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語学力 692件

真摯な姿勢と笑顔で意外といける

板谷玲哉(大阪大学大学院/ 愛知県立時習館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • バルセロナ大学EventLab
  • スペイン
  • バルセロナ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

大学院の留学と聞くと、求められる英語能力が高いことを要求されると思われる方も多いかもしれません。 正直実際私がバルセロナに行ったときは他の人が話す英語のレベルは高かった気がします。 なので、私は正直最初皆が何言ってるのかわからなすぎて、ボイスレコーダーで声を取って後ですべて理解するということなどもしていました。 そんな英語能力でやっていたんですが、なぜか研究室のメンバーには愛されていた気がします(偏見ですが)。 振り返ってみると、私は会話の時笑顔を意識していました。とにかく、何かに誘われたり頼まれたりしたら笑顔で「イエス」と答えていました。そして、頼まれたこととかに対しては相手がうざく感じるぐらいまで真摯に手伝ったと思います。おそらくこの笑顔と真摯な姿勢が相手に響いてそれなりに他のメンバーとやっていけたのかなと考えています。

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オンライン英会話での語学力向上

Hoshi(電気通信大学大学院/ 東京都立戸山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • タイ国立天文学研究所・チリ大学
  • タイ・チリ
  • チェンマイ・サンティアゴ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は留学前と留学中はオンライン英会話で英語を正しく話せるように毎日特訓しました。 留学前は英会話に非常に苦手意識があり、自己紹介も嫌なぐらいでしたが、まずは形から入ろうと思って、オンライン英会話を始めました。オンライン英会話をやって良かったことでは、自然に身につける英語よりもより聞き取りやすい英語になった点です(多分)。タイ人の話す英語に近付いていた時には、講師の先生が丁寧に指摘してくださって、非常にためになりました。これは、チリに行った時に役に立ち、結構な人が私の英語を聞き取ってくれるようになりました。 発音は後から直すのは大変なので、初心者であるうちにオンライン英会話をやることを私はお勧めします。

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英語は習いつつ慣れろ。とにかく留学生と話すべし。

熊倉泰成(筑波大学大学院/ 新潟県長岡高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ローレンスバークレー国立研究所
  • アメリカ合衆国
  • バークレー
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

「最悪ボディランゲージでコミュニケーションとれるっしょ」と留学した私は、英語で大変苦労した。英語が当たり前のアメリカで英語が話せないと、相手とコミュニケーションがとれない。もちろん研究でも議論できない。渡米後にようやく危機感を持った私は、「現地の英語学校に入る」「留学生寮に引っ越す」をして英語力向上に努めた。英語学校については、米国は地域ごとにESL(English as Second Language)の教育を行っていて、無料で通える英語学校がある。私も週4回オンラインで英語のクラスを受け、発音やボキャブラリを毎日鍛えた。留学生寮はもっと英語に役立った。500人程度が住む大きな寮で、ご飯は食堂で世界中の留学生と食べるため、とにかくたくさん英語を話すことができた。最終的に、相手の言っていることを理解して、自分が言いたいことを伝えられるようになるまで5か月程度かかったけど、現地だからこその英語力の鍛え方もあると感じた。

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時には、時間しか解決法がないときもある

栗原茉海(お茶の水女子大学/ 清泉女学院)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ロンドン大学SOAS
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学当初、英語が流暢に話せるわけではなかった私にとって、授業をはじめ生活のあらゆる場面で英語が求められる状況は逃げ場がなくつらかった。自分の肌ひとつ隔てたすべてが異文化であり、自分の身しか「自分」に帰属するものがないような感覚はとても不安で、LINEなどのSNSで日本の両親や友人とつながっていることが唯一の安心だった。しかし時間が経つにつれて英語に慣れ、生活の感覚がつかめるようになると、次第に外への恐怖心も和らいだ。あまりにしんどいようなら所属大学なりで適切なメンタルケアを受けるのがひとつの手だが、異文化に身を投じる以上このようなカルチャーショックはつきものであり、時間に任せて慣れるのを待つというのも有効だと感じた。

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思いを言語化する力

Hinano Toda(法政大学/ 都立両国高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • the dance ability movement
  • カナダ
  • トロント
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

自分が思っていることを言語化することは母国語でも難しいと思います。留学中に、表現芸術に関わっていきたいのなら自分がどう感じて何を思ったか言語化して相手に伝えることが非常に大切だと言われました。自分の英語力に自信がなく、言語にばかり意識が向いてしまっていましたが、何を感じたか、自分の心にフォーカスすることで、伝えたいという気持ちの方が大きくなり、発言することも増え、その時に集中することができるようになりました。

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授業に期待しすぎない

まこ(京都大学/ 奈良高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ビショップス大学(Bishop's University) 生物化学科
  • カナダ
  • シェルブルック
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

秋学期、私は授業を多めに履修し、その授業の勉強をメインでやっていました。しかし、秋学期が終わった後、いまいち自分の英語力がのびていないと感じてしまいました。このままでは、また他の学生と対等にやっていけないという危機感を感じ、冬学期は授業の数を最低ラインまで減らしました。そして、個人的な英語の勉強の割合を増やしました。その中で1番効果があると思うのが、Netflixなどで、ひたすらドラマなどをみることです。そんなんもうやってるわと思う方もいるかと思いますが、私は正直、「ドラマ視聴=娯楽=さぼっている」というような固定観念が頭から抜けず、試していませんでした。しかし、見始めてみると、見た直後は明らかに口から英語が出やすくなっているし、内容にはまって、集中して見ることで、リスニング力も付いたと思います。ネイティブが複数いる中での会話だと、彼らが猛スピードで話すので、リスニング力を鍛えるのもすごく大切だと思います。私だけかもしれませんが、YouTubeだとどうしてもおすすめの動画として、日本語の動画が出てきてしまうので、その誘惑に流されてしまいました。 専門の授業では、専門の単語や知識は身に付けられて、もちろんそれは大事で将来の研究に生かしていけると思うのですが(秋学期は特にそう思っていた)、会話やディスカッションで、「この人理解してるな」と思ってもらわないと相手にもされないと思うので(結果、悔しい思いをすることが度々ありまました)、自分で英語学習の時間を設けて、しっかり勉強するのも大切だと思います。それから、動画を見るなんて、日本でもできると思う方も少なくないと思いますが、私としては、日本にいたら、部活やらバイトやらで実はあまり時間がないと思うので、留学中は語学力アップのチャンスかなと思います。

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とにかく話す

LZ(The University of Melbourne/ 市川学園 市川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The University of Melbourne, Bachelor of Science (Animal Health and Disease)
  • オーストラリア
  • メルボルン
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

留学前の準備でも留学中でも、ノンネイティブにとって英語はいつまで経っても多少は悩むもの。言語は話せるか話せないかではなくて、どのくらい上達させられるかが大事なことを忘れずにどんどん使ってみるしかないんだと思う。大学に正規留学するには相当な英語力がないといけないのかなと思われがちだけど、私は全く英語のバックグラウンドがなくこれが初めての留学。大学ではイベントなどでできるだけ話すようにして、未だに話に詰まることもあるけれど、周りが優しいからそれでも大丈夫!

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言語の学び方:失敗を恐れない姿勢が自分を変える!

藤井 里奈(上智大学/ 東京都市大学等々力高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハイデルベルク大学
  • ドイツ
  • ハイデルベルク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

 留学に行って多くの人がぶつかるのが言語の壁だと思う。私が初めてドイツに留学したのは高校生の時だったが、一切ドイツ語を話せなかった。周囲の人に十分にお礼を伝えることすらできないのが歯がゆかった。そこでホストファミリーとの会話は全てドイツ語に変えてもらった。現地の高校では毎朝新聞記事を音読してクラスメイトに発音を教わった。大切なのは完璧なドイツ語を話すことではなくて意思疎通することである。どの言語を学ぶ場合でも、失敗を恐れずに努力を続けることができれば語学力は確実に上達すると思う。

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恥を捨てるしかない!(多分)

Manaka(University College London/ 都立小石川中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University College London
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

私は初めて1ヶ月以上海外に滞在したのは今回が初めてで、交換留学等も行ったことがありませんでした。そのためIELTSの成績もListeningとReadingのみ点数が取れ、SpeakingとWritingはなかなか点数が伸びませんでした。Speakingについては、周りの目を気にせず、また間違いを恐れずに沢山使うことが一番の練習方法になると思いました。 また、概ねの場合日本人が話すのは「アメリカ英語の劣化版」ですので、香港等アメリカ英語を学んできた人達には何を言っているのかが伝わるのですが、英国ネイティブ等イギリス英語を話す学生にはなかなか言いたい事が伝わらず悔しい思いをしました。

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「失敗」と友達になろう!

Lena YAMAGUCHI(京都大学/ 京都府立西城陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リヨン国立建築大学・まちと都市環境専攻
  • フランス
  • リヨン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

フランス語は大学の第二外国語として始めました。大学3年目にトビタテ3期生として10か月フランスへ交換留学したのが初めての海外で、それまでは日本語が通じない環境にいた経験が全くありませんでした。はじめの半年間は会話が聞き取れないことも、うまく話せないことも本当に辛くて、でも失敗するのが怖くてふさぎ込んでいました。そのうち夜にストレスで過呼吸をおこすようになって、しまいには大学の授業中に過呼吸を起こして倒れて、救急隊員にタンカで運ばれかけました (幸いにも大学の隣に住んでいたので、友達が家まで運んでくれました)。その時に何かが吹っ切れて、「間違っても何でもいいからとにかく何か話してみよう」という考えになってから、失敗も前ほどは怖くなくなり、フランス語を学ぶ楽しさを取り戻したと記憶しています。実際に話してみると、どんなに拙いフランス語であっても、文法や単語がぐちゃぐちゃでも、変な顔をせずにちゃんと聴いてくれる人の多さに気付きました。 2回目の留学である今でさえ毎日が失敗の連続で、悔しい思いをすることもしばしばですが、間違うことは決して悪いことではないし、誠意をもって話せば割と聴いてもらえることに日々助けられています。 これから留学される方で、語学力が不安な方はとても多いかと思いますが、大丈夫です、なんとかなります。ぜひ、「失敗」と仲良くなってください!

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