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生活 / 治安・安全 116件

被害確率は下げる、そして事後対応の備え

ナオヤ(東京大学/ 都立国立高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CIAT, FEDEARROZ
  • コロンビア
  • イバゲ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

コロンビアと聞くと半分くらいの人が治安のことを心配するので少しだけ。 自分は幸運にも被害に遭わずに帰ってこられましたが、やはり細心の注意と備えは必要だと思います。 危ない時間と場所は避ける、現金は必要最低限に、歩きスマホはしない、道端での勧誘に応じない... 当然ですね。でも、不運にももし事件に巻き込まれたらどうします? 抵抗せずに差し出す、安全圏への経路、緊急用の現金を靴底などに仕込む、事後の連絡先と手段、データや物品のバックアップ... 安全管理は危険を避けることと遭遇時の被害を最小限にすることの両面で準備すべきでしょう。 そのためにも、現地の治安の実態や具体的な対策は専門家に確認しておいてくださいね。

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強盗やスリの被害にあっても、絶対に犯人を追いかけないで!

Susumu Matsumaru(上智大学/ 東京都立墨田川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 教皇庁立ハベリアナ大学 社会科学部 人類学科
  • コロンビア
  • ボゴタ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

近年、コロンビアは治安が改善してきています。ボゴタに住んでいた時も、ほとんど危険な目には遭遇しませんでした。しかしながら、治安の悪い地域があるのも事実です。セントロという歴史地区を友人と歩いていた時に、スリの被害にあったこともあります。実際に強盗やスリの被害にあったときは、絶対に犯人を追いかけるようなことはしないでください。犯人も命を取るリスクはおかしたくないので、抵抗はしないことが大切です。留学保険もあるので、物はある程度保障はされます。でも、命は奪われたら、それで終わりです。被害にあったら、追跡せずに、近くの警察に被害にあったことを報告しましょう。また、事前に治安の悪い地域を、ホームステイの家族や友人らに聞いて、情報収集をしておくことも大事です。また、日本大使館に在留届を出し、メール登録をすれば、現地での治安情報が定期的にメールが送られてくるので、それも活用しましょう。必要以上におびえる必要はありませんが、日本と同じ気持ちで生活するのではなく、事前の危機管理をしっかりとすることが必要です。

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日本より安全な国はたくさんある

えんどぅー( 神戸市立工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イギリス
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私が留学する祭、よく治安を心配されました。しかし、留学中に日本のニュースなどを見ていると、自然災害をよく目にしました。日本は確かに治安は世界的にも特に良いと思いましたが、自然災害の数は逆に世界でもトップクラスです。みんな留学となると治安ばかりで自然災害へのリスクを考慮できていないと思いました。日本にいれば治安面では問題ないかもしれませんが自然災害の面ではかなり注意しなければなりません。逆に海外の場合、治安面ではかなりの注意が必要ではありますが、日本ほど自然災害に対して注意しなければならない地域は少ないと思います。だから、私から留学の祭に治安を心配される方に対して、「治安+自然災害」の危険度を考えて留学先を考えられると案外日本と危険度が変わらないかもしれません。実際に私が行ったロンドンでは治安はそこまで悪くなく、自然災害がほとんど起こらず、真夏でも過ごしやすい気候を考えると日本よりも安全ではないかと思いました。

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心の安全確保の方法

ジャイアン(松江工業高等専門学校/ 松江工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Temasek Polytechnic
  • シンガポール
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学をすると当然ですが、日本語が通じる環境でないことがほとんどだと思います。シンガポールに滞在していた半年の間、毎日耳にする言葉は英語か中国語で始めのうちはそれがもの凄くストレスでした。よく聞き取れない上に自分の意見をうまく言うことができないことが原因で、トラブルに巻き込まれたり、ミスをしてしまったりが続くことで、うまくやることができない自分がどんどん嫌いになってしまいました。大げさではなく、死んでしまえば楽かもとフッと思い浮かぶこともありました。そんな時に日本の友達が連絡をくれ、久しぶりに日本語で会話をしました。私の悩みをしっかりと聞き、気にかけてくれたおかげで落ち着くことができました。その電話から自分の生活にメリハリをつける方法を模索し始め、その結果、平日はインターンなどで英語で会話をし、休日は日本人のコミュニティに参加をし日本語で会話をすることでストレスを溜めすぎることなく生活ができるようになりました。 この経験から私がこれから留学したい人に向けて伝えたいことは二つです。まず一つ目に日本人の友達を大切にしてください。自分がナーバスになっている時に自分の話を聞いてくれる友達がいるととても心強いです。また、日本で起きた自分の知らなかった情報を伝えてくれることもあり、それが自身の計画に役立つきっかけになるかもしれません。二つ目は日本人コミュニティに参加してください。たまに、「海外に行って語学力を向上させたいので留学中日本語は一切使いません。」という人がいます。自分もそのような考えを持っていました。しかし、海外で活躍されている日本人の方は優秀な方が多く面白い話を聞くことができたり、日本人向けの飲食店やスポットなどを教えてくれたりと自分の留学生活をより良いものにしてくれると思います。

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現地人になる!

わかな(金沢大学/ 関西大倉高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • プロジェクトアブロード、SPICE UP LANKA CORPORATION LIMITED
  • スリランカ
  • コロンボ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

旅行者のようにキョロキョロしていたり、旅行者の雰囲気を出すとスリにあったりぼったくられたりするので、いかに現地人のように振る舞うかが大切です。ここの国のこと知ってますよ〜といった感じで当たり前のようにやり過ごしているとスリにあったりぼったくりのあったりすることはありません!ちなみに私は8ヶ月間何も危険な目にあいませんでした!

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手元にあるのに、クレジットカードを不正利用されました...

しんぼ(東京工業大学 生命理工学院/ 都立桜修館中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アーヘン工科大学 医学部神経病理学科
  • ドイツ
  • アーヘン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

これは留学中ではなく帰国後に起こりましたが、クレジットカードが手元にあるのに、行っていないはずのインドネシアでキャッシングの不正利用が起こりました。おそらく、海外での旅行中にスキミングなどでカード情報を読み取られ、暗証番号も盗み見などされたのだと思います。クレジットカード会社に連絡してカードを変更し、不正利用された金額も補償されました。 暗証番号を盗み見られないよう気をつけたり、スキミングの対策をしたりするのはもちろんですが、カードの利用がすぐにわかるような設定にしておくことをおすすめします。私の場合は、1000円以上のカード利用があるとすぐにメールが届く設定になっています。これのおかげで気づけました。もしメールが来ていなかったら、被害額はもっと大きかったかもしれませんし、カード会社に補償してもらえたかわかりません。

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備えあれば憂いなし

あや(東京医科歯科大学、長崎大学/ さいたま市立浦和高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • WHO Headquarters、Kenya Medical Research Institute、SARAYA East Africa Co., Ltd.
  • ウガンダ・ケニア・スイス
  • カンパラ・ビタ・ジュネーブ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

アフリカというと、治安や衛生面を不安に感じる方も多いかと思います。しかし、現地に詳しい日本人に危険な場所等を事前に確認したり、必要な予防接種を調べ、用意していったりと、準備を念入りにすれば危ない目にあうことも防ぐことができると思います。実際に私は、7か月の留学中に、一度も危険な目にあったり、体調を崩すことはありませんでした。

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あらゆる手を尽くす

田口咲樹(東京工業大学 大学院/ 女子学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミラノ工科大学 建築学科
  • イタリア
  • ミラノ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

渡航直後に、履修しているスタジオのスクールトリップが予定されていました。 イタリアから国外に出る際には滞在許可証がないと空港などで捕まってしまい、出入国できなくなる可能性があったのですが、まだ滞在許可証が発行されていなかったためどうすればその旅行に参加できるか必死で模索することになりました。他の国からの留学生や、日本人学生、インターネット、ミラノにある日本国総領事、移民局に様々な手段で問い合わせました。特に、滞在許可証を発行する機関である移民局には毎日のように足を運び、ろくに喋れないイタリア語や翻訳ツールを使いながら職員の方と交渉し、臨時の滞在許可証を発行してもらう一歩手前まで手続きを進めました。職員の方もイレギュラーな手続きには慣れておらず、基本的に余計なことはしたくないのでなかなか手続きを進めようとしてくれなかったので、最初は戸惑いました。粘り強く交渉する中で、時には声を荒げたりしないと向こうの人も本気で動いてくれないと知り、強く主張する重要性を痛感しました。 結局、最後の最後で臨時の滞在許可証はどうしても新規では発行できないと言われ、なくても出入国できるという職員の説明に屈してしまったのですが、できる限りのことはしたと思っています。無事スクールトリップには参加し、イタリアを出て戻ってこれたので良かったです。

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安全さに油断しない

Rio(法政大学/ 日本大学藤沢高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • レイクヘッド大学・キラーニーセカンダリー
  • カナダ
  • サンダーベイ・バンクーバー
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

カナダは治安が良くて犯罪も少なく、特にバンクーバーは住みやすい街として有名なほどです。実際に何不自由なく留学生活を送ることができましたが、だからこそ無防備になりやすいとも言えます。警戒しすぎては人と関係を築きにくくなってしまうとはいえ、どんなに安全でも気を抜かないようにしましょう。

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途上国であることを忘れない

櫻田 康太(東京藝術大学大学院/ 日本大学付属藤沢高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 建築設計事務所Tropical Space
  • ベトナム
  • ホーチミン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ベトナムに滞在して数ヶ月たつと、周囲の友人や職場での同僚などは非常に親切なので、気が緩んでしまい、1月には続けて2回盗難にあった。1度目は、事務所の外廊下にある下駄箱に入れた靴を置き引きされた。2度目は路上の屋台で友人と食事中にバイクで背後から迫られiPhoneをひったくられた。被害をうけたことはしょうがないことではあるが防げた部分もあると思う。やはり途上国に滞在している以上は、現地の人から、「外国人は先進国から来ていて、お金持ちである。」といった印象をもたれることを意識して生活をしなければならないと強く感じた。

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