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帰国後の進路 112件

就活はいつでもできる! だからこそ今を楽しむ!

トシ(和歌山大学/ 開明高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Deakin大学
  • オーストラリア
  • ワ―ナンブール
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私の2回目の留学期間は2月から3月と就職活動のピークでもありました.そのため私は異国の地で必死に研究に励むものの日本での友人の就職活動進捗状況に焦りばかり感じていました.そのことを家族,友人に相談したところ「今しか留学できないよ」「海外で研究できてるなんてそれほど羨ましいことはない」「就活のアピールがしやすい」などたくさんの言葉をもらい,私は私にしかできない今をとことん楽しんで後悔のないようにと切り替えることができました.

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海外でのPhD取得を目指すには

こうすけ(東京工業大学/ 浅野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
  • アメリカ合衆国
  • アーバナ・シャンペーン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

海外の博士課程出願には様々な準備が必要だと感じた.私の場合留学前から海外の博士課程への進学を考えていたものの,はっきり決意したのは8月に入ってからだった.幸い推薦書(博士課程出願時に非常に重要)は用意可能であったものの,奨学金の獲得が上手くいかなかった(日本から奨学金を持っていくと,大学院の合格率も上がる).なぜなら8月の後半にはすでに多くの奨学金が応募修了していたためである.またアメリカの大学院を受験する場合GREという試験も受けなければならない.GREの英単語は私の指示した英語の先生でさえ知らないものがあるレベルで,高得点を狙うにはかなり単語の勉強を行わなければならない.その他エッセイの執筆や出願先の先生の受け入れの可能性確認なども必要となる.これらすべての要素をまんべんなく準備することが合格の鍵である.海外の博士課程出願を考えている人は,決意する前から奨学金の準備をまず始めたほうがいい(辞退は可能なので).

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時差

紗( 私立高田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 私立サンディエゴ大学
  • インドネシア・アメリカ合衆国
  • サンディエゴ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

私が留学の中で最も辛い思いをしたのが、「時差」でした。 アメリカと日本は昼夜がほぼ逆なので、初めと終わりがとても身体的にしんどかったです。 まず、アメリカに行く時は、飛行機の中で無理矢理でも寝るべきだった、と思いました。映画などを楽しむのもよかったのですが、そのあとのことを考えるとそこでしっかりと睡眠を摂ることで到着してからの過ごしやすさが変わってくるように思います。 そして帰る時は、絶対に飛行機の中では寝ては行けません。映画を見るなり宿題をするなり、必ず最後まで起ききることが重要だと思います。それでも帰ってから夜中に目が覚めたりするので、日中に沢山動いて自分を疲れさせて寝る、というようにしたら、時差も早く治ると思います。

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留学と就職活動

もちお(千葉大学/ 非公開)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ロチェスター工科大学
  • アメリカ合衆国
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学生にとって悩みどころなのが就活だと思います.特に1年間以上の長期で留学をしたいという人は就活の期間にかぶってしまうという人も少なくないかと思います.自分のまわりで長期の留学をした人のほとんどは就活を先伸ばしにして,帰国後に就活をしています.もし,留学もしたいけど卒業は先延ばしにしたくない,という人は留学を決める前に,希望の企業がすべての選考フローを遠隔で対応してくれたりするか,また,キャリアフォーラム等で面接をしてくれるか,など十分に調べておくといいと思います.また,留学前に筆記試験を受けておくことが可能であるならば受けておいたほうがいいかもしれません.感覚的には外資系企業は海外にいても選考を柔軟に対応してくれる気がします.

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これからの世界の流れを分析し、自分の人生の軸を決める

Kotaro(関西学院大学/ 大阪府立箕面高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Joint support team for Angkor community development
  • カンボジア
  • シェムリアップ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

「就職活動をしているとなぜNGOでインターンをしてきて開発を学んでいるのに民間企業なの?」と聞かれることが多くありました。もちろんこの質問の意図するところは民間企業の営利性と開発のような公共性はなりたたないんじゃないの?というものです。しかしながらこれからの企業、特に日本企業は国内だけに目を向けるのではなく、意識的により成長性の高い地域(新興国や途上国)へ投資して事業を展開していかないことには勝ち残れないということを数字などを使い説明しました。またその時代性に合わせて自分のやってきたこととやれる事がどうその会社の利益に貢献できるかを論理性を持たせて説明する事で乗り切れました。

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就活で活きた留学経験

小林那奈子(奈良女子大学大学院/ 三重県立津高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • WWOOF Germany(ドイツ)・City Farmer(カナダ)
  • カナダ・ドイツ
  • ベルリン・ハンブルク・バンクーバー
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

海外に拠点を広げようと考える企業の人々は予想以上に、私が訪れた国の現状、様子を知りたい様子でした。面接においてカナダ進出の可能性について私が思うことを自由に話していたところ話が盛り上がり、内定を頂くことが出来ました。留学で見聞きしたことや経験は、その後思わぬところで活きてくると思います。

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行動力でチャンスを掴む

新野一眞(京都大学/ 洛南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Children's National Medical Center, Center for Neuroscience Research
  • アメリカ合衆国
  • ワシントン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ワシントンD.C.には世界で活躍する大学のOBや国連職員、官僚、医師、研究者等自分のロールモデルとなり得る方々が沢山留学されていました。ですのでワシントンD.C.の日本人コミュニティや大学同窓会等に頻繁に顔を出してインタビューや人を紹介してもらうなど積極的に行動し、留学中にしか出会えない方たちに会いに行くようにしました。日本の方たちとはまた違う考え方やキャリア観を話してくださる方も多く、非常に勉強になると共に刺激を受けました。自分の将来のキャリア、取り組みたいテーマを考える上でも非常に参考になりました。せっかく留学したのだから、そこでしか得られない機会を積極的につかみに行く姿勢が大切ではないかと思います。

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自分が将来やりたいこと・留学する意義を明確にすること

あいうえお(関西学院大学/ 愛媛県立松山東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アサンプション大学
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は、3年の秋から学内の交換留学プログラムで約1年間留学したため、就職活動を精力的に進めることができませんでした。就職セミナーやインターンシップにも参加したことがなかったため、業界選びにも苦戦し、自分がどういう道に進もうか大変悩みました。そこで、留学を上手くいかせるような就職活動の仕方を自分なりに考え、留学先で実行しました。日本で就職活動関連の書籍を購入して留学先に持ち込み、業界について自分で調べたり、自己分析を進めたりしました。場所や手段を問わなければ、今や留学を経験している日本人学生は数多くいます。留学が就職に有利な時代は終わったと思うので、後輩の皆様たちには留学する目的をしっかり持って留学して欲しいです。

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キャリアフォーラム

Sho.K(東京工業大学大学院/ 桜美林高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学チューリッヒ校
  • スイス
  • チューリッヒ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学するにおいて悩む点の一つに就職活動があります。私は修士二年の夏から修士三年の夏まで留学したため、就職活動と時期が被っていました。そこで、日本人の留学生用に世界各国で開かれている、キャリアフォーラムと呼ばれるイベントで就職活動を行うことにしました。このキャリアフォーラムは三日間ほどの期間で行われ、三日間様々な面接と面接し、内定を得ることができます。大きいイベントだと、11月にボストン、4月にロンドン、六月に東京で開かれていました。このイベントのうち、11月のボストンキャリアフォーラムに参加し、志望の企業から内定を頂いたので就職活動を終了しました。準備としては、7月頃にボストンのホテルを一週間ほど抑えて、9月頃からエントリーシートをオンライン上で書き応募を始めました。就職活動をした期間も合計して一週間ほどなので非常に楽に終わらせることが出来ました。もし内定をもらえてなければ、ロンドンや東京のキャリアフォーラムに行く予定でした。

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リベラルアーツ大学の最大の弱点「就労機会」

福永 祐一(Williams College/ 西大和学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィリアムズ大学・心理学/統計学先行予定
  • アメリカ合衆国
  • ウィリアムズタウン
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

私が学部留学を志していた時に感じていた違和感の中で最も大きかったのが、「留学の良いところはいろんなところで書かれているけれど、なかなかその厳しい現実を知る機会はないし、もっともどのように乗り越えるのかなんて情報どこにもない」というものでした。なので、ここで米国のリベラルアーツ大学進学の最大の弱点である「就労機会の無さ」について触れようと思います。 ウィリアムズ大学を含めた多くの米国のトップ大学は田舎にキャンパスを構えているために、なかなか他の学校や社会人の方を見かけません。そのため、大学を出た後のキャリアについて考えるたり、ロールモデルとなる方と出会う機会はあまりありません。また、学生ビザで学外の就労が禁じられていることに加えて、日頃の課題に忙殺されて、将来のキャリアを考える上で参考になる就労経験をすることも難しいのが現状です。そのため、ギャップタームや休学、休暇を使用して日本や米国でのインターンへの参加、日頃からのインプット、自発的なネットワーキングがとても重要だということが見過ごされがちだと思います。

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