、後期に取る科目は先生に、何とか授業を受けさせてもらえないかと説得し、なるべく多くの科目を取れるように頑張りました。結果として、2か月で帰国することになり、3年生以降の単位は問題なく取れていますが、当時は4年生で留学中に取れなかった単位は取るという覚悟を決め、最悪就職が1年延びることを周囲の人にも説明して留学に行きました。  私の場合は、留学に行きたかったのでそれでもよかったのですが、特に交換留学であると、卒業が伸びる可能性があるか、単位は互換できるかということを十分確認する必要はあると思います。

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医学生の臨床留学

よも(金沢大学/ 岐阜県立斐太高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コーネル大学ウィールコーネルメディカルカレッジ
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

一般的に医歯薬系の学部では、留学中の単位互換をできないことが多いようです。さらに医学部では座学に加えて実習なども詰まっていることから、なかなか留学のチャンスがなく、単位と時期という2つの問題に悩まされます。私は将来的にアメリカで医師をやりたいと思っていたため、学生のうちにアメリカでエレクティブをすることが必須でした。エレクティブは最終学年であることが条件のため医学部6年生のどこかで留学をしなくてはなりません。私の場合は、6年生春の自由選択の期間を利用して留学しました。しかし私の所属する大学では、この自由選択期間中は大学の各診療科ないしは関連病院で実習をすることが前提であり、留学という選択肢は大学が提供するプログラムに参加する以外はありませんでした。大学の提供する留学プログラムは提携を結んでいる大学との学生交流という意味合いが強く、残念ながらエレクティブのようにアメリカでの臨床教育を受けたという証拠となるようなプログラムはありませんでした。そこで自分でエレクティブを探しながら実際に留学された先輩の協力も頂いてコーネルでのエレクティブのチャンスを掴むことができました。その後は各診療科の先生にお願いし、その科で実習をしながら、その一環として留学するという形で留学をさせて頂き、なんとか単位互換と時期という2つの問題を乗り越えることができました。大学の制度上では難しい場合でも学生の海外経験を後押しして下さる先生方もいらっしゃいます。もちろん自分勝手なお願いは失礼ですが、熱い想いを伝えることで先生方からサポートして頂けることもあるので、一人で悩まず先生方にサポートを仰ぐことも大切です。

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時間を止めるということ

小山滉平(東洋大学/ 大阪府立千里青雲高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Kahuripan Roller Sport・Club Atletico mar del plata
  • インドネシア・アルゼンチン
  • スマラン・マルデルプラタ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

僕はこの留学をするために、大学を半年間休学しました。初めは就職への不安などもありましたが、自分の道を進もうと思い、休学を決めました。きっと休学をすると大学生としての時間がストップし、予想以上に自分が毎日過ごしている時間の大きさに気付くと思います。僕も留学中はチームでの練習時間は多い時で6時間、それ以外はすべて自由に使える時間です。1日中寝ていても誰も何も言いません。留学が始まったときは、日本にいた方がもっと色んなことが出来たんじゃないかと思ったときもありましたが、今となってはそう思い悩む時間も必要だったと思います。これまで過ごしてきた生活を時間を一度止めることで、見えてくるもの感じるものがきっとあります。でもそう思うことも、きっとこれからのあなたにとって大切な時間になると思います。自分らしく、楽しんで!

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就職活動との兼ね合い

長谷雄也(岡山大学/ 岡山県立倉敷青陵高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アパラチアン州立大学
  • アメリカ合衆国
  • ノースカロライナ州
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

大学の通年必修の講義や実習の関係で留年せざるを得ないことは往々にしてあると思います。実際、僕は大学学部生を一年延ばした5年目に就活をし、内定後に留学に行きました。そのせいで留学直前の忙しい時期にしないといけないことが増えましたが、それを差し引いても今回の留学は人生で最も今の自分を形成している経験の一つになりました。一年留年することに関しては比較的寛大な世の中になりつつありますし、実際就職活動の際、これを理由に自分が不利になったようには一切思いませんでした。自分の意志の強さとの相談になりますが、上から順番に考えて自分が譲れないものを選び、そこに留学が入っているならあとは「するかしないか」ではなくて、する「方法」を考えましょう。その選択肢の中にはこのトビタテ!留学JAPANや、他にもたくさんの方法があります。能動的に動けば世の中は意外とみなさんの背中を押してくれるくらいには寛大ですよ。

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先生、単位を落としてください!

ぽち(奈良県立大学/ 京都府立鳥羽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ビクトリア大学
  • カナダ
  • ビクトリア
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

いろいろあって留学に行くには単位を1つ落とし、卒業を遅らせなくてはならなかったんです。しかしすでに単位をほぼ取り終えており、また卒業論文もすでに提出済みだったため、教授に事情を話し、無理矢理単位を落としてもらいました。こんなことをお願いしたのは私が初めてだそうです。

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休学してよかったと思っています!

今瀬美里(名古屋大学/ 可児高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Landcare
  • オーストラリア
  • シドニー・メルボルン
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

交換留学という形ではなかったので休学せざるをえなかったが、卒業が遅れることに関するデメリットは感じない。むしろ、将来どうしよう、と迷ったまま就職活動をはじめるより、じっくり自分のやりたいことと向き合って将来を考えることができたり、学ぶ楽しさに気づくことができたのでこの休学は有意義なものだったと思う。

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