留学大図鑑

山崎なつこ

出身・在学高校:
千葉県立佐原白楊高等学校
出身・在学校:
茨城大学
出身・在学学部学科:
教育学部情報文化課程
在籍企業・組織:

ザ・自分探しの旅ー移民とは何かー

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アルカラ大学
  • スペイン
  • マドリード
留学期間:
11か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,640,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
スペイン語、ポルトガル語、英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 留学のテーマは、移民とはどのような存在だと各地で認識されて、どのような生活・問題をもっているのかを現地調査し日本で応用できないかを考えること。自分自身日系ブラジル人であり、捉え方によっては移民者であると考えることが増え、日本での生活・制度に少し違和感を覚えたのがきっかけである。
 実際に計画を立てる際には、その国の移民センターや大学関係の先生にアポを取り一緒に調査したり、海外に住んでいる日本人はどうなのかと疑問を持ったため日本人学校に行き授業のお手伝いをしながら質問紙調査を行えるように心がけた。
 結果的には、公私共に満足行く結果となった。移民センターの場合スペインの国柄か、仕事をあまり上手く進めることが難しかったが、最後には現地の移民状況を知れたから満足である。大学関係の先生については、時間が合わず一緒に行動することはできなかったが授業に出たり資料、論文を読ませてもらえた。日本人学校は、児童に直接授業することができ教師・児童共に質問紙調査を行うことができたため個人的には良いデータが得られた。語学学校では、最初の半年間は週4日で通い勉めていたが「これ以上ここでは上がらない」と考え、失敗しても大丈夫だと自分から積極的に話していくうちに、言語については気にならなくなった。大学での履修授業は多少なりともわからない単語や授業形式につまずくことがあっても平気だった。

留学の動機

 留学したきっかけは、別途でも記載した通り「自分自身日系ブラジル人であり、捉え方によっては移民者であると考えることが増え、日本での生活・制度に少し違和感を覚えた」からである。自分ってなんだろうと日々考えていたこともあり、世界を知らないで死ぬのはつまらないとも思っていたため留学を決意した。私の場合「学びにいく」ではなく「自分を知る」の方が強かったと今ではいえる。

成果

「日本の恋愛観は海外では異常」お互いの国の大体の恋愛観を話した時、すごい勢いで否定されたのである。違う日本人が同じように説明をした時もそうであった。だから、日本に帰国した今友人の恋愛相談に乗りづらくなっているのが悩み。
「絶対に分かり合えない人がいる」私は人見知りがなく誰とでも気軽に話せることが長所だったが、初めて絶対に分かり合えない人に出会った。その人の悪夢を見てしまったらきっと何かの予兆。

ついた力

あきらめ、妥協、計画、わがまま力

あきらめ力
 どんなに頑張っても分かり合えない人に出会った時。
妥協力
 寮で集団生活をしていた際、文化の違いで何度も逃げ出しそうになった時。
計画力
 せっかく海外に来たのだから、やるべき事もやりたい事も全部こなすため。
わがまま力
 わがまま=図々しいとも言えるが、計画が上手く行き過ぎてあれもこれもと思うようになり、周りがついてこれない状況を何度か作ってしまった時に感じた力。

今後の展望

今は、大学院に進学するか外務省等日本をつくる所に就職しようかと考えている。「人と人をつなげること」が常にしたいと思っているから、それに関連したことを今後できたらなと模索中。

留学スケジュール

2016年
9月?
2017年
7月

スペイン(マドリード)

アルカラ大学 スペイン
2016.09~2016.12:経済の授業を履修、語学学校、移民センターで資料作成及び雑用、大学関係の先生と移民資料・授業の読み込み、日本人学校で仮教師となり質問紙調査
2017.01~2017.03:経済の授業を履修、語学学校、マドリード内で無差別に聞き込み調査、イタリア・フランスにて調査、ブラジルにてポルトガル通訳、叔父(国際弁護士)の住み込み手伝い
2017.04~2017.06:経済の授業を履修、マドリード内で無差別聞き込み調査、日本人学校で仮教師、大学関係の先生に発表、他の日本人の研究手伝い
2017.07:サンティアゴ巡礼にて他国の人に無差別聞き込み調査
結果としては、満足のいく結果を得られたとともに「もう少し欲張ればよかった」と感じる部分もある。この成果をもっと掘り下げ日本で応用できたならばこの留学は成功したと言い張れるだろう。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

大学寮の友人たち。サングラスは必須
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

初めてスペインに来た私。スペインといえばワイン。この国では「バル」という日本だとバーみたいな所でお酒を飲む。せっかく来たのだから飲みに行きましょうと一緒に行ったのは同じ寮に住んでいた唯一の日本人女子。この人、かなりお酒を飲むんです、弱いのに。さぁさぁと手にしたのは、赤ワイン。「いただきます」と乾杯して口をつけたのが最後、気づいたら市内を出ていました…。
理由は、店長のおっちゃんが「初めて飲むスペインのワインなんだから強めにしよう」という心遣い?から、結構強いワインを出したそうです。私と友人はそんなことも知らずガブガブ飲んでいたら、普段は恥ずかしくて言えないスペイン語がポロポロ出てました。それを見ていた現地のスペイン人がこれは面白い!と次々に話しかけてくれて、そのたびに乾杯していった私たちは気づいたら「友人に紹介したい!」と言ってくれた現地の人の車に乗っていて、時刻は夜中の3時に市を出てしまってたのです。
 あの時は「失敗したな」と心から思いました。スペインのLINEが新規の友達かつ大量のメッセージでえげつないことになっていたのを覚えています。
 みなさん、お酒はほどほどに。

最初に飲んだワイン

なんとかなる(笑)

  • 生活 : お金

ノウハウを教えるつもりだったのですが、お金については正直なんとかなります!!
お金がないのであればないなりの生活をすればいいし、ある程度あるのであればそれ相応の生活ができるということです。ただし、生活レベルを上げることができても、下げることはなかなか難しいものです。私も今生活レベルを下げるのに必死になっている最中です。
 
私がお金について行動したことは、全体総額・月総額・日割り・内訳を留学前中後と考えたことです。エクセルやノートにも書き、アプリがあるのであれば活用していました。また、通貨が変動するので大きい買い物をするときはその都度通貨を確認し安いのかどうかを調べていました。でも、日本もそれなりに物価が高いので、海外に行くと割と安いのでは?と考えてします場合があります。その時は品質で勝負です。いくら安くてもすぐ壊れたり、なくなったりしたらまた買わないといけません。

スーパーで安かったものを表にしたり、欲しいものがあったら他の物を削ったり我慢したりして節約していました。ですが、旅行代は惜しみません。ヨーロッパは日本⇔ヨーロッパこそ高いものの、ヨーロッパ内の移動は破格の値段です。京都と東京往復3万ぐらいで、スペイン、イタリア、フランス、ポルトガルが回れます。それぐらい安いので、普段の食事や買い物を抑えて旅行でストレス発散!ていうのも手です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

やりたいこと見たい物事は成し遂げられるよう努力しましょう。多少の我慢があってこそできることです。