留学内容

　既存の建築を改修し再利用するリノベーションの技術・デザインに加え、機能性と実用性を兼ね備えた上で美しいプロダクトで有名なデンマークの建築事務所にてインターンシップを行いました。
小規模な事務所にてデザインチームの一員として働いたことにより、大小４つのプロジェクトに密に携わることができ、敷地調査や模型制作など通常のインターン業務から、数多くの提案の機会とクライアントやエンジニアとのディスカッションの場などより実務に近い経験することができました。

留学の動機

機能性と実用性を兼ね備えた上で美しいプロダクトに囲まれた中で生活した人々が行う設計やデザインにはそのエッセンスが含まれていると考え、今後日本で増加するリノベーションやインテリアデザインに活かせると考えたため。

成果

リノベーションデザインに関する専門的知識を学ぶことが出来たとともに、現地で暮らしている人のリノベーションデザインに対する考え方やそれに関する法律や構造の知識を、数多くのクライアント、エンジニアとの会議に参加したことで、デザインするという立場以外に、それを利用する側、デザインを基に建設する側の三つの立場の視点を経験し、常に客観的な視点を持ちながらデザインをするという力を養うことが出来ました。

ついた力

挽回、行動、設計、プレゼン力

自身の能力不足を感じ、自主的にソフトウェアの練習を行い数多くの提案をしたことで、ソフトウェアのスキルの向上と同時に提案の質も向上し、それらを一つ一つ説明したことで必然的に英語力やプレゼン力も養うことが出来ました。自身が追い込まれた時こそ成長のチャンスなんだということを学びました。

今後の展望

今後の日本社会ではリノベーションデザインの増加が予想されます。その様なときにデンマークでの生活やインターンによって学んだデンマークデザインの要素とリノベーションデザインを発揮した設計を行うことで、中古市場の活性化に貢献していきたいと思います。