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語学力 / 英語 498件

英語が話せなくても大丈夫!

ms(豊橋技術科学大学/ 松江工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 東フィンランド大学
  • フィンランド
  • ヨエンスー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は,留学前には全く英語が話せませんでした.読み書きは多少できても,話すとなると別問題です.おそらく留学に行くような学生のほとんどは英語が上手だとは思いますが,中には自分のように,英語が苦手な方もいると思います.留学が決定してからも,英会話などは一切練習しませんでした.本来であれば,英会話教室などで練習してから留学に望む方が適切だと思います.しかし,そんな時間が取れない人も多いはずです.そんな時私は,YouTubeの英会話系の動画で英語を勉強しました.今では当たり前の勉強方法ですが,海外にいるときに行うと普段と違ったメリットがあります.それは,勉強した内容をすぐに試すことができることです.自分はこれが楽しくて,英語を勉強することができました.

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非言語コミュニケーション

八木 洸紀(立命館大学/ 滋賀県立 石山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Trento, Department of Industrial Engineering
  • イタリア
  • トレント
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はそもそも英語力が低く現地でのコミュニケーションが難しかったことから友達をつくるのに非常に苦労しました(現地がイタリアの片田舎で英語が通じにくい事も相まって)。何としても友達が欲しいと考えて2つの事を行いました。1つ目は毎日同じ時間に昼飯や休憩などを取り、同じ生活習慣の人と毎日顔を合わせて徐々に仲良くなる方法。これは話すきっかけづくりとしては非常に役に立ちましたが、英語力の壁は相変わらずありました。2つ目は非言語コミュニケーションです。英語力が低くて言語コミュニケーションが難しいなら非言語のコミュニケーションを取ろうと考えました。例えばスポーツや料理などです。1つ目の方法で仲良くなった友達の中にフットサルをやっている人がいたため一緒に参加させてくれと頼んで参加させてもらいました。スポーツはルールに従って行うためルールを知っていれば言語が少なくても行うことができるうえ、チームプレイであるため一体感が生まれ友達ができやすいです。もう一つの例は、日本文化の紹介の一環として配属された部屋のメンバーにお好み焼きと唐揚げを振る舞いました。中国人の握ったスシしか日本食を知らないと言っていた彼らに日本食を広められたことに加え、食を用いた共感から彼らとの仲を深めることができたと思います。あとは笑顔とジェスチャー。言語力が低い人は低いなりのコミュニケーションの取り方がある事を学びました。楽しかったです。

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求められる言語力(英語圏では英語力)に応じた効果的な勉強

しょーた(広島大学/ 岡山県立高梁高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オークランド大学大学院
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語圏に留学するなら事前に英語力を上げることが大切なのは言うまでもない。しかしペラペラ話す力をつけたいなど、漠然とした目標だと非効率的になりかねない。少なくとも4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の中でどの力が留学生活で求められているかということに関してはしっかり考えておく必要があるだろう。例えば現地の人達にインタビューをするなどフィールドワーク中心の留学であれば、リスニングやスピーキングに力を入れるのが大切だし、論文や課題図書を読んでレポートを書くのであればリーディングやライティングの力が会話力以上に求められるかもしれない。自分の留学のビジョンを明確に抱く過程で、まずはどの技能が求められているかについて認識しておくことが事前準備の段階では必須だ。私の留学経験を踏まえ、特に強調したいのはリーディングとライティング(特にリーディング)である。私は大学院の授業を受講したが、学部の授業であっても大学院の授業であっても、一般的に海外の大学で授業を受けるのであれば、圧倒的なリーディングの宿題が課されることが多い。私の場合は1回の授業について30ページの英語論文を3つ読むこともあった。日本の大学とは比較にならないほどの分量でしかもそれがすべて英語であることを考えると、確かなリーディング力を日本にいるときにつけておくことが大学で授業を受ける際の必須条件と言えるだろう。またテストよりレポート提出が多いことを踏まえると、まとまった英語の文章を書く力が成績に直結する。幸いなことにネット環境さえ整っていれば、留学先で学ぶ分野について本や論文を事前に読むことは日本にいても十分可能である。確かなリーディング力はそれ以外の技能にも影響を及ぼすので、留学前に英語で文章を読む習慣を少しでも身につけておくことが、充実した留学生活につながるということを今回の留学を通して学んだ。

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ゴリゴリ寮で勉強

DAIKI(早稲田大学/ 東京都立日比谷高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Portland State University,Business Administration
  • アメリカ合衆国
  • ポートランド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語は予想以上に苦戦しました。授業の英語は早すぎて(そりゃそうだって感じですが)、初めは聞き取るのに苦労していました。TOEFLの基準を取っていったにも関わらずこの有様か、、と最初は心が折れかけましたが毎日寮でTEDを聞いたり、予習を人一倍丁寧にこなすことを試みた結果自然と追いつけるようになっていきました。

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IELTS7.0を取るまで

T. ISHIDA(京都大学大学院/ 天白高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The University of Glasgow, College of Social Science, School of Education (グラスゴー大学)
  • イギリス
  • グラスゴー
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

IELTS7.0を取るまでに感じた英語学習のポイントを列挙しておきたいと思う。 1. 買って満足の参考書やテキストを買いにいく前に、まず試験に申し込もう。そうすれば自ずと勉強する。 2. 準備の有無を問わず定期的に受験する。 3. 4技能バランスよく勉強する。読んでばかりでなく、実際に聞く!書く!話す! 4. スピーキングはペアで会話練習より、独り言が有効。 5. すべて英語で書かれたテキストを使う。 6. そうはいっても最後は量、1日1時間では話にならない。

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結局なんの為に使うか

さくしょー(麗澤大学/ 福島県立平工業高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NGO LOOB
  • インドネシア・フィリピン
  • イロイロ・ジャカルタ・バンダアチェ・パダン・バンドン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

英語を上達させたいと思っている方は、何の目標もなくただ勉強していては上がるものもあがりません。その英語力を何の為にあげたくて、何に使うかによって英語を学ぶということに対するモチベーションも変わるし、どのレベルまで英語力を上げればいいのかも分かるので、明確な目標設定のもと勉強できると思います。そうすることで場合によっては勉強することも楽しくなると思います。例えば、私の場合は仕事に使うからとか、自分の活動に必要だから、もっと言えば英語の伝わり方次第で活動の質も変わってくると思ったからこそ、英語の勉強を頑張れました。勉強といっても、ずっと1人で机に向かって勉強ということだけではなく、映画を1日1本見て、要約を書くとか、学んだことをどんな時に使うのだろとフィリピン人の会話を聞いていたり、積極的に日常会話からコミュニケーションを取り、ミーティング、カンファレンスなどでも意識的に発言していました。学び方は人それぞれですが、”何の為に英語を使うか”ということを明確にすることが大事です。そして、できればその目的も自分の熱を注げるものの方が、自分の英語を勉強するという気持ちも続きやすいと思います。

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アラビア語なまりの英語についていけない!

馬場良美(創価大学/ 山口県立華陵高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カイロアメリカン大学
  • エジプト
  • カイロ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学で英語で授業を受ける際、アラビア語訛りが強い英語がなかなか聞き取れなかった。また、現地の学生が時よりアラビア語と英語を混ぜて話すので内容が理解できずとても苦労をした。これを乗り越えるために、とにかく現地の人と会話をして会話に慣れることを心がけた。また、会話の中に出てくるアラビア語を理解できるように、友達にアラビア語の意味を聞き、理解できるようにした。そのおかげで、英語だけではなくアラビア語も上達して留学の終盤にはアラビア語も普通に理解できるようになった。

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恥をかくのは恥ずべきことではない

原田大暉(九州大学/ 私立桃山学院高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • West Pomeranian University of Technology, University of Liverpool
  • イギリス・ポーランド
  • シュチェチン・リバプール
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

留学へ行く前の準備として、オンライン英会話や英会話サークルで練習を重ねていたにもかかわらず、いざ異国の地で生活し始めて、24時間日本語が全く使えない状況になると、英語でのコミュニケーションにとても苦労しました。あとになって、根本的な原因が失敗を恐れて積極性が欠けてしまっていたからだと気づきました。そこで、自分の英語が拙いことを受け入れて開き直り、自己表現することに全力を尽くしました。幸いなことに、その無様なコミュニケーションを笑う人は誰もおらず、逆に対等に私と話してくれました。大切なことは完璧な英語ではなく、どれだけ真摯にコミュニケーションを取れるかということを学びました。

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毎週10時間の予習で食らいついた最高難易度のゼミ授業

キャベ(上智大学/ 西武学園文理高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リーズ大学
  • イギリス
  • リーズ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私が留学してすぐに受けた授業の中に、最高難易度のレベル300に分類される、卒業論文を執筆する学生のためのゼミ形式の専門的授業がありました。東アジアの政治経済に関しての授業で、 生徒の中で東アジア諸国出身の学生は私だけだった/日本史などの知識は義務教育で得ていたためむしろ有利だと思っていた/大学でも国際政治学専攻だった/留学する前から英語の授業を受けており、ネイティブスピーカーに近いレベルで理解できた... 以上の理由から、そこまで難しくはないだろうと考えていました。 しかし、現実は初回の議論は全くついていけず、質問の意味も理解できない...というようなものでした。 そこで、2回目の授業からリーディング教材を時間をかけて読み込むことにしました。わからない用語や概念は事前に理解しておくことで、議論の内容が理解できるようになりました。そして何よりも、授業の前日を丸一日使って準備したんだ、という自分の努力が自信となって、胸を張って議論に参加できるようになりました。 この経験から、どんなに難しそうに見えても、ハンデがあっても、人一倍時間をかけて準備することで乗り越えられると学びました。 最後には、当該授業の期末レポートで分析のアイデアを教授に褒めていただくことができました!「本の内容をよく理解できている」と評価をしていただき、リーディングを読み込んだ時間が報われた気がしました。

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