財源の確保
ちえち(京都工芸繊維大学大学院/ 鳥取県立鳥取西高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- ブリティッシュコロンビア大学
- カナダ
- バンクーバー
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
博士課程なら、トビタテ以外にも学振など奨学金制度は多岐にわたります。早めの行動が吉なので情報収集を欠かさないようにした方がいいです。
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財源の確保
博士課程なら、トビタテ以外にも学振など奨学金制度は多岐にわたります。早めの行動が吉なので情報収集を欠かさないようにした方がいいです。
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不測の事態に備えて、プランB(C)を用意しておくべき
私の今回の留学はトビタテがなければ実現不可能だったため、事務局や支援企業を含めた関係者の皆様にはいくら感謝してもしきれない。その大前提の上で、今回の自分のエピソードを後進への教訓としてシェアしたいと思う。 留学を開始してから現地でしばらく経った頃に事態は発覚した。私は大学を通じて、奨学金の書類のやり取りをしている中で、どうやら本来もらえる予定で話が進んでいた授業料がもらえないということがわかった。詳しく書けば、今回留学したマサチューセッツ総合病院(MGH)はハーバード大学の関連病院であり、そこのプログラムに則った単位交換留学ではあるものの、直接大学に所属しているわけではないため授業料はもらえないという主旨のメールをいただいた。私はその少なくない授業料をもらったとしても、かなりギリギリの資金でやりくりしていたため、正直これにはかなり困った。 結論からいえば、日本にいる両親から借金をすることでなんとか事態を切り抜けることができたのだが、留学中は本当に何が起こるかわからないし、異国の地で資金が尽きるということさえも考えて第二、三の策は常に考えておくべきだったと身に沁みて痛感した。
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とにかく応募してみる
私はトビタテの奨学金で留学することができましたが、実はぎりぎりまで応募を躊躇っていました。トビタテが求めているのは企業で即戦力になるような分野の人で、文学・映画研究をしている博士過程の学生が(しかも日本のことではなくてドイツのことを研究している学生が)、採用されるわけがないと思い込んでいたのです。どうせ落ちる、と言い聞かせておいてショックを和らげたいとも思っていたので、計画を練るのにもなかなか身が入らないでいました。 それでも何かのきっかけで、とりあえずやるだけやってみようと思い、しっかり対策を練ってみようと要項・宣伝資料・そしてこの留学図鑑を読み込んで、この機構がどんな学生を求めているのか、自分や、自分の研究どんな面がその像と近いだろうかと考えることを始めました。 そうすると、はじめは機構が求めているものと自分は全く異なっていると思っていたものが、実はそれほど異なっていないということに気づき、さらにどこか漠然と続けていた研究が、どんな職や事業につながっていくのか、社会にどんな効果を及ぼせるのかということを考えるようになり、応募書類を完成させる頃には具体的にイメージができるようになっていました。 こうした経緯があるので、私は応募を躊躇っている人すべてに、とにかく挑戦してみることをお勧めします。しっかりと準備をして、何度も熟考していけば、最初は思いもよらなかった発想にたどり着くこともあります。そして考え抜いたと思ったら、あとはもう考えすぎないで飛び込んでみることで、期待通りの結果が得られるかもしれないし、もっと何かが得られるかもしれないし、挫折するかもしれませんが準備した内容や行動したという事実は絶対に自分のためになるはずです。
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自分でわからないことは、頼れる人に頼らせてもらう!
留学日程を決めるのが今回の留学の中で一番難しかったです。大学の授業日程や、留学先大学の予定、現地で滞在する寮の開放期間やトビタテ 奨学金の期間設定など、様々な機関の条件を確認し、決めるというのは想像していたよりも大変でした。自分が留学する上で押さえるべき全条件を把握するのにあたり、それぞれの機関の詳しい方に、これはどうかあれはどうかと質問しました。すると、自分でもしつこいかなと思うほど聞いていたにも関わらず、どの方も本当に丁寧に教えてくださり、結果、一つも条件を取りこぼすことなく日程決定をすることができました。自分の留学をサポートしてくれる方に恵まれてとても心強かったですし、自分で分かりかねるところはプロに聞くのが一番だと実感しました。
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費用確保か留学を諦めるか
私は両親のお金に頼らずに留学をするということを決めていました。そのため、留学の費用を自分で貯めるか奨学金で賄うしかありませんでした。自分で貯めるような余裕はなかったため奨学金に応募することにしました。私はアメリカに長期留学をしたいと考えていたためかなりの費用がかかることがわかっていました。そのため、留学についての情報収集をしながら奨学金の情報も必死になって集めました。奨学金に採用してもらえる確率を上げるために英語の資格試験で良いスコアを取り、応募書類は他の人に見てもらってアドバイスをいただきました。そうやって必死に費用の確保に取り組んだ結果、留学奨学金を2つ、日本の大学用の奨学金を2つに採用していただくことができました。
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トビタテに採用!
留学には多額の資金が必要で、両親への負担を減らすためには奨学金を受ける必要がありました。そのため、奨学金をもらえる基準となる成績は修められるようにしていました。また、トビタテにも挑戦し、結果として採用していただけたため、両親への負担を最小限にすることができました。
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奨学金が取れないと留学に行けない方へ
私はありがたいことに,計3つの奨学金に合格し留学を実現することができました(どれか1つでも欠けていたら,留学することができませんでした)。 0からすべて自分でお金を準備しないといけない方へのアドバイスです。 まず,留学先国の政府などが出してる奨学金情報をしっかり調べましょう。https://ryugaku-shogakukin.jasso.go.jp/scholarship_abroad/page?action=swfglsearchjasso←このページで検索できます。 所属大学が独自で奨学金を出してることもあるので,大学のHPで調べたり担当者に問い合わせたりするのがいいです。 また,民間の奨学金は意外と穴場だったりするので,しっかり調べておきましょう。トビタテ以外にも利用できる奨学金が,多くはないですがあります(例えば経団連の奨学金など)。 奨学金は,応募時期や準備書類の関係で,綿密な準備が必要なので,【留学することを考え始めたのと同時に】奨学金に関して調べておくことをお勧めします。
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トビタテ!留学JAPANへの応募
留学大図鑑をご覧の方の多くは、トビタテ!留学JAPANへの応募も考えているだろうと予想したのでこの項目を書いています。「トビタテの書類って何書けばいいの?」という人も多いと思います。私もそうでした。一番の近道は「トビタテ生に相談に乗ってもらうこと」です。今や(2017年10月現在)第8期の応募も始まり、多くのトビタテ生が誕生しているので、あなたの大学にもトビタテ生がいるかもしれません。大学に聞いてみましょう。いない場合はこの留学図鑑で自分の興味と似た留学をしている人を探し、アタックしてみましょう!
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渡航前に丸一日設けて,情報収集と経済プラン作りを!!
僕の場合,物価の高いニューヨークでの生活と,学内保険料といった予想外の支出のコンボ技を食らったために,一時に経済破綻をし,大学の友人や先生に迷惑をかけることになりました。 とはいえ,十分な情報入手と綿密な計画をしていれば,予想外の支出も想定内に変わっていたと思うし,お金を管理する意識も違っていたと思います.「めんどくさがらずに,先輩に話を聞きに行って,留学中にかかりそうお金(住居費,生活費,娯楽費,旅行費)を細かく書き出して,見えるようにしよう.」「後にお金が足りない!ってなる方が100倍めんどくさいから,まだ実家にいる今のうちに腰据えてやれ!」渡航前の自分と話せるなら,こう言ってやりたいです.
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お金が無くちゃ始まらない
いくら留学したいという熱意があっても、留学のためのお金が無ければ留学することはできません。そこで私は留学のための奨学金を探し、トビタテに行き着きました。トビタテではやりたいことに熱意がある人を求めているということで、お金が無いけどどうしても留学したいという私にはぴったりでした。書類審査や面接では、とにかく私の留学に対する熱意を伝えることに重点を置きました。その際に、ただ熱意があると言うだけでは熱意は伝わらないので、留学に向けて自分がこれまでどういう行動を起こしてきたかを具体的に述べました。その結果、無事にトビタテの選考を突破し、留学を実現することが出来ました。
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