留学大図鑑 留学大図鑑

生活 365件

現金は小額のみ、カードは複数枚使えるものを!

荻野 紗(東京藝術大学大学院/ )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミラノ工科大学+Genuine Education Network(GEN)
  • イタリア
  • ミラノ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

イタリア周遊中、ジェノバでチケットを買おうとしたらカードが通らない。急いで問い合わせてみるとどうやらカードが上限額に達した模様。 スリが多いイタリアでは現金を持っているのはとても危険なので財布には数ユーロ、次にカードが使えるのは1週間後。 一瞬絶望したのちふと、大家さんからデポジットを返してもらった時の500€紙幣1枚の存在を思い出す。約7万円の紙幣を崩せる場所もなくずっと持ち歩いていたけれど、とうとうこれを使う時が来た。決して治安のよくないジェノバで、移民たちの間をすり抜け、マーケットの主人にこっそり「両替できますか…?」と相談。初めは100€紙幣と持ち掛け、ちゃんと交換してくれそうかお札を確認して、「実は500€なんだけど…」と白状するとこころよく分けてくれた。お礼に少し多めのチップを渡して、札束を服の奥深くのセキュリティポーチに隠しながら、尾行されていないか何度も振り返ってドミトリーまで帰ったあのスリルは、もう一生味わいたくありません…。みなさんもカードの上限額には気を付けて! ちなみに私は渡航時3枚カードを持っていきましたが、イタリアで使えたのは1枚だけでした。原因不明なまま放置したのも今回の失敗、使えなかった時はめんどくさがらずカード会社に確認しましょう。

続きを見る

アフリカって危ないですよね?

日高 大志(筑波大学大学院/ 宮崎県立宮崎大宮高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Al-Akhawayn University in Ifrane(モロッコ)、和心(セネガル)
  • セネガル・モロッコ
  • イフレン・ダカール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

住めば何とか、といいます。そこまでではないですが、先進国で普通に生活しているよりかは、サバイバルに近いような生活上の様々な工夫が必要となります。特にセネガルのような西アフリカの後発発展途上国では観光客がとても少なく、また黒人国家のため、アジア人は特に目立ちます。基本的に市民はフレンドリーですが、夜間は海賊などが出現するため地域によっては適度な警戒心を持っておく必要があります。アフリカだけでなく、日本にいる感覚で生活していると犯罪や事故に巻き込まれる確率は高いと思います。しかし、西アフリカは特に日本人が少なく、留学やインターンで滞在する学生もほとんどいないため、オンリーワンの貴重な経験を積めると思いますし、諸スキルだけでなく、人間的にもものすごく成長できるフィールドだと思います。

続きを見る

移動手段はUberが便利!

河本 聖己(和歌山大学/ 学校法人大阪貿易学院 開明中学校・高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of San Jose(Gosvea, Inc.)
  • アメリカ合衆国
  • サンフランシスコ・シリコンバレー
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

日本の交通機関は、基本的にON TIMEで来ますが、アメリカでは20~30分くらい遅れるのが普通です。学校へは、毎日バス(Valley Transportation Authority)で通学していました。ほぼ毎日、遅刻してしまいました(笑)最終バスに乗り遅れたりすると、ステイ先に帰ることすら出来ません。 そこで、僕はUberを利用しました。Uberとは、タクシーとは異なり一般の市民が、空いている時間に自分の車でタクシーのようなサービス(日本でいう白タク)を行うという画期的なサービスです。支払いは、事前に配車アプリにカードを登録して利用するので、ドライバーと現金をやり取りする必要も無く、また目的地までの料金はアプリで配車前に自動で計算されるので、トラブルを避けることも出来ます。 アメリカでは、タクシーの数よりもUberの方が多いので、いつでも配車できます。

続きを見る

食文化に適応する柔軟さ

竹田 葵(MONASH University Malaysia/ 関東国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Newton Moore Senior High School
  • オーストラリア
  • パース
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

留学中の生活を有意義に過ごすためにも、しっかりと食事をとること、留学した先で食事に適応することは重要なことだと思います。 留学した先々でいただく食事に感謝することはもちろんですが、必要に応じて何が苦手、食べられないのか伝えることも時には必要だと思います。特に食物アレルギーのある方は事前にホストファミリーや留学先に知らせておくことも大切ですが、留学先の言語で正確に自分が何を食べられないのか、自分で情報を相手に伝える備えを自らの安全の為にも、周囲に大きな迷惑をかけない為にもしておくとよいと思います。 ですが先入観などを持って食事をいただく前から避けるのではなく、新しい文化に関わる機会もぜひ楽しんで欲しいとも思います。きっと食事を楽しむことで留学中の有意義な時間を過ごすきっかけになると思います。

続きを見る

現地の人に相談

メイ(青森公立大学/ 青森県立八戸西高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オリンピックカレッジ 調理科
  • アメリカ合衆国
  • ワシントン
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

アメリカでは風邪や発熱などの症状で病院に行く習慣があまりないため、自宅で安静にして風邪治します。私は、留学出発の直前まで日本の病院で入院をしていたこともあり、渡米後はまだ体が弱っていて、体調を崩したり、ひどい風邪をひいて寝込んでしまったことがありました。その時は、友達に良い薬風を教えてもらって、現地の人のように自宅で安静にして治しました。日本で手術をした後だったため、病院にかからないように体には気を付けていましたが、鼻に異常があったときは、耐えられなったため、Argent care というところに行って診てもらいました。普通の病院とは違いましたが、私の持っていたインシュランスを受けてくれる医師がいたため、保険がきいて安い費用で診察してもらうことができました。そして、薬の処方箋をもらい、ドラッグストアで薬を買うこともできました。ですが、ここで払っていてよかったっと持ったのが、学校で勧められるインシュランスでした。この保険のおかげで、$200くらいの薬を半額ほどで購入することが出来ました。また、アメリカの医療保険はどの病院でも適用されるわけではなく、医師によって、その保険が適用されるかされないかが変わってくるため、私がArgent care に行ったときは、診察の予約を取る前に、自分の保険が適用されるか調べるか、病院に問い合わせる必要がありました。  また、私はコンタクトレンズを使用しているため、留学に行った際は、前もって日本でコンタクトレンズを滞在期間分購入して、現地で病院に行ったり、コンタクトレンズを購入したりしなくてもよいように用意していきました。

続きを見る

現地の料理

コウヘイ(東京外国語大学/ 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インドネシア大学人文文化学部インドネシア文学専攻
  • インドネシア
  • ジャカルタ・デポック
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

各国には様々な料理があり、地元で愛されている屋台やレストランなどにいく機会も留学中は多くあると考えられる。しかし、改めて衛生面には細心の注意を払うことをおすすめする。私は、一ヶ月間家の近くにある屋台でご飯を食べて生活していた。一食100円以下で、地元の人との会話を楽しめる素晴らしい場所であった。しかし、一ヶ月後今までに感じたことのない腹痛に襲われ、病院に行った。結果は腸チフスで一週間以上の入院を強いられることになった。衛生面には細心の注意を払い、健康に気をつけながら充実した留学を送って欲しいと思う。

続きを見る

気持ちを強く持つこと

shuji(慶應義塾大学/ 横浜市立横浜国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サンクトペテルブルク国立大学
  • ロシア
  • サンクトペテルブルク
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ロシアで僕の身に降りかかった災いの一つに携帯の盗難がある。 コロナ渦で街がロックダウンし、失業者が増え治安が悪化した。そんな中僕は携帯を盗まれてしまった(2度目)。スーパーにて犯人は僕のポッケから携帯をぬきとり、姿を消した。 警察にいっても捜索してくれないから携帯はあきらめたものの、なんとかして日本の保険を適用させるために紛失証明書のような書類を書いてもらう必要があったため、それだけでも書いてもらおうと警察に行った。 一度目の盗難の時は門前払いされ相手にされなかったが、今回はなんとしてでも紛失証明書を書いてもらおうとおもっていたので、断られても粘り続け、なんとか書いてもらうことができた。 普通は話さえ聞いてもらえないが、掛け合った甲斐があった。 ロシアでは相手に頼み事をして一度断られても、図々しく頼み続けることが大事だ。

続きを見る

新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急帰国: 留学計画の抜本的な変更を余儀なくされる

まるちゃん(筑波大学 大学院/ 日本大学習志野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アフリカ稲センター (Africa Rice セネガルサヘル事務所)
  • セネガル
  • サン・ルイ市
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

世界的な流行を見せている新型コロナウイルス(COVID-19)は、2月を過ぎるとヨーロッパ諸国からアフリカ地域に広がり始めました。以前から医療体制の脆弱性が危惧されていたアフリカでは、新規感染者が一桁台の時点から、感染防止対策を徹底し始めました。セネガルにおいても同様に、新規の入国を拒否⇒空港封鎖⇒港・陸路の国境封鎖⇒非常事態宣言発令⇒州間移動禁止⇒夜間外出禁止という動きが1カ月程度で起きました。 このような状況下で、我が国外務省も邦人の安全な生活が保障でいないと判断し、可及的速やかな帰国を要請しました。そのため、筆者も留学半ばでの緊急帰国を余儀なくされ、大使館が用意したチャーター便と商用便を乗り継いで何とか帰国しました。セネガル出国日は、 本帰国要請が出てから1週間後であり、継続中の調査の整理・引継ぎやアパートや携帯電話の解約、帰国後の研究の進め方に関する書類作成など様々なことを同時並行で進めました。本期間は、睡眠をまともにとった記憶がありませんが、夜中まで大使館と電話で調整をしながら、帰国準備を進めた経験は、筆者の危機対応能力を高めてくれたと確信しています。 また、帰国後は、トビタテ事務局が特例措置として設けて下さった、「オンライン学修での留学継続」への変更申請に取り組みました。本変更申請にあたっては、帰国前に急ピッチで取り組んだ今後の研究作業の進め方に関する、研究機関との取り決め文書が留学継続の根拠資料として大変役立ちました。

続きを見る

物価がとにかく高いノルウェーで生活費を抑える方法

伏谷亮太朗(金沢大学/ 徳島県立城東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ノルウェー科学技術大学・政治科学部
  • ノルウェー
  • トロンヘイム
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

ノルウェーはとにかく物価が高く、その中でも特にお菓子とアルコール類の値段が日本の何倍もかかるので、パーティなどの多い学生生活としては大変でした。 トロンヘイムは学生の街であり、ホームパーティで友達を作ったり仲を深めることがとても多かったです。そんな環境で「パーティも全力で楽しみたい!でもお金も節約したい、、、」という方は、スウェーデンいきの無料シャトルバスがトロンヘイムから出ているのでそれを利用することをお勧めします。多くの学生がその無料シャトルバスを利用してノルウェーの国境を越えた一番近くにあるスウェーデンの大型スーパーで大量の食料やアルコール類を買い込みます。つまり、ノルウェーと比べると物価の低いスウェーデンで買い物をするためだけの無料シャトルバスがトロンヘイムからは出いて、多くの学生が利用していました。今思う不思議な体験です。(笑)

続きを見る

キャッシュカードの利用可能範囲は要確認

佐藤圭(早稲田大学/ 会津若松ザベリオ学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リヨン第3大学
  • フランス
  • リヨン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学中ずっと厄介だったのがキャッシュに関してです。フランスでは成人以上になると銀行口座を作れるのですが、当時その年齢に達していなかったため作ることができませんでした。日本で使っていたキャッシュカード兼クレジットカードで現金を引き出せるだろうから大丈夫、と思っていたのですが私が利用している銀行では数年前から海外で現金の引き出しができないようになっており、それを渡航後に知りました…。銀行によってはキャッシュカードでも海外でお金を引き出すことができないので確認必須です。フランスはカード社会と言われることがあってもキャッシュが必要になることも意外と多いので、現金は常にいくらか持っておくべきですね。私は現金がそこをつくと友人とご飯に行った際は自分がカードで支払って、割り勘するという方法を取っていました。(ただ、そんなお願いをするのはとても心苦しかったです)

続きを見る