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生活 / 治安・安全 117件

留学後の自宅検疫での体調不良について

佐藤雅(長岡技術科学大学大学院/ 独立行政法人国立高等専門学校機構 長岡工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ニュルンベルク工科大学情報処理研究室
  • ドイツ
  • ニュルンベルク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

同じ状況になったときに自分と同じ精神状態にならないようにするための方法がみつかることを祈って記します。 ご存知の通り、私と同時期に留学していた学生の多くが留学期間中に帰国を余儀なくされ、留学を中断し諸手続きに追われ大変な思いをして日本に帰ってくることとなりました。 私は4月1日に帰国予定だったため、幸いにも留学計画に大きな変更はありませんでしたが、役所で手続きをしなければならないのにもかかわらず役所が閉鎖されていたり、学校との連絡が取りにくくなったり、飛行機があるのか不確定だったりと困難がありました。また、ドイツにいたころに夕食や昼飯をほとんど友達と食べて居たり、研究も同僚と行っていた影響で、孤独に対する耐性が低くなっていました。また、渡独するときに、研究とロボカップで死にそうだった生活から解放される!という気持ちでいた上に、日本から良い情報がないと感じていたため、日本に帰ること自体に対する負の印象がありました。 そのような状況で帰国、2週間の自宅検疫を行い、16日間窓から山と田んぼしか見えない自分のアパートの部屋で一人で過ごしていました。そのときの日記を見返すと、初日から体内時計の乱れによる不眠に苦しみ、5日目にはいるはずのない人がドアを閉めるとその向こうにいるかのように、また、世界にもう誰もいないんじゃないかと感じていました。 私はとても消耗しました。 そんなときに自分の健康を保ってくれたのが友達が買ってきてくれた菓子と友達との通話でした。砂糖の効果は想像以上で、やはり生物としての根幹の幸せを感じることが不幸に対する最も優秀な対処法なのだと思いました。また、友達と話すことで自分を取り戻すような感覚がありました。一度体調が戻ると、有意義な生活をしようと映画を見てドイツ語を勉強して、目が疲れたら窓の外を眺めるという優雅な生活ができました。

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カード会社、実家、ステイ先の家族の協力

Yuka(早稲田大学/ 御所野学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オレゴン大学経済学部
  • アメリカ合衆国
  • ユージーン・ロサンゼルス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

クレジットカードをスキミング(空港などで情報を盗まれる)されたため、カードは手元にあるもののカード情報が盗まれ、カードが使えなくなった。しかも2ヶ月間の旅行真っ只中で、かつメインカードだった。留学中は現金ではなくカードを中心に生活していたため、非常に困った。 日本にあるカード会社による国際対応はできなかったため、両親を通しカード停止・再発行の手続きをしてもらった。次に再発行カードを実家に送ってもらい、そこから旅行でステイ中のルームメイトの実家にカードを再配送してもらった。トータルで手続きに1ヶ月ほどかかってしまったが、周りの協力のおかげで、やっと普段通りの生活に戻ることができた。

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はやい段階で現地において信頼できる人間を探す

Mayu Kawamura(昭和女子大学/ 國學院大學久我山高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Royal University of Phnom Penh Institute of Foreign Languages Department of Japanese, UN-Forum
  • カンボジア・シンガポール・タイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・ラオス・アラブ首長国連邦・ルワンダ共和国
  • プノンペン・キガリ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

渡航後は、年の近いカンボジア人(日本語または英語ができる)と積極的に交流をし、現地の情報を得るようにしました。疑問なこと(現地での生活の仕方、都市の危険地帯、美味しい物やお勧め観光地、市場での値段交渉まで 笑)はやっぱり信頼できる現地の人に聞くのが一番です!

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アマゾンで充実した生活を送るために

山崎咲果(信州大学/ 名古屋市立名東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad タリカヤ自然保護区
  • ペルー
  • プエルト・マルドナド
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

アマゾンには感染症を運ぶ蚊やどう猛な野生動物がたくさんいますから、しっかりとした対策を心がけました。 ・必要な予防接種を日本で受けておく! ・滞在中はマラリアの予防薬を飲む! ・基本長袖長ズボン+虫除けスプレーで行動する! ・寝るときは必ず蚊帳の中で! ・散策にはマチェテ必須! ・むやみに水辺を歩かない! あと、 ・夜道をライトなしで歩かない! これは過去の自分への急告ですが、夜にスマホのライト一つで熱帯雨林を歩いていた結果恐ろしい目に遭ったので…気をつけてください。

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虫刺され対策

ユウカ( 宇都宮海星女子学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • projects abroad
  • ベリーズ
  • プラセンシア
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

ベリーズでは腕や足など計50か所ほど虫に刺されました。私は、虫よけシートをいくつか持っていきましたが、全く効果がありませんでした。特にサンドフライという虫は1mmサイズであるにもかかわらず、激しい痒みをもたらし、噛まれた場所は大きく腫れました。 その時は、同じボランティア仲間が強力な虫よけスプレーを持っていたので、借りて過ごしました。また、近くにドラッグストアがあったので、症状を話し、薬を購入しました。そして、刺された日のうちに、薬を塗ったので、痒くて寝れないということはありませんでした。しかし、留学から半年経った今でも、その刺された跡が残っているほどです。

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薄い布

野村紗里( 小倉高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • El Tortugario Ecologico
  • メキシコ
  • クユトラン
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

滞在中もっとも悩みの種となったのは、蚊でした。虫よけスプレーは持っていていたのですが、ほとんどといっていいほど効果がありませんでした。滞在場所にプールがあり、夕方にはスコールがよく降っていたからか、とくに夕方の蚊の量にはうんざりするほどでした。そこで私がとった対策は、寝るときに顔にうすい布を巻き巻きにして、自分の周辺、服、ハンモックに虫よけスプレーをすることでした(もちろん寝る時の服は長袖長ズボン)。効果があったかといわれると、なくはなかったというかんじです。もし、蚊が多いと思われる場所に行くときは、オーガニックっぽい虫よけスプレーではなく、がっつり化学製品っぽい虫よけスプレーを持っていくことをお勧めします。

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安全のためには適度な出費を!

エイカ(大分大学/ 大分県立大分上野丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マンチェスター大学, 株式会社Girls, be Ambitious
  • フィリピン・イギリス
  • マンチェスター・タリサイ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私がフィリピンで滞在していたところは、日本人もほぼおらずあまり治安がよくなかったのだが、あまりお金を使いすぎたくないという理由から(夜は歩いていないが)よく一人で歩いていた。そのせいで何度か本当に危ない目に遭いそうになった。治安のあまりよくない場所にこれからいかれる方は、安全面のためならお金を出し渋らないでほしい。

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もはや、どの国でも危険度は同じ!

ゆかり(亜細亜大学/ 都立豊島高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • UNAM大学CEPE
  • メキシコ
  • メキシコシティ・ロサンゼルス
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

メキシコときくと危険、治安が悪い、麻薬といったイメージが思い浮かぶと思う。やっぱり日本に比べると治安は明らかに悪い。しかし、自分の危機管理能力次第によって快適に暮らせると思う。携帯や貴重品の管理や服装、危険な場所や時間帯を知ることで私は安全に過ごすことができたし、自分の危機管理能力がかなり高くなったと感じる。もはや日本国内にいても犯罪に巻き込まれる可能性もあるし、日本から一歩から出たら尚更自分で自分を守るしかないから、どこにいても同じ!自分は自分で守る知識を持って行動すれば、そこまで心配する必要なし!

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貴重品は本当に肌身離さず,密着させる.

yumyum(東京海洋大学大学院/ 千葉県立千葉西高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィーン工科大学交通研究所,Almec corporation
  • ベトナム・オーストリア
  • ウィーン・ホーチミン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

海外旅行,特にバックパッカースタイルの旅行では,貴重品の管理は命の安全管理の次に重要です.私は留学中の旅行では,欧州の各国をリュックひとつで移動していました.貴重品は,かさばらない腰巻ポーチにパスポートと財布を,コンパクトカメラはリュックの奥底にいれ,着替えを入れたナイロンバックで蓋をするようにしました.PCはケースに入れたものをリュックの背中側にしっかりとおさめました.季節が冬だったこともあり,脱着のしやすいジップ式の服で重ね着をして腰巻ポーチのセキュリティを高くします.欧州ではやはり我々は小柄に見えますので,重ね着は体を太く大きく見せる効果もあると思います,これは自己満足でもありますが(笑).弱そうだと目を付けられかねないので,筋トレもしていました. アジアの場合は気温が高く,なかなか貴重品を服で隠せません.私は予備のお金をいれた靴下でサンダルを履いていました.物価水準を理解しておくことも必要だと思います.市場やタクシーで大金を見せかねないので(私はかつてベトナムで,桁を間違えてタクシーの運賃を払ってしまいました.相手はいちいち教えてくれはしません),必要なお金だけをポケットに入れ,予備のお金は靴下です.

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事件解決で繋がった留学生の和

しょーちゃん(長岡技術科学大学/ 新潟県立巻高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リモージュ大学SPCTS研究所
  • フランス
  • リモージュ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

フランスへの留学が決まった時点で、現地の先生にお願いして学生寮を手配していただいた。到着後すぐに手続していただくことができ、問題なく寮での暮らしを始めることができた。しかし、私が滞在している2か月の間に”事件”がたくさん起こった。大きな事件は2つで、1週間立て続けに起こった停電と、共同洗濯機の故障と水漏れ。最も問題だったことは、それを対処してくれるはずの管理人さんが、フランス語しかわからない事だった。私と同じ建物内に住んでいたのは、みな留学生で英語はできてもフランス語は・・・。毎回原因が分からず何に気を付けたらいいのかわからずに終わっていたけれど、こんなふうに事件が起こってくれたことで、留学生同士の和が広がった。そのおかげで、生活への負担はなくなった。

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