留学大図鑑 留学大図鑑

たけちゃん/しぽん

出身・在学高校:
鹿児島県立志布志高等学校
出身・在学校:
宇都宮大学大学院
出身・在学学部学科:
教育学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年07月08日 初回執筆日:2019年07月08日

多文化共生の学校づくりに貢献する

留学テーマ・分野:
フィールドワーク(主にインタビュー調査)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Escola Heisei(平成学院)、Colegio Harmonia(アルモニア学園)
  • ブラジル
  • サンパウロ
留学期間:
1か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
ポルトガル語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 挨拶など基本的な会話ができるレベル

留学内容

①日本で学校教育を受け、ブラジルへ帰国した方々へのインタビュー調査
②日系人学校でのボランティア活動
③様々な学校への訪問(私立学校、公立学校、日本人学校)

留学の動機

 日本の公立学校には現在、外国にルーツをもつ子どもたちが在籍している。子どもたちのもつ背景が多様化しているにも関わらず、教員等の多様性が追いついていない。外国にルーツをもつ子どもたちを日本のやり方に当てはめるのではなく、彼・彼女等のもつ文化や思いを大切にしていく必要がある。教員になる前に自分の目でブラジルという場所を見てみたかった。また、実際に日本で教育を受けた方々にお話を聞いてみたかった。

成果

 日本で教育を受けブラジルへ帰国した方々へお話しを聞くまでは、日本にしか土台がない日本人的な見方で彼・彼女等を見ていた。彼らが大切にしているものは「何人であるか」ということよりも、「彼らがこれまで出会ってきた人、育ってきた場所、それを通して受け継がれてきたもの」であるということを実感した。

ついた力

行動力、対応力、柔軟性力

 自分からアクションを起こさない限り、何も得ることはできない。常に、どこに行くにも、インタビュー用紙を持参し、自分のやりたいこと、インタビューで聞きたい内容等を、日本語でもポルトガル語でも説明できる状態にしておいた。

今後の展望

 ブラジルで得た経験を自分だけのものにするのではなく、周囲の人々にアウトプットしていきたい。特に、同僚教員や日本人の子どもたちに向けて、ブラジルで得た経験を発信し、多様な見方を育んでいきたい。

留学スケジュール

2016年
9月~
2016年
10月

ブラジル(サンパウロ)

①日本で学校教育を受け、ブラジルへ帰国した方々へのインタビュー調査
②日系人学校でのボランティア活動
③ブラジルの様々な学校への訪問・見学(私立学校、公立学校、日本人学校)

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ブラジルに着いて2日目に出会ったインタビュー対象者の方々
日本舞踊披露の様子
ブラジルと言えばサッカー!コリンチヤンズvsフレミネンセ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

 日系人学校の子どもたちが、日本語の歌とダンスをサプライズで披露してくれた。日系人学校と言っても、日系人だけが在籍しているわけではなく、むしろ非日系の子どもたちの方が多く在籍している。自分の祖先が日本にルーツがなかったとしても、日本に対して憧れを抱いていたり、日本のことが大好きな子どもたちが多くいることに感動した。

日本が大好きな子どもたち

自分のやりたいことを信頼できる人たちに発信し続ける

  • 留学先探し : ボランティア

ブラジルに行きたい!という強い思いは前々からあったものの、ブラジルには一人も知り合いがおらず、受け入れ機関を探すのもネット上の情報のみで、とても不安だった。信頼できる教授に相談したところ、ブラジル人の方を紹介してくださり、受け入れ機関を決めることができた。信頼できる教授からの紹介であったため、安心して留学生活を送ることができた。

教授が紹介してくれた日系ブラジル人の方々

留学前にやっておけばよかったこと

語学力の向上

留学を勧める・勧めない理由

視野が広がる
価値観が広がる
見方が変わる
自分に自信がつく

これから留学へ行く人へのメッセージ

 留学に行くか行かないかで迷っているのであれば、絶対行った方がよい。行けない理由ではなく、行ける方法を考えることが大切!また、”留学に行くこと”が目的にするのではなく、”留学”という手段を使って、自分が何を得たいのか、どんな人になりたいのかということを考えることは忘れてはいけないと思う。日本にいても自分の夢や目標を実現するために頑張っている人はたくさんいる。