留学大図鑑

安村駿作

出身・在学高校:
北九州工業高等専門学校
出身・在学校:
北九州工業高等専門学校
出身・在学学部学科:
生産デザイン工学専攻
在籍企業・組織:

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1年間スペインのタラゴナという町にあるICIQという触媒の研究所に留学していました。そんなに専門性が元々あったわけではありませんが、留学中にかなりの成長を実感できました。

世界で活躍できる触媒科学者になる!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ICIQ
  • スペイン
  • タラゴナ
留学期間:
11か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,300,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC490点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC800点>

留学内容

私は日本の指導教官の紹介から、スペインのタラゴナにある世界的に有名な触媒研究所のICIQという研究所に1年間留学することができました。触媒とは自分自身は反応しませんが、その存在で普通なら起こらない反応が起こるようになったり、普通よりも何倍もの速さで反応を起こるようになったりする材料です。身近な例では車の排気ガスの処理であったり、家の壁に塗られて汚れなどを分解するといった用途で使われています。今回お世話になったのは日本人の先生がリーダーを務める研究グループで、リーダー以外は全員外国人という状況でした。英語で研究活動を行うのはとても大変で、一緒に研究していた人の指示を聞き間違ってかなり怒られてしまった経験もありました。でも、少しづつ慣れることができて留学終盤では、グループミーティングで自分の意見を言えるようになっていました。海外の研究グループで研究に参加するというのは世界を相手に研究者として頑張って行く上で、とてもよい経験を得ることができました。

留学の動機

以前から一度は海外に行ってみたいという願望があってずっとタイミングを考えていました。そして専攻科1年生(学部3年)の時、同級生の1人が1ヶ月ほどトビタテを使って1ヶ月留学していたことを知り、トビタテの存在を知りました。調べて行くうちに、この奨学金にチャレンジして研究留学したいという思いが強くなっていきました。指導教官の協力もあり、無事留学先も見つけることができたのでトビタテにチャレンジしました。

成果

海外の研究者に対してしっかり自分の意見を言う。自分の主張が間違っていたとしても自信を持って発言していく。結果として間違っていても、その経験で成長できるという考え方を学ぶことができました。研究成果については現在、スペインのグループと連携しながら学会発表や論文執筆について準備を進めています。

ついた力

発言、メンタル、楽観力

発言力は失敗を恐れずにどんどん自分の考えていることを発言、発信していく力のことです。今回の留学が初の海外渡航でもあった私にとって留学初期は本当にメンタル的にきついことの連続でした。言葉の壁、文化の壁、自分の能力の低さを痛感する毎日だったので、それを乗り越えた経験がメンタル力になりました。楽観力は、このきつい時期を乗り越えたからこそ身についた力で、大概のことはなんとかなるという考え方のことです。

今後の展望

今回の留学を経て、より触媒という材料に対する興味が大きくなりました。今後は日本にある触媒研究所に進学をしてより深くこの材料に対する知見を深めていきたいと思います。

留学スケジュール

2016年
4月?
2017年
3月

スペイン(タラゴナ)

ICIQで触媒についての研究活動を行う。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

研究所のエントランス付近
外観
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

生ハムとビールとワインです。間違いない。
食というのは生活していく上で本当に重要であるということを身にしみて感じることができました。スペインではビールは一本150円前後、生ハムも日本と比べれば破格に安いですし美味しいです。帰り道によく研究室メンバーとバルによってビールやワインを飲んでから帰っていました。(だいたい一回300円程度)

もう一つはバルセロナです。自分が住んでいたタラゴナという町は電車に乗ればすぐバルセロナに行ける場所にあったのでよくバルセロナに行きました。そこで初めてサクラダファミリアをみたときの感動は今でも忘れません。人生で一番感動した世界遺産でした。あとは、サッカー観戦が好きなのでFCバルセロナの試合を何度かみに行きました。世界最高峰のチームの試合はとても見ごたえがありました。

サクラダファミリア
FCバルセロナの試合観戦

自分がまだまだ勉強不足であるということを知れ

  • 帰国後の進路 : 進学

スペインへの留学中に得たのはまだまだ自分は勉強が足りていないという自覚です。留学前には全然知らなかった領域で、もっと大きな世界が広がっていることを痛感しました。本当にそれについて知らないのと、自分が理解できない領域があることを知っているのは大きな違いで、勉強するモチベーションの向上につながります。これを勉強すればこのような使い道、用途があることを実際に見てきたからです。この経験からもともと修士までいって就職と考えていましたが、博士まで進学してもっと深く学問を修めたいという結論に至りました。この選択によって失うものもありましたが、この決断を後押ししてくれたのは間違いなくスペインでの経験だと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

英語で話す経験。会話する経験。(TOEICだけではなく)

これから留学へ行く人へのメッセージ

この留学大辞典を見ている段階で留学は始まっています。しっかり準備して、計画して、最高の経験を得てきてください!