常に周りに視野を向け続けること
たつさん(関西学院大学/ 関西学院大学高等部)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- Philippine Business for Social Progress
- フィリピン
- マニラ
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
5ヵ月間という短期間でのCSVプロジェクトの実施は非常に難しく、フィリピンと日本との時間軸の違いをもっと鑑みてプロジェクトを進めていくべきだと感じました。 フィリピンではクリスマスシーズンが9月終わりごろからはじまり、12月頃になると特に政府関係機関は年間の総括を行うために業務をストップさせるという習慣があります。私が作成したヨコハマタイヤとのCSVビジネスでは政府関連機関に当初靴づくりのノウハウをターゲットの貧困コミュニティーに教えさせる予定でした。しかし、この特有の慣習のせいでプロジェクトはなかなか進められずにプロポーザル作成・企業への提出までで5ヵ月の業務を終えてしまったため、こういった慣習をもっと学んだうえでプロジェクトの進捗段階を決定するべきだと感じました。 ただ、私はこの状況を打開するべく行ったことは、民間機関に靴づくりのトレーニングを委託する、つまり「常に周りに視野を向け続ける」ということでした。もちろん、自身が考案しNGO・企業に受け入れてもらったプロジェクトだったのであきらめたくないという気持ちもあったのですが、貧困コミュニティーの生活改善に貢献しなければならないという責任感を持ったおかげで視野を周りに向け続けることが出来ました。現在、何機関か候補が挙げたので各機関と交渉を進めてもらい、合意してくださる機関があれば自分のプロジェクトは実施される予定です。 課題の解決法、それを手法で表すということは難しいですが、常に自分の行動が短期的に、中・長期的にどうなっていくのか考え続けることがひとつの解決法ではないかなと思います。
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