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ワタル

出身・在学高校:
山口県立徳山高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
工学部・機械知能航空工学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年08月21日 初回執筆日:2017年08月21日

航空宇宙工学の最先端へ!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学アーバイン校
  • アメリカ合衆国
  • アーバイン
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,600,000円
  • 大学独自のもの 200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

アメリカのアーバインにあるカリフォルニア大学アーバイン校に10か月間(2016.09.~2017.06)、交換留学をしました。基本的に授業を受ける形でしたが、自由な学びを実践したいと思い、航空宇宙工学、 機械工学(飛行力学、制御工学、推進工学)などの自分の専門に加えて、天文学やコンピュータ工学などに挑戦しました。また、実践活動として、FWMAV(Flapping Wing Micro Air Vehicle)という、ハチドリをモデルとした羽ばたき飛行ロボットの飛行時のダイナミクスを研究をしているHaithem Taha氏のもとで3か月間研究室のプロジェクトに参加しました。多様なバックグラウンドを持つ仲間たちとプロジェクトを行う経験は大変有意義なものでした。またクラブ活動にも積極的に参加し、トライアウトに見事合格したサッカー部で約9か月間活動しました。

留学の動機

自分の専攻である航空宇宙工学分野で最前線にいるアメリカで将来留学をしたいと思っていました。また、アメリカの大学院も視野に入れていたので、学部のうちから異国の文化や生活に慣れたり、授業スタイルの違いや、実際に研究に参加して、研究スタイルの違い等を学ぶことができたらと考えていました。このような経緯から交換留学をして、留学先の大学の研究室の活動に参加することに決めました。

成果

多文化、多国籍の人達と研究プロジェクトを行った経験。現代のアメリカの文化や政治などの現地の声が聞けて理解が深まった。

ついた力

トビコミ力

異国の文化や生活に飛び込んで溶け込む。
自分の専門外の分野の授業や、研究室の活動に飛び込む。
知らないことでもなんでも、好き嫌いなく飛び込んでいくことができるようになったから、留学生活から色んなことを吸収できたと思う。

今後の展望

色々迷い中です。

留学スケジュール

2016年
9月~
2017年
6月

アメリカ合衆国(アーバイン)

カリフォルニア大学アーバイン校に10ヶ月間交換留学をしていました。現地の大学では、自分の専門分野である航空宇宙工学についての講義を受け、更に天文学、コンピュータ工学などの専門外の分野の講義も受けました。実践活動として、羽ばたき飛行ロボットのダイナミクスを研究している研究室のプロジェクトに参加しました。日本発信プロジェクトとしましては、私の地元の山口の地酒である獺祭を現地の学生たちに広める活動をしていました。また大学のサッカー部にのトライアウトに合格し、9ヶ月間部活動で活動していました。大学の寮で暮らしていたため、友達は寮の人達やサッカー部の人たちが大半でした。留学をして、多様なバックグラウンドの学生と接することで、日本人としてのアイデンティティをより強く感じることができた。自分とは何者なのか?より深く考えさせられる良い機会になった。

費用詳細

学費:納入総額

580,000 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

60,000 円

キャンパスにて
サッカー部の皆と
寮の皆と
費用詳細

学費:納入総額

580,000 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

60,000 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

ボストンのキャリアフォーラムに参加した時の話。当日は最終面接に臨む予定だったが、その日は体調が悪く、会場までの道中で迷子になり、最終面接にも間に合いそうになく、今日は何て最悪な日だ!と思っていた。すると、向こうの方から、タクシーがやってきて、乗ってくか?とちょい悪そうなおじさんが声かけてくれた。結局最終面接にも間に合い、内定もいただくことができた。内定が出た瞬間、相談に乗ってくれた親や友人の顔よりもまずあのおじさんの顔が出てきた。本当にありがとう、おじさん。浮かれ気分になって帰りの飛行機を乗り逃して半泣きになったのは、ナイショの話。

ボストンの風景

留年しないためのススメ

  • 単位・留年 : 単位互換

私の場合、単位互換ができなければ留年してしまうという状況だったので、留学前に留学先の大学で単位互換できる授業があるかしっかり確認し、教務担当の先生と相談した。帰国後も、成績証明書をもらって、大学の方で単位認定があったりと、色々作業がありますが、頑張ってください。

留学前にやっておけばよかったこと

留学前は語学力を上げておけと散々経験者から言われましたが、もし留学前にそういう風に言われたら素直に従ってください。語学の準備は、留学生活の楽しさに比例すると思うので。あとは、日本のことについて正確に話せるぐらいの知識が必要かなと思った。色んな国の人と接してきたが、彼らはしっかり自国のことについて話せていたので。

留学を勧める・勧めない理由

断然勧める。迷ったら行った方がいいと思う。すごい大雑把にいうと価値観変わる。あとは日本を、自分を俯瞰的に見ることのできる良い機会になると思う。ただ、目的意識をしっかり持って行った方がより充実した留学になるんじゃないかな。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中様々なことで悩むかもしれないけど、とことん悩んでください。
あまり明確な答えが出ないときでも悩んでいる自分を受け止めてください。多分それが今の答えなんだと思います。留学中だと日々様々な影響を受けていることも一因なのかな。
周りを見たら同じような悩みを持っていて、打ち明けられる仲間がトビタテにはあります。
みなさんが実りある留学をすることを祈っています。