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留学先探し 367件

一見システム上取れなさそうな授業をとる方法

妹尾 歩(京都大学/ 京都府立園部高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ワシントン大学
  • アメリカ合衆国
  • シアトル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は学部交換留学生でしたが、大学院の授業や現地の卒業研究に相当するような授業、またプレリクイジット(取っとかないといけない科目)を満たしていない授業を履修しました。これらの授業は、大学の履修登録システム的には履修不可能に見えます。しかし、その授業担当の学部の教務に直接メールをすれば意外と履修可能ということがあるのです。例えば、私が大学院の授業を取った時は、学部の教務に取りたいとメールすると、「担当教授がいいならいいよ」という返事が来ました。その後その教授に自分の日本での履修科目などの説明を送ることで、無事に履修することができました。上回生向けの実験の授業を取ったときは、上回生優先だからとれるかわからないと言われつつ、ウェイティングリストに名前を乗せてもらった結果、履修することができました。何か取りたい授業があるならばなるべく早い段階でとりあえず教務に尋ねてみるのが最善かもしれません。  

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実践活動先決定に際して

大園 咲奈(九州大学/ 福岡県立小倉高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北アリゾナ大学理学部天文学科
  • アメリカ合衆国
  • フラッグスタッフ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

コロナが蔓延しつつあったという影響から、結果として留学先の大学外部での実践活動先を見つけることは出来なかったのですが、探す過程でアメリカで有効な実践活動先を見つけるためのツールを知ることができたので、それを3つ共有したいと思います。 1つ目にIAESTE JAPANの利用です。IAESTE (イアエステ) は理系全般を専攻する学生の海外インターンシップを推進している、世界最大級のインターンシップ斡旋組織です。IAESTE利用には選考に合格する必要があるため、留学前に準備をしておく必要がありますが、自分が学びたい領域で質の高いインターンシップ先を確実に確保するためには素晴らしい手段だと思います。 2つ目にLinked-Inの利用です。Linked-Inとはアメリカ生まれのSNSで、ビジネス目的で利用されています。アメリカでは多くの人が利用しており、現地の友人の多くがLinked-Inで繋がりを持った企業の方との縁で就職先を決定していました。実際に私も、コロナ禍でなければインターンの機会を頂けたのではないかというご縁を複数、Linked-Inで持つことができました。 最後に手段を選ばずに積極的に行動することです。応募用フォームから応募に臨んでも、理系インターンの多くには「アメリカ国籍の」、や「正規の(留学生でない)学生」といった規定が多く、応募できるものは限られていました。その中でコロナ禍でなければ機会を頂けたかもしれないというご縁を頂けた方法が主に2つありました。1つは授業や研究室の教授の紹介で、もう一つは自分から電話した研究機関とfacebookのメッセンジャーでやりとりをして下さった他大学の教授の研究室です。留学生として実践活動先を見つけるという難しい状況を乗り越えるためには、正規ルート以外の道にも積極的に挑戦することが大切だと感じました。

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めげない。あきらめない。

田村響平(帯広畜産大学/ 新潟高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CROSS×ROAD(フィリピン)、Wildlife Friends Foundation Thailand(タイ)、Colobus Conservation(ケニア)、Belize Bird Rescue(ベリーズ)
  • タイ・フィリピン・ベリーズ・ケニア
  • セブ、チャアム、モンバサ、ベルモパン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学先が4カ所だったので受け入れ先を探すのが今回の留学で最も困難なことでした。英語で検索して色んな施設のホームページを見ました。自分の条件にあう施設を探すのは骨が折れました。良さそうなところが見つかり、メールを送っても返信が無いこともしばしばあり本当に留学計画を作れるのだろうかと何度も思いました。特につらかったのは行くことが決まっていた施設と突然連絡が取れなくなったことです。CVなども大学の先生に添削してもらいしっかりと準備していたので悔しかったのですが、1番の問題はそこに6か月滞在予定であったことです。留学計画に6か月の大きな「穴」が空いてしまい、それから必死になって他の施設を探して何とか計画を作り上げることができました。トビタテは自分で留学計画を作るので、受け入れ先を見つけるのが非常に大変だと思いますが、どんなに断られてもめげずに、最後まであきらめないでください。

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相談する!

ありさ(東京外国語大学/ 千葉県立東葛飾高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • キエフ国立大学
  • ウクライナ
  • キエフ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は、国(ウクライナ キエフ)とテーマ(人道支援)を決めた後に、実際に留学する大学や生活する住居について考え始めました。東京外国語大学にはキエフへの交換留学はなく、毎年約60人もの学生をロシア語専攻として採るにもかかわらず、キエフ留学の情報は教授に相談してもあまり得られませんでした。そこで、私は「キエフ」に関わる人を1人紹介してもらい、また1人将来してもらい、と留学前に人脈と情報を増やしていきました。そうしているうちに、書類をウクライナ語にしてくれるエージェントが見つかり、上智大学の先輩がホームステイ先を紹介して下さり、筑波大学のキエフ国立大学に交換留学をした先輩や、キエフについてから学部長に交渉して3か月授業を取ったという先輩の話を伺うことができ、「キエフ国立大学に入学する」という前例のない留学計画が実現可能性を帯びてきました。自分の中に、「これは絶対」というものを定め、諦めずにコツコツと進めて、精神的に負けなければ、実現できるということを体で学んだ経験でした。

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留学先の見つけ方

宮地貴士(秋田大学/ 順天高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 世界保健機関、Makeni Ecumenical Centre(ザンビア現地のNGO)
  • フィリピン・ザンビア
  • フィリピン・マニラ、ザンビア
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

実際に現地に行きたいと思っても受け入れ先となってくれる機関を見つけるのはなかなか大変だと思います。私の場合は、大学1年生の時に開始したFacebookでなんとなしに友達申請した現地で働く医師がたまたま友達申請を承認してくれたことが出会いのきっかけでした。当時は友達申請してあいさつ文を送る、などの当たり前なこともできていませんでしたが、相手がクラウドファンディングのキャンペーン中だったために、つながりが生まれました。何が起きるかわかりません。ぜひ、気軽にSNSでコンタクト取ってみましょう。

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斡旋会社頼る

Dean(高崎経済大学/ 高崎経済大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Alacarte Danang Beach, Avalon Courtyard Hotel, Siam Journey Guesthouse
  • インド・タイ・ベトナム
  • ダナン・ニューデリー・バンコク
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私はインドとタイのインターン先を探すのに斡旋会社を仲介しました。 費用は少しかさみますが早く見つけたいなら楽です。 利用したのはAHRという台湾の会社。 ベトナムは知人に仲介してもらいました。 出発3週間前とかなのでビザの手配などものすごく大変でした。 ビザ取れてのは2日前とかです。 受け入れ先にもやることはたくさんあるので最低でも1ヵ月前には確定してビザのことなど連絡を取り合った方がいいです。時間の概念も国によって違うので。 ただ、今思えば都市さえ決めておけばお金使わず簡単に見つけられると思います。 この留学図鑑使うのもいいしFBやインスタその都市に住んでる人探してにコンタクトとるのもありです。

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自分は何者?常に自分自身に問いかけ、行動すること。

中澤樹(関西学院大学/ 山口県立大津緑洋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Sarawak Tourism Board(STB)
  • マレーシア
  • サラワク州クチン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私が行ったのは海外インターン。仕事を行なっていたのですが、思うようにうまく進まなかったり、現地の方からすると外国人の私に任せられる仕事は、ごくわずか。その中で、どのようにして、自身のモチベーションを維持するか、信頼関係を構築し、仕事を遂行するかは私にとって大きな課題であり、困難でした。だからこそ、インターン生なら、常に120点の評価をいただけるように!と思い、周囲に気を配り、自らすすんで仕事を行っていました。すると、徐々に仕事への責任や重要度も増し、最終的には、インターン先が企画運営する音楽祭のパフォーマーのフライトスケジュールの調整や会計資料等の作成に携わらせていただくことができました。また、展示会等では、サラワク州についてのプロモーションを行うことができ、「You are good Sarawakian Japanese」と言葉をいただくことまでできました。

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渡航直後に取り消し!?からの必死のインターンシップ探し

Haruna (獨協大学/ 埼玉県立蕨高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベルリン自由大学
  • ドイツ
  • ベルリン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は渡航前から現地のスタートアップ1社と連絡を取っており、現地到着後に面接をする予定だった。しかし到着後、その企業から「定員がいっぱいになってしまったので今回の話はなしにしてくれ」と連絡が。 どうしてもインターンシップをしたかった私は、meet upやeventbriteといったサイトを利用して自分の専門テーマに関するイベントに片っ端から参加し、同じイベントに参加している人や主催者に「○○といったことを専門としたインターンシップをやりたいが、あなたの会社でできますか?」と聞きまわった。 その結果今回インターンシップをした企業のCO-founderと出会うことができ、面接やtrialを通して結果採用してもらえることができた。 その当時はまだあまりLinkedInによるインターンシップの求人はなかったためこのような手探り状態だったが、もし今後ドイツでインターンシップを考えている人はぜひLinkedInを利用してみてほしい。(現在はインターンシップの求人情報もかなり多く掲載されているので…)

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世界では、修士課程と博士課程の認識の違いは大きい!

重政海都(横浜国立大学大学院/ 都立青山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ユーリヒ総合研究機構(Institute of Energy and Climate Research)
  • ドイツ
  • ヴェストファーレン州
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私が留学受け入れ先として決定した国立研究所では、修士課程でのインターンシップでは必要なものがとにかく多く、それらをそろえるところで手続きが滞っていた時間が長かったです。例えば、① 現地の大学での学生証(現地で認められた学生でないと研究をするインターン生としては受け入れてもらえない)、② 現地大学での受け入れ先研究室(手続き上、現地の大学からの派遣という形をとらないと受け入れてもらえない)、③ 研究所での受け入れ先研究室(修士課程の学生は博士課程のアドバイザーがいないと研究ができない)、などなど。 なかなか手続きが進まない中、”博士課程学生としていくのはどうか?”という提案をしたところ、二つ返事でOKをもらうことができました。”研究遂行能力”という観点で、修士/博士課程の認識の違いを目の当たりにした瞬間でした。日本では気づきにくいこの認識の違いは、海外に出た瞬間に当たり前ではないということを多くの人に伝えたいです。

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自分の目的を何度もアピール

前野(東京都立大学大学院/ 市川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マラヤ大学 医学部 熱帯感染症研究センター
  • マレーシア
  • クアラルンプール
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

異分野の医学部に留学したため,周りの人達は私が何をしたいのか全く理解できないところからのスタートでした.その中でも自分の目的を文章や資料に落とし込み,関係者へメールなどで何度も伝えることでミーティングやシンポジウムへのお誘いが来る様になり,現地での活動も充実した.活動の目的は自分の中にしかないので,誰かが助けてくれることは期待せず,そして煙たがられることすら気にせず積極的に発信をすると良いと思います.

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