留学大図鑑 留学大図鑑

鈴木麗

出身・在学高校:
福島県立安積高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
法学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年11月07日 初回執筆日:2017年11月07日

日系企業の海外進出を学ぶ留学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • タマサート大学 SEAS東南アジア研究
  • タイ
  • バンコク
留学期間:
10か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の留学は、タイへの進出をしている日系企業の現状を学ぶためのものでした。そこで交換留学による政治的な理論と、インターンによる実務の二本柱で学びを進めていきました。留学先であるタマサート大学は、文系の学者が創設したタイ国内で2番目に古いという権威のある大学であり、タイの将来を政治・文化の面で担っていくような学生の考え共に勉強に励むことができた。インターンでは主にバンコクに進出している日系企業の広告運用の代行等を行うことで、どんな企業が進出しているのか、どんなことを課題に挙げているのかをクライアント毎に学ぶ機会になりました。

留学の動機

東北大学で学ぶ留学生と話すうちに、どんどん海外に興味を持つようになりました。さらに日本という国を客観的に知りたくなりました。特にアジア出身の学生が、日本の経済全然良くないみたいな話をしているのが印象的でした。

成果

交換留学とインターン、2つの経験を通して現地で働く方のお話を聞き、海外で働いたり、日系企業の進出を支援したりすることが留学前より具体的にイメージできるようになったことが一番の収穫です。

ついた力

内省力

自分がマイノリティーになる経験により、違う価値観を理解しようとしました。その過程で自然と自分が今まで当然と思っていた価値観をいやでも意識せざるを得ませんでした。自分の行動と哲学はよく考えるようになります。

今後の展望

日系企業と多くの場面で関われる仕事に携わりたいと思うようになりました。海外進出というフェーズだけの支援よりも、その前段階で広く関わっていくほうが日本の中小企業の現状に合っているのではと思うからです。

留学スケジュール

2016年
8月~
2017年
6月

タイ(バンコク)

タマサート大学では、日本の専攻と異なる国際関係論を中心に学びました。現地学生の専門領域にいきなり入ったため最初は簡単な議論にもついていけなかったが、勉強量でカバーしました。知識の差だけで対抗できないのは悔しかったためです。最終論文では国際関係論における新しいアプローチを基に中国台頭を議論し、教授から最高評価をいただきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

タマサート大学の図書館でお勉強
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

勉強が大変な時期もありましたが、特に励まされたのは彼です。立ち上げた団体等を一緒に運営したり、大変なことも共有できたのがよかったかなと思うます。

ちょっと寝るわ。

アジア留学のすすめ

  • 留学先探し : 大学

留学というと欧米を想定される方が多く、私自身親戚に留学行ってくると言うと、「イギリスか」みたいなのが多く、タイに行くと言うと「なんでわざわざタイなんだ」とか「タイって英語通じんのか」という意見をもらうことが多かったです。しかし、せっかく環境を変えるのなら、日本と変わらぬ安定した空気を吸うより、上昇志向を感じれるほうがよいと思うのです。もちろん成長だけでない、スラムの実情も見ることができます。また東南アジア等の大学ならその国のトップの大学に行くことがわりに簡単で、リッチコネクションを作りやすいのもオススメポイントです。

大学のシンボルの前にて。タイの大学生は制服を着ます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の価値は、行ってみなきゃわからないです。トビタテの選考のためにどんなに完璧な留学計画を作っても、今思い出すのは、予定外のハプニングや現地で出会った変な人たちです。だからこそ具体的なイメージができないからといって留学を諦めのはもったいないし、そんな人こそ多くの出会いに恵まれるだろうと信じています。留学の価値は行ってみなきゃわかりませんが、行ってよかったと心から思います。