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帰国後の進路 / 就職(企業) 65件

トビタテでの活動実績は、就職活動において優位に働くか否か。

ロキシー(早稲田大学/ Syosset High School)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Purdue University, Krannert School of Management
  • アメリカ合衆国
  • インディアナ州
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

トビタテに応募した当初、就職活動においてもトビタテでの活動実績が評価されるのではないかという淡い期待を持っていた。現在、就職活動を終え、私がわかったことは、「トビタテの活動実績は直接的には選考に影響しないが、結果的にみるとトビタテ留学JAPANに参加したからこそ、他の就活生とは明らかに差別化されたガクチカが得られた」ということだ。 そもそも、ガクチカというのは就職活動中、エントリーシートや面接で必ず聞かれる定番質問、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」である。アルバイト経験やサークル活動等、個々が頑張ったこと、そこから何を学んだか、を面接官に伝えるのだ。もちろんその中には海外留学について話す就活生も多くみられるのだが、ただ留学を経験したのと、トビタテ生として留学を経験するのでは説得力や話の深さが違うと私は感じる。 トビタテに参加する最大のメリットは「テーマを決め、当初立てたプランを可能な限り実行することで、留学に一貫性が生まれる」ことだ。普通に留学する多くの学生と異なり、トビタテ生は留学前に『なんのために、何を学ぶ』かを明確化する。そしてこの目標を達成するために、綿密に計画をたて、留学中はこの計画にできるだけ沿って行動する。無論、計画通りいかないこともある。しかし、ある程度の強制力の下で、当初予定に限りなく近い留学計画を遂行する努力をし、何とか当初計画を達成する中で、留学に一貫性が生まれる。なぜ留学したの?そこで何を学んだの?これからどうすればいいと思う?そんな質問に、迷わず応えることができるのは明確な留学目標、計画を持つトビタテ生だからこそできたことだ。

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就活に対して不安に思う必要性はほとんどない!

じま(東京大学大学院/ 駒場東邦高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フランス国立土木学校 École nationale des ponts et chaussées / カールスルーエ工科大学/ カビラム(語学学校)
  • ドイツ・フランス
  • パリ・カールスルーエ・ビシー
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

近年の就活は卒業学年の一つ下の学年から始めるのが一般的になっている。実際、私の同期たちも修士1年のうちから様々な会社のインターンシップに参加したり、外資系企業の選考に参加したりと積極的に就活を進めていた。 これに対して、私の留学終了は2月だったため、3月から就活を始めることになっていた。つまり、半年分以上遅れて就活を始めることになっていた。自分にはインターンに参加する時間はないので、自分が内定をもらえるほどの枠は残っていないのではないのかとか、面接に対する練習時間が足りなくて失敗するのではないか、など不安を感じていた。 このような不安を抱えながら帰国して就活を始めたが、結果から言えば、不安に感じる必要は全くなかった。真面目に選考準備を行っていた企業の面接ではほとんど落とされなかったし、自分の第一志望の企業から内々定を頂くことができた。 冷静に考えてみれば、企業のインターンシップに参加して頑張る人と、日本という自分に合った快適な国から出ていろんな人にもまれながら頑張っている人のどちらが良いかという問いに対する答えは自明な気がする。自分が留学先で何をどのように努力していたのかということをしっかりと伝えることさえすれば、問題なく就職先を決めることができると思う。 留学するかどうかを考える際に、就活との兼ね合いを考慮する人は多いと思う。しかし、真摯に留学している人の努力は正当に評価してもらえるのだから、就活は気にせず、海外で自分を磨くことに尽力してほしいと思う。

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様々な視点から原点に戻ってみよう!

まいける(八戸工業高等専門学校/ 八戸工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • キングストン大学ロンドン
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

海外から帰国後は再び留学一択という選択をし、来年の留学に向け準備を進めてきました。そんな中コロナウイルスが世界中で流行り留学が厳しくなり、就職に切り替えました。 海外にいた際にどっぷりと海外人の考え方になっていた私は、日本の就活スタイルは合わず、そんな中周りの友達も次々と進路が決まっていき路頭に迷っていきました。 そんな中、海外で培った「広い視野」で自分を客観的に解析し、トビタテの選考で考えた「自分の原点」と照り合わせたことろ、自分がやりたい自動車の安全性に貢献できる企業に就職する事ができました。このように留学やトビタテの経験が就職活動を助け、将来を真剣に考えることができたので大変良かったと思っています。

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しっかりとした事前準備を

こーた(鹿児島大学/ 福岡私立 東福岡高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Arts and Science
  • スウェーデン
  • リンショーピン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

就活のために卒業年次が遅れるのが嫌だ、という声をしばしば耳にします。 学部のモデルプラン通りに行かないことは多くの不安があると思いますが、事前にどんな業種に就きたいか、興味があるかを明確にしておくだけでも帰国後の負担は大きく変わりますし、現在はオンラインで留学中に就活をすることもできます。もちろん留学中に価値観が変わることは多いですが、現在やりたいことなどをはっきりしておき留学先で就活をしてゆっくりと最終年次を過ごすことも一つの手だと思います。 また留学の目的や内容が明確で自分の軸に沿うもので有る限りは留学による留年などは採用に関する不利益になるものではないと就活をしていて感じます。

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留学で記憶に残っている瞬間瞬間を思い出し、そこから見えた進路

林 佑紀(横浜国立大学/ 名古屋市立向陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リエージュ大学、Terra Encantada
  • ペルー・ベルギー
  • リマ・ブリュッセル・リエージュ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

外務省に行くのか、JICAに行くのか、NPOに行くのか、民間企業に行くのか、はたまた就職しないのか、留学を通して沢山の経験をし、様々なことを考えていたため卒業後の進路に関しては本当に悩んだ。 それでもいつかは決断する必要があり、その決め手になったアクションは「留学中に心が動いた瞬間、記憶に残っている瞬間はいつ、どんな時かを振り返ったこと」だ。 留学に限った話ではないが、記憶に残っているということは当人にとって何らかのインパクトがあった、本人の感性に引っかかった、ということだと思う。その深掘りをしていくと、深層の部分で自分が将来やりたいことが見えてくる気がする。

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毎日書いていた日記が自分の経験を言語化するのに役立ちました。

ななせ(東京女子大学/ 千葉県立東葛飾高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • E-gates.ltd
  • ルワンダ共和国
  • キガリ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ルワンダに行く前はルワンダに行くために、ルワンダ滞在中は結果を残すためにがむしゃらだった私は、就職活動のことを後回しにしていました。帰国後、慌てて就職活動を始めましたが、自分の経験をどのように言語化すればよいのかわかりませんでした。そんなときに役に立ったのが、ルワンダ滞在中に毎日つけていた日記です。当時の出来事と感情を見返しながら、自分が何を学んだのか、どう変化したのかを見つけ出すことができました。留学中は毎日が新しい体験の連続です。どんなに新しい体験をしても、時間が経つと忘れてしまうので、日記をつけて記録を残すのはお勧めです。

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就職活動を2年間じっくり行った

かーたー(東京外国語大学/ 鹿児島県立鶴丸高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 香港大学社会科学部、Hopewill marketing
  • 香港
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学中に就職活動を行なっていたが、集められる情報が少なかったため、1年就職を延期して帰国後に再度就職活動を行なった。留年すると就職が不利になるという噂もあって不安だったが、結果としては、逆に留学の経験に興味を持つ企業が多く、不利になることはなかった。

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自ら考え自ら行動する!

手塚雄一(創価大学/ 都立南平高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 語学学校、NGO団体
  • インドネシア・タイ・フィリピン
  • バギオ、スマラン、ハジャイ
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

就職活動では留学は有利に見えますが実はそんなことはありません。確かに語学力の面では、あるに越したことはないでしょう。しかし、普通の留学は誰でもできます。大事なのは留学でのプロジェクト内容でなく、自分がどのような考えを持って、どのような行動をしたかです。私自身はフィリピンで語学学校に通っていた際に、国際協力がしたいとの気持ちで同時に取り組んだ地域清掃活動が現地の住民に大きな影響をもたらしたことが就職活動の際に高く評価されました。どんなに小さな活動でも、それが自分自身の成長に繋がります。なのでぜひ留学中に自分だけの行動をしてみてください!

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海外での就職活動

mikan(琉球大学/ 球陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ネバダ大学リノ校
  • アメリカ合衆国
  • リノ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学4年次での交換留学、帰国は5月末頃になり就職活動にかなり遅れをとることになるため留学中に就職活動を進めていこうと考えました。その際に、海外にいながら面接をして内定も頂けるチャンスのあるボストンキャリアフォーラムに参加を決意。同じ大学の日本人交換留学生も参加するメンバーがかなりいたので、授業の休み時間などにレジュメ添削やWebテスト、面接の対策、情報交換など一緒に対策を行っていきました。フォーラムの時期が大学のテスト期間と重なっていたので、準備はとても大変だったのですが、帰国前に様々な企業を見学し、面接も受けれて、帰国後に特別フローもあるなど参加をしてかなり良かったです。私は運よく自分が将来的にやりたいことを叶えるため成長ができると思える企業に出会い、内定も頂くことが出来たので、就活に不安のある方は参加されることをお勧めします。

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就活はいつでもできる! だからこそ今を楽しむ!

トシ(和歌山大学/ 開明高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Deakin大学
  • オーストラリア
  • ワ―ナンブール
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私の2回目の留学期間は2月から3月と就職活動のピークでもありました.そのため私は異国の地で必死に研究に励むものの日本での友人の就職活動進捗状況に焦りばかり感じていました.そのことを家族,友人に相談したところ「今しか留学できないよ」「海外で研究できてるなんてそれほど羨ましいことはない」「就活のアピールがしやすい」などたくさんの言葉をもらい,私は私にしかできない今をとことん楽しんで後悔のないようにと切り替えることができました.

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