留学大図鑑

竹内 嵩裕

出身・在学高校:
米子工業高等専門学校
出身・在学校:
山梨大学→山梨大学大学院
出身・在学学部学科:
工学部 電気電子工学科→医工農学総合教育部 工学専攻
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

最終更新日:2017年08月21日

スピン輸送特性の解明に向けて

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オハイオ州立大学 物理学部
  • アメリカ合衆国
  • オハイオ
留学期間:
7ヶ月
総費用:
1,800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,180,000円
  • 地域自治体等のもの 600,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

現在所属する研究室の「多探針走査型トンネル顕微鏡」という装置を用いてグラフェン中での電子のスピンの輸送特性を明らかにするために、オハイオ州立大学Roland Kawakami研究室にてグラフェン及びそれを用いたグラフェンスピンバルブの研究を行った。
留学期間中はグラフェンスピンバルブデバイスの作成方法や測定のノウハウを習得したとともに、作成したデバイスの輸送方法を確立し、帰国後の共同研究に向けての準備を整えた。

留学の動機

以前からスピントロニクスに興味関心があり、研究室のゼミで読んだ論文から、研究室の所有する「多探針走査型トンネル顕微鏡」を応用することで、スピンの輸送特性を明らかにできる可能性があることを知った。それをきっかけにそれまでのスピントロニクスに関する研究への気持ちが高まり、その分野の第一人者であるRoland Kawakami教授を指導教員から紹介してもらい、インターンシップが実現した。

成果

グラフェンスピンバルブデバイスの作成、測定のノウハウを習得したとともに、作成したデバイスの輸送方法を確立し、帰国後の共同研究に向けての準備を整えた。

ついた力

飛び込み力

留学のきっかけが論文から所属する研究室の装置を用いての新しいテーマだったことに加えて、留学期間中は共同研究の提案や、志願しての研究グループでの報告など、これまでは手を拱いていたであろうことに「なんとかなる、成せばなる」と考えるようになった。

今後の展望

留学期間中に作成したグラフェンスピンバルブデバイスと「多探針走査型トンネル顕微鏡」を用いて、グラフェン中でのスピンの輸送特性を明らかにする。

留学スケジュール

2016年
9月~
2017年
3月

アメリカ合衆国(コロンバス)

アメリカ・オハイオ州立大学Roland Kawakamiで7ヶ月間、グラフェンスピンバルブに関する研究を行った。グラフェンスピンバルブデバイスの作成、測定のノウハウを習得したとともに、作成したデバイスの輸送方法を確立し、帰国後の共同研究に向けての準備を整えた。
留学当初はAirbnbを3日間使用し、その後研究室のメンバー宅を1週間ほど泊まり歩き、その期間中に滞在先のアパートを探したが、見つからず、最終的に最初に使用したAirbnbのホストと交渉し、格安で7ヶ月間ホームステイをした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

研究グループのメンバー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

(コロンバス)

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学先の研究室で共に研究を行った研究グループのメンバーには本当に感謝している。留学当初は英語もままならない私に基本的な研究内容から、日常生活のアドバイス、アパート探しなどまさに何から何まで快く力になってくれた。特にメンターの学生(左端)は私の留学計画である多探針走査型トンネル顕微鏡でのグラフェンスピンバルブの測定の計画改善に向けて多くのアドバイスをしてくれたとともに、帰国後もデバイスを輸送してくれるなど、感謝してもしきれないほどである。

研究グループのメンバー

はじめは原稿丸暗記から

  • 語学力 : 英語

留学当初は簡単な会話しかできないレベルの英語力で、研究活動はもちろん日常生活でも度々苦い思いをした。特に研究室でのミーティングやディスカッションではついていけないことがほとんどで、終わったあとにメンターに何度も内容を確認し、質問を繰り返すことでなんとか理解していた。
そんな頃、メンターから研究グループでの進捗報告で報告をしてみないかと提案があり、まずは原稿を書きそれを丸暗記、しばらくすると報告のアウトラインと必要な表現を書き出し暗記などと徐々に慣らしていった。そうすることで、徐々に研究室でのミーティングやディスカッションにもその場で参加できるようになり、研究に対する理解を深めただけでなく、メンバーと打ち解け、研究でも、それ以外の場面でも多くの経験を得ることができた。

進捗報告の様子

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は不安や、挫折も多いがそれから得られる経験や人脈はその後の人生に大きな影響を与え、必ずプラスになります。思い切って一歩を踏み出し、「成せば成る」を実感してほしいと思います。