日本人学校の教師になるには
MISAKO(広島大学/ 広島県立広島高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- ミネソタ大学
- アメリカ合衆国
- ミネソタ州ミネアポリス
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学前は地元で小学校教師になることを目指していたが,留学を終え,いまの自分に一番合っているのは外国の日本人学校で働くことなのではないかと気づいた。バックグラウンドを複数の国に持つ友人と出会ったことや,アメリカに住む移民の人々と関わったことがきっかけだった。縁あってある日本人学校に4月から赴任することになったので,どのようなことを意識してアピールしたか,メモしたい。 まず,応募は「JOES 海外子女教育振興財団」の募集に申し込みをした。財団のホームページを通じて世界(主にアジア中心)にある日本人学校の教員募集をしている。なお,日本人学校は国外に住む日本人子女に日本国内と同等の教育を行う機関なので,日本の教員免許を取得していることが応募の前提条件である。 書類・面接試験で意識したのは,異国の地でもくらいついてなんとかやっていけるというタフさをアピールすることと,自分が日本人学校で働きたい熱いパッションを伝えることだ。(留学の経験もピッタリの話題である!)面接試験では実際に日本人学校で働いておられる校長先生が日本に一時帰国されて面接してくださる。その国ならではのリアルなお話を聞くことができ,貴重な体験ができる。 日本人学校で働きたいと思っている人は,もしまわりにいるのなら,紹介してもらってでも日本人学校で働いた経験がある人や日本人学校に通っていた人に話を聞くことをお勧めする。日本人学校の雰囲気を知ることが試験の参考になることももちろんだが,海外であることならではの困難や,工夫など知ることは自分の引き出しになる。また人とのつながりは実際に働きはじめて困ったときにも自分を助けてくれるものだと信じている。
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