留学大図鑑 留学大図鑑

ぬいゆい

出身・在学高校:
福岡県立久留米高等学校
出身・在学校:
国立行政法人大分大学
出身・在学学部学科:
工学部知能情報システム工学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年05月18日 初回執筆日:2017年05月18日

新たな技術の導入で高齢化社会に革命を!

留学テーマ・分野:
語学留学・英語
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ELS Language Centers Silicon Valley
  • アメリカ合衆国
  • クパチーノ
留学期間:
83日
総費用:
1,400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

 日本より医療分野の技術が進んでいるアメリカで、今後の日本の高齢化で必要となってくる自宅で用いられる医療機器や介護機器を学ぶために企業訪問や介護施設でのボランティア活動を行った。訪問したNeuroSkyは脳波を測定するチップの製造を行っている企業であるため、脳波を用いた機器の応用を知見し、企業の方の話で現在のアメリカの医療、介護のシステムやその将来性を聞くことができた。脳波の活用用途としては、ストレス度検知や不整脈検知、心拍数測定、ノンレム睡眠やレム睡眠を観測し眠りの浅いときになるアラームなどがあった。ストレス度検知や心拍数測定などは、中国や台湾の企業で用いられている実績がすでにあることも知った。実際に開発オフィスの中に入れてもらい、リラックス度と集中度を観測できるヘッドフォン型の機器を使わせて頂いた。それらの数値が容易に可視化できることを実際に体験し、日本でこの分野がもっと一般的に家庭で利用できるようになったら、簡単な身体検査は年に1度の健康診断に頼らずに行え、身体の異変にいち早く気づけるのではないか、と感じた。また介護施設でのボランティア活動は、実際に介護現場ではどのようなシステムや機器が用いられているかを知るために行った。感想としては日本の介護施設で用いられているものとアメリカでのそれとでは大差はないように感じた。

留学の動機

高校の時の修学旅行で海外に興味を持った。
大学生の間しかできない経験をしたと考えていて、留学するチャンスがあったので決心した。

成果

語学学校に通っていたが、授業中、自信を持てる回答でなかったら発言できずにいた。そうした中、留学二週目で企業訪問があった。携帯がWi-Fi環境下でしか使えない中、道に迷ってしまい伝わればいい程度で話しかけた結果たどり着くことができた。それから語学学校でも怖気づいてしまうことなく、発言できるようになった。拙い英語でも発言しないと誰も助けてくれないことや、日頃からのアウトプットの大事さを痛感した。

ついた力

積極力

今までは自信ないことには躊躇したり、一歩踏み出せなかったが、留学はすべてが初体験のものばかりで、そういう環境にいたからこそ、色々なことにチャレンジすることが出来るようになった。

今後の展望

将来は、システムエンジニアとして介護や医療機器の開発に携わりたい。

留学スケジュール

2016年
10月~
2017年
1月

アメリカ合衆国(Cupertino)

留学期間中は語学学校に通いながら、約1ヶ月半の週末の間の介護施設でのボランティア活動と、1日の企業訪問を1人で行った。留学中は語学学校の寮でルームメイトと暮らした。初めてのボランティア活動で、不安や緊張もあったが、利用者の方は皆優しく最後まで頑張れた。又、人の命に係わるような分野の活動だったので、活動を通して人を慈しむ心が養われたと思う。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

語学学校の休憩時間風景
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

自分の生まれ育った国を外から見ることも、外から見ていた国を実際に自分の目で見ることも海外に行かないとできないことだ。私が留学に行って一番変わったと思うことは日本に対する考え方だ。今までは日本の環境が当たり前と思っていて、ニュースで海外の環境や状況を観てもどこかフィクションのような感じがしていた。しかし実際に海外に行き、私にとって日本は、恵まれた環境なんだと感じさせられた。それと同時に、日本の悪いところ、逆にアメリカのいいところも生で感じることができた。一番驚いたのはレジをしている女性が子守をしながら働いていたことだ。日本では絶対考えられない風景で、でも私はアメリカのこういった自由なところが日本にもあれば、もっと労働環境も変わるんだろうな、と考えずにはいられなかった。日本は良い言い方をすれば真面目だが、その真面目さゆえに柔軟な考えができない部分があるように感じた。アメリカに行ったことで、今まで考えることのなかった様々な考えを持てるようになったことが私の一番の成長だと思う。

Stanford University

帰国後の時間を有効的に

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

人によって様々だとは思いますが、帰国後数か月で就職活動が始まる人は特に時間を大切にしたほうがいいです。事後研修や事後課題、コースによっては事後報告会や企業へのインターンシップもあり、就活の準備を怠っていると、就活時期にスケジュールが多忙となってしまいます。その為、解禁前までに自分の希望する分野の企業の選択やSPIの勉強を計画的に進めておくのと、やってない状態で解禁日を迎えるのとでは雲泥の差があります。これも企業や人によっては様々だと思いますが、ESはトビタテの書類審査を乗りこえていれば書くのは楽だと思います。実際に私は、文章を書くことや自己PRがすごく苦手ですが、トビタテの書類で自分の人生を見直す機会があったため、スラスラ書くことが出来ました。そういう意味では、自分の強みや今まで頑張ってきたことなどを考え、自分を見つめなおす時間も大事だと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強をもっと本格的にしておけばよかったと感じた。留学で成長するだろうと変な自信があったが、留学前の頑張りで留学期間での伸びしろが変わると思った。

留学を勧める・勧めない理由

個人的には留学を勧める。なぜなら、留学は日本の中では味わえない体験や経験ができるし、日本を外から見るのも大切だと思うからだ。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分の意思を大切にして、せっかくの留学ですので時間を大切に過ごしてください。日本にいる時より時間が早く過ぎるように思います。勉強やその他の活動も大切ですが、思いっきり遊んで後悔がないように楽しんでください!