留学大図鑑 留学大図鑑

河村真琴

出身・在学高校:
帝塚山高等学校
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
外国語学部外国語学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年07月26日 初回執筆日:2017年07月26日

日本の英語教育を変えるためにサンディエへ

留学テーマ・分野:
certificate取得
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学サンディエゴ校エクステンション
  • アメリカ合衆国
  • サンディエゴ
留学期間:
9か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級、TOEFL ibt 85点、TOEIC855点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

大学を卒業した後、英語の教師になりたくてサンディエゴで英語教授法の資格を取りに留学をした。具体的には日本の英語教育を受け身授業から、speaking, writing, listening,reading4技能を伸ばす能動的な授業の組み立て方を勉強した。
具体的には、writing, speaking, listening, speaking 4 技能別の授業の教材作り、模擬授業を行った。また、同時にpronunciation, idiom, conversation などに特科した授業の教材作り、模擬授業も行った。他には小学生以下の子供のための教材作り、模擬授業をした。その中でも絵本、ゲーム、歌を使った教材の作成はとても新鮮で興味深かったし、将来ぜひ取り入れていきたい。また、自分のプレゼン能力、エッセイライティング能力の向上もした。実際にアメリカの小学校、高校へ行って授業観察をして、日本の現場に持ち帰れることは何かを日本人の教師と協議したりした。

留学の動機

留学の動機は、英語の教師になりたいのに、教え方を具体的に教わったことがなかったこと。そして、自分の英語能力、経験も生徒に伝えるためには不足していると思ったからだ。留学した暁には、自分の英語能力の自信を持てるようになり、効果的な授業の組み立て方を学び、実践できるようになりたいと思って留学した。

成果

英語を教えるための知識はもちろん、モチベーションが上がった。プレゼン力、エッセイライティング力などのアカデミックな英語能力も向上したように思う。また、いろんな文化に触れるうちに自分の世界が広がったため、人生で人間的な面で一番成長でき、豊かな考え方ができるようになったと思う。また、異国で一人旅に行ったりなんでも自分の意思で挑戦するようになって度胸がついた。

ついた力

挑戦する力

シンプルに挑戦力。あまり心配しなくても大体のことがどうにかなるということに気づき、度胸がついた。留学中、雪山で遭難もしたし高速道路で車がパンクしても、生きて帰って来れた。言葉が通じなくても、伝えようと思えば通じるし、大体どうにかなるもの。それと同時に、何事にも諦めず一度挑戦してみると苦労しても達成感は大きいのだと資格を取り終えた今、感じる。

今後の展望

留学を終え、現場の教師として活躍したい気持ちに加え、留学で学んだ英語教材の開発、授業の組み立て方を他の教師に伝えていくような活動をしたいと思うようになった。

留学スケジュール

2016年
9月~
2017年
6月

アメリカ合衆国(サンディエゴ)

TEFL という英語教授法のcertificate、そしてTEYL という幼児のための英語教授法のcertificate の取得のため9か月間留学した。裕福なアメリカ人夫妻の元にホームステイして、学校にはバスかUberで通っていた。certificate取得のため、日々writing, speaking, listening, speaking 4 技能別の授業の教材作り、模擬授業を行った。 幼児のための授業では、絵本、パペット、紙芝居などを作成して模擬授業を行ったりもした。毎日の課題はハードだったが、今は自信を持って英語を教えることができると思える自信がついた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

幼児のための模擬授業の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

アメリカにいるからこそ楽しめたイベント、それがハロウィンだ。ホストファミリーと住んでいたので、10月31日の夜になるとたくさんの子供達が家の扉をノックしにやってきた。バットマンやディズニープリンセスに扮した子供達が、お菓子をもらって帰っていく。私が "what do you say?" と尋ねると"trick or treat!" と元気な声が返ってきた。日本の大人が騒ぐハロウィンではなく、本場のハロウィンを経験できたことは一生の思い出だ。

仮装した地元の女の子

アカデミックの留学中に役立つ英語力が身につくのはTOEICの勉強ではなく、TOEFLの勉強。

  • 語学力 : 英語

何か専門的なことを勉強、研究することが留学の目的な人はTOEFLやILELTSの勉強をしておけば少しは楽できるのではないかと思う。というのも、エッセイライティングの基本的な勉強もできるしアカデミックな文章を聞く、読む練習もできる。また話す練習もできるので、ビジネス英語が中心のTOEICより役に立つのではないかと思う。実際自分もTOEFLの勉強をして行ったおかげで、英語力に関して苦労することは少なかった。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行けば、必ずどこか成長ができると思う。それは語学面よりも人間面で。 その成長はこれからの人生に役立つと思うので、行く機会があるなら是非行くべきだと思う。