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周囲の説得 110件

応戦せざるを得ない状況を創り出す

国境なき営業ウーマン!(法政大学/ 千葉県立佐倉高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Africa Incubator Ltd., Kansai Plascon Ltd., Toyota Uganda Ltd.
  • ウガンダ
  • カンパラ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

反面教師感は否めないが、こんな解決方法もあるよ、ということでご笑覧ください。 両親は、新婚旅行でしか海外(しかも欧米諸国のみしか)に行ったことがない、ごくごく普通のサラリーマンと学校の先生。中流階級なので「夏休みにハワイ~」なんて程遠く、「夏休みは新潟で川遊び~カブトムシ獲り~」がデフォルトだった。そんな家族で育った私だけが海外志向が強く、1年生のとき大学の科目で初めての海外としてイギリスに行き(2週間)、旅行でイタリアに行き(1週間)、その翌年はゼミの研修でインドへ行き(3週間)、そのまた翌年はまたゼミの研修で東南アジアへ(1か月)、、どんどん世界にトビタツ様子を、両親は複雑な心境で見守っていたようだ。 そんな中、いよいよ「アフリカにどうしても学生時代に行きたい」という夢が目標に変わってきた私。「どうせ反対される」「応援してもらえない」と思った為、私は”応援せざるを得ない状況”を創り出すことにした。現地での計画は、大学の国際課の方々やインターン先、ゼミの仲間たちに相談し、エクセルファイルにすべてまとめた。資金面では、トビタテ留学JAPAN!日本代表プログラムの第6期新興国コースに合格。そのほかにも、予防接種も、海外保険も、買い出しも航空券の手配も全部自分でやって、出発のなんと3週間前に、ようやく両親に報告した。それはそれは驚いていて、困惑させてしまったのは反省すべき点であるとは思う。でも、娘のそこまでの覚悟と、完璧な準備を前に、「それはもう、、、行くしかないじゃないの。苦笑」と呆れながらも承知してくれた。 出発の日まで、日本らしい食事を用意してくれたり、父も残りの買い出しをついてきてくれたり、弟も「アフリカ行くの!?笑」「ウガンダどこだよ笑」とか関心持ち始めてくれた。最終的に、空港では、家族とゼミの仲間に見送られての出発となった。

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熱意

ゆりえ( 大妻高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • プロジェクトアブロード
  • 南アフリカ
  • ケープタウン
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

母はネットで南アフリカの治安のこと等、インターネットで調べては心配し、他の国を選択するよう私を説得しようとしました。それでも熱意を持って説得し、現地スタッフが常に同行し、サポートしてくれるエージェントを選び、説明会に一緒に足を運んだりして今回の南アフリカ留学を実現させました。どこの国に行っても「絶対に安全」だとは言い切れないため、どこの国に行っても同じだと伝えました。

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強い自分の気持ちを伝える。

あやか( 関西学院千里国際高等部)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 関西学院千里国際高等部
  • タンザニア
  • タンザニア・アルーシャ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

アフリカに行きたいと言った時、なぜアメリカやイギリスではないのか、お金を払うのであれば英語力を伸ばすための留学の方が良いのではないか、危ないのではないか、連絡はどのように取るのか、病気にならないか、治安は悪くないのかなど私を心配するゆえにたくさんの壁が立ちはだかりました。 しかし、小学校の4年生から強く抱き続けていた気持ちであること、本当の現状をこの目で見たいということ、アメリカやイギリスなら決心すれば大学でもいけると感じたこと、今アフリカに行くことによって私の気持ちや今後の進路が大きく変わるかもしれないこと、安全面などのリサーチも全て含め、丁寧に説明しました。 すると、あなたがやりたいことをやりなさい、と心配しながらも背中を押してくれてアフリカへの留学が決まりました。自分の強い気持ちを素直に伝えようとすれば、両親は承諾してくれました。

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自分で計画し、それを声にすることの大切さ

國分悠菜( 福島工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • フィリピン
  • ボゴシティ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

 私は小学生の頃から、テレビや雑誌で見る海外での生活や外国の文化に興味を持っていました。私の住んでいる地区では、中学生15人が毎年夏に、アメリカで2週間のホームステイやキャンプを実施するという町が支援するプログラムがありました。私は小学生の頃からの海外への憧れもあり、それに参加したいと両親に伝えましたが、話すらろくに聞いてもらえずに、反対されました。私はその時、お金の工面が大変なのだろうと考えていました。しかし、高校生になってトビタテに応募したいと伝えたところ、どんなプログラムで何をしたいのかを真剣に聞いてくれました。もちろん初めは良い反応ではありませんでしたが、自分が将来の夢のためにボランティア留学をしたいという強い思いと、現地で実際に何をするのか、何を学びたいのかという細かいところまで、はっきりと自分の言葉で伝え続けたところ、「そんなにやりたいことがあるなら、やってみればいい。」と言ってもらえました。その時に私が感じたのは、中学生の頃に両親が反対したのは、お金の工面ではなく、私の留学への気持ちがはっきりしていなかったからだということです。遊びに行くような甘い気持ちで挑戦できることではないと分かって欲しかったのではないかなと感じました。私の両親は、トビタテのように自分で計画して、それを国や企業の方が評価して採用されて、初めて留学が出来るというところに魅力を感じたのではないかと思います。私はこの経験から、いくら親子でも、言葉にしなくては伝わらないものも沢山あるということや、大切なのは自分の留学への思いや、綿密な計画性をはっきりと自分の言葉で伝えること、口に出すことだと改めて気付くことが出来ました。

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とにかく熱意!

かんだみき( 共立女子第二高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • selenat孤児院
  • エチオピア
  • アディスアベバ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

何に関しても、熱意がなければ始まりません。 どんなに親に反対されたとしても、怯まずに立ち向かいましょう。 自分の意志をしっかり伝えれば理解してくれるはずです。 熱意さえあれば、最終的にはなんとかなります。

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治安が悪いと言われている場所への留学

はたやん/マーヘル(明治学院大学/ 茨城県水城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シリア人支援団体サダーカ インターンシップ
  • ヨルダン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は中東地域への留学でしたので、親からは最初はとても反対されました。しかしながら、ヨルダンの治安は周辺国よりも格段に安定していましたし、事件が少ないこともわかっていました。一つ大きな判断基準として、青年海外協力隊の有無が治安基準として推し量る材料に使うことができます。JICAの協力隊が派遣されている場所は、一定の治安が確保されている場所です。もし、治安面について説得したい場合は、ぜひその判断材料としてご活用ください。

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留学先の情報をしっかり伝える

Rina(武蔵野大学大学院/ 静岡県立藤枝東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コンケン大学製剤学研究室
  • タイ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学先がタイということで、両親は生活環境に不安を抱いていました。 私自身、タイの生活環境には不安がありました。そこで、現地の学生さんにお願いして大学や寮の写真を送って貰ったり、大学紹介の動画を見たりして、両親に留学先の情報を伝えました。 自分だけでなく、サポートしてくれる周囲の方々の不安を少しでも取り除けるように努めました。

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欧米人とアジア人との付き合い方

なかさん(香川大学/ 香川県立高松高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハルムスタッド大学
  • スウェーデン
  • ハルムスタッド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

どんなコミュニティーにも、マイノリティとマジョリティがあり、人種の場合、どうしても同じ母国語で話すことは楽だから、同じ人種で固まってしまう。スウェーデンでの留学生の場合は、ドイツ人や中国人が多くそれぞれが固まってしまっており、お互いのグループがお互いのグループを怖がっていた。こうした状況で、私もまたはじめのうちは、グループを怖がってしまっていたが、一対一で話すことで、不安は解消した。はじめに感じていた、人種の違いによるとっつきにくさは、人種ではなくグループにより感じていたもので、個人対個人になると、こうしたものは感じにくくなると思う。友達ができないと感じたときは、一人ひとりとの会話を大切にして、会話を深めていくとよいと思う。また、語学的に劣っていた私は、思いっきりバカになり切ることで、みんなと仲良くなった。また、全てのイベントやスポーツに参加すると決めるなど、研究以外でも人と関わる機会を増やした。

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自分の強い想いを素直に伝えること

Tsunoda Mio(明治薬科大学/ 都立両国高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Amoun Company/GlaksonSmithKrain/The University of Hertfordshire
  • エジプト
  • カイロ、アレクサンドリア・ロンドン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

海外へ留学するとなると、心配になる要素の一つは治安だと思います。 私が留学した国は、エジプトとイギリスでしたが、両国ともにテロによる爆発の報道が絶えないような時期に留学しようと決意しました。危険というイメージがある国に留学したいという思いがどうしたら家族に伝わるのか、理解してもらうのに苦労するのは目に見えていました。 どうしたらできるだけ心配させないようにするか色々考えましたが、話を盛らずに素直に感じていることを心から伝えることが、一番の方法ではと気づきました。 手紙で自分の留学に対する想いを綴って渡し、現地のサポートが手厚いこと、それでも留学したいという強い想いを伝えれば両親にも必ず伝わる、ということを実感しました。手紙は効果絶大!

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自分のやりたいこと、夢に賛同してもらえるよう努力する

Thomas.I( 東洋大学附属牛久高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Swanage Railway, ETC International College (Language School)
  • イギリス
  • ボーンマス・スワネージ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・鉄道留学・語学留学

僕の場合は、何度話しても本気にしてもらえず、「応募した。」と言ってもあまりにも競争率が高いので、「受かるわけない。」と言われてしまいました。それを言われた時、本当に悔しくて『自分の力でやってやる!」と決めました。それから学校の先生に相談したり、留学エージェントの方とも連絡し合って、自分のプランを作り上げていきました。そして、一次審査・二次審査と合格していく過程を見て、初めて僕の夢について話を聞いて、理解を示してくれました。なので、本当に自分のやりたい事や夢があるのなら、最後までめげずに自分の思いを貫き通すことが大切であると思います。

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