留学大図鑑 留学大図鑑

費用 111件

コロナに負けない気力づくり!

かんちゃん(電気通信大学大学院/ 東京電機大学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学ローザンヌ校・マイクロ工学専攻
  • スイス
  • ローザンヌ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学準備中は、特に資金面や医療体制の不安から留学を延期せざるを得ず、自分の望みをかなえられない自身の非力さに落ち込んだり、在宅時間が増えたことで、ネガティブな感情を反芻させてしまうこともありました。そんな中、筋トレをやってみたり、オンラインで積極的に新しい交流関係を築くことで心身の健康を取り戻したところ、留学準備に必要なハードルや実現性について俯瞰して考えることができ、必要な手続きを一つずつクリアして実現させることができました。最も、スイスは物価が世界一高いので資金確保のため奨学金の申請に奔走したことを覚えています。その原動力も日々、心身を鍛えることによって支えられていたと思います。

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トビタテ!留学JAPAN

miu(京都工芸繊維大学/ 大阪桐蔭高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Wiel Arets Architects
  • オランダ
  • アムステルダム
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私が留学を考えるにあたってまず課題としてあったのが、留学費用についてです。日本よりも物価の高いと言われるヨーロッパで留学するためには必須課題でした。大学生の時からその存在は知っていましたが、私は大学院に進みより深い学びを得る時点で留学しようと考えていました。第13期がコロナにより採用中止となったトビタテが続くのかもわからなかったけれど、第14期募集が発表された時はとても嬉しかったです。採用されるかは不安でしたが、自分の学びに対する熱と思いをぶつけ、無事採用されました。トビタテはこれから留学を計画するみなさんの助けに必ずなると思います。

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奨学金を獲得する

石田光南(琉球大学、東北大学/ 岐阜県立恵那高校理数科)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Cambridge, Department of Biochemistry (ケンブリッジ大学生化学科)
  • イギリス
  • ケンブリッジ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

正規留学の最大の難しさは留学資金の準備です。博士課程ではラボや所属学科からそれらの費用がサポートされる国が多いですが、イギリスではそうなっている場合は少数です。しかし、自己資金で博士課程生活を送る学生もほぼおらず、基本的にはなんらかの奨学金を取っています。私の周囲ではBBSRC, Gates foundation, AstraZenecaの奨学金を取っている学生が多いです。自身のケースでは日本国内の財団より支援を受けることができています。奨学金取得のコツは、第一に「一貫した目標を持って行動できているか」、第二に「十分な業績があるか」です。トビタテに採択されている方であれば改めて言う必要はないと思いますが、誰が読んでも納得できる(応援したくなる)志望理由書を書くことは非常に重要です。大学院正規課程のレベルになると実現可能性(研究能力)を求められることも多いので、その上で論文や国際会議などの経験を充実させることも大切です。ちなみに私は修士課程までで論文0(投稿中1)、国内学会5くらいのボロボロの業績でした。博士課程正規留学を目指すのであれば、学部の早いうちから研究を始め、修士までの数年間でまとまった成果を残すことは戦略としてはありだと思います。私は学部・修士1年・修士2年とラボを変え続けてきたので、全く偉そうなことは言えません。

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自分が何を学びたいかを再考する

エマ(津田塾大学/ 江戸川女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Sunway大学
  • マレーシア
  • セランゴール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は留学をしっかりと考える前は、なんとなく留学先にアメリカやイギリスを考えていた。しかし、費用が高く、留学断念か借金を考えた。しかし、自分は留学を通して「何を学習し、何を得たいのか」を追求したところ、アメリカやイギリスなどではなく、東南アジアに行きたいと気がつき、生活費なども安く済ませることができた。そのため、留学を通し、「何を得たいか」を考え、国やステイ先を考えることが重要だと思う。

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複数の奨学金に応募する

Maya(早稲田大学 国際教養学部 国際教養学科/ 神戸市立葺合高等学校 国際科)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ジュネーブ国際開発研究大学院 国際関係/政治学部
  • スイス
  • ジュネーブ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

留学を考えるときにネックになるのがやはり費用です。絶対に叶えたい夢をお金が理由で諦めることはしたくなかったため、どうにかして資金を手に入れようと必死に調査を行いました。その結果、大学院が提供する奨学金への応募も含め4つの奨学金に応募しました。結果としてJASSOの奨学金を受給することができましたが、他の3つは惜しくも選考に外れてしまいました。潰しが効くようにいくつも受けることはもちろん、「全て受かってやる」というくらいの気持ちで応募書類に取り組むことで、自身が留学で実現したいことがより具体的に理解できます。

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JASSO海外留学支援制度

Saya(ロンドン大学大学院 / 秋田大学大学院 / 帯広畜産大学)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University College London/ MA Sociology of Education
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

イギリスの大学院に進学する場合、修士課程ですと、おおよそ400万〜500万円かかります。私は留学資金として、仕事をしながらお金を貯めてはいましたが、その間にいくつもの奨学金を受けていました。その中でもJASSOの海外留学支援制度は、給付額も大きく、採用人数も多いです。私は幸運にも本制度の支援をいただくことができ、修士課程への進学および博士課程への進学も達成することができました。留学資金で悩んでいる方は、ぜひ受験をおすすめいたします。

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「やれることは全部やった!!」が最大の武器

Lena YAMAGUCHI(京都大学/ 京都府立西城陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リヨン国立建築大学・まちと都市環境専攻
  • フランス
  • リヨン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

フランスへの大学院留学を志したころは、京都大学の修士課程に所属していました。当時、JASSO奨学金を借りながら学費を自分で払っていたこと、留学するのに十分な貯金がなかったことから、大学院修了後すぐにフランスへ留学するためには、給付型の奨学金を獲得することが必須条件でした。 応募したのは、JASSO海外留学支援制度とフランス政府奨学金です。両奨学金に共通する書類が留学計画で、これは当時の指導教官に時間をかけてみていただき、何度も何度も推敲しました。フランス政府奨学金の方は、フランス語で執筆する必要があったため、フランス語に訳し、ネイティブの友人に添削指導してもらいました。諸々の書類作成には2か月ほど費やしたと思います。 二次選考(最終選考)はともに面接でした。何分間かのプレゼンテーションやスピーチの時間が設けられているので、そこで話す言葉は全て記憶し、時間通りに話せるよう何度も練習しました。フランス語のプレゼンに関しては、発音、イントネーション、話すときのしぐさや視線もネイティブの友人に徹底的に直してもらいました。限られた時間の中で、いかに自分を印象付けるかを意識しました。その他には、想定質問をかけるだけ書き出すなどしました。「もうこれで受からなかったらどう頑張ったって無理」と思えるまで準備しました。 結果として、もちろん緊張はしましたが、自信をもって面接に臨むことができました。やれることは全てやってきたという自負が、私の背中を押してくれている感覚でした。自分のやり方が必ずしも正しいとは思いませんが、これから奨学金に挑戦される方、ぜひ、「もうこれ以上無理!」と思うまで頑張ってみてください。その経験は、きっとその後の力になってくれます。

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トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】プロフェッショナル 未来テクノロジー人材枠

あんはる( 東京都立小石川中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アメリカ合衆国 スタンフォード大学 夏休みSTEMキャンプ  &  中国経済特区・深セン企業への視察
  • 中国・アメリカ合衆国
  • 深セン・シリコンバレー
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

常に世界をリードするスタンフォード大学で学びたいと思っていましたが、海外で学ぶということは日本よりも学費がとても高いということを知りました。トビタテ!留学JAPANにプロフェッショナル・未来テクノロジー人材枠があること知りこのチャンスを掴み取りたいと応募しました。 応募は在籍する学校経由での一括応募でした。応募書類に留学の計画・概要を書くことは面倒には思えるのですが、自分のやりたいことがより明確化できるので留学は旅行ではないとより意識ができます。一次審査(書類選考)通過後は、二次審査(面接審査)があります。二次審査は、①プレゼン3分②面接官らの質疑応答9分間でした。プロジェクターは使えないので自作の紙のボードのパネルを持参しわかりやすい説明に努めました。一次、二次も在籍校の国際部の先生からの指導、また、応募書類の対応、壮行会への引率まで先生方のサポートには大変感謝しております。

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Jasso奨学金

デワヤニ(オーストラリア国立大学/ 加藤学園 暁秀高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オーストラリア国立大学
  • オーストラリア
  • キャンベラ
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

私はオーストラリアへ留学すると決めたとき、両親と留学費用をどうするかを話しました。親は貯金を崩して出してくれると言っていましたが、大学の授業費以外に生活費もオーストラリアは高いため、貯金だけだとかなりきつくなってしまう状況でした。そこで、私は大学の授業費と生活費の大半を負担してくれるJassoに申請しました。Jassoに申請するために必要な書類の内、留学を志す理由や留学計画などを書く書類があり、それらを書くことで、自分にとって留学は本当にいい決断か、留学することは本当に必要かなどを考えさせられました。それらを書き、やはり自分は留学したいと決心し、目的を持った留学をすることができています。

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密で説得力のある申請書

稲垣美帆(立教大学/ 東京都立立川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ロンドン大学東洋アフリカ研究学院
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

資金を用意できるかどうかは、留学にとって恐らく最も重要で難しい問題です。これを解決する手立ては人によりますが、多くの人が奨学金の獲得に奔走すると思います。奨学金の審査では、応募者の経済状況、意欲、志望理由、スキル、研究計画...等々が勘案されます。これらを作成する際に私が一番大事だと思っているのは、「密」で「説得力のある」書類を仕上げていくことです。例えば、何故その志望校なのか?という質問に対しては、1つより複数、かつ審査員に「なるほど、それじゃあここがいいに決まってる」と思ってもらえるぐらいの徹底的な理由を挙げつつ答えることが大切です。そのためには、実際の文章を書き始める前に、考えうる理由やその補足となる説明を、他人を説得するようなつもりで家族や友人に話してみるとよいです。なるべく締め切りに余裕を持ってこの作業を開始し、何度か繰り返し、できる限り抜け穴の少ない説明に仕上げていく。これが成功への近道だと思います。

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