留学大図鑑 留学大図鑑

MK

出身・在学高校:
広島県立広島皆実高等学校
出身・在学校:
広島市立大学
出身・在学学部学科:
国際学部国際学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年03月29日 初回執筆日:2018年03月29日

ヒロシマ×ルワンダ×平和学

留学テーマ・分野:
私費留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • プロテスタント人文社会科学大学開発学部平和紛争研究学科
  • ルワンダ共和国
  • フイエ
留学期間:
11か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 100,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

平和学を専門的に学び、草の根の平和構築活動に携わることを留学の目的としていた。
地域としてアフリカを希望していたこと、また紛争地域の学生たちと共に学び働くことに魅力を感じたため、ルワンダにある私立大学の開発学部平和紛争研究科に留学。留学の傍ら、現地のNGO・小学校でインターンシップやボランティア活動に従事。留学終盤にはルワンダに関連した卒業論文テーマを考え、情報収集も行った。
大学ではルワンダだけでなく隣国のブルンジ・コンゴ、タンザニアや南スーダンからの優秀な学生たちと共に学びを深めることができた。また草の根の平和構築活動に携わる中で、国際協力といっても様々な関わり方・可能性/限界があることを実感し、今後のキャリアを考える上で大変参考になった。

留学の動機

広島に生まれ育ち、平和教育を受ける中で「紛争」や「平和」に強い関心を持つようになった。なぜ生まれる場所が異なるだけで自分と同じ歳の子供たちが紛争に巻き込まれなければならないのか?という疑問から、紛争を解決するための根本原因にアプローチする方法を学びたいと思った。1994年に内戦を経験したルワンダで、平和な社会をつくる担い手となる同世代の学生たちと共に勉強したいと思い、ルワンダへの留学を決意。

成果

ルワンダだけでなく隣国のブルンジ・コンゴ、タンザニアや南スーダンからの優秀な学生たちと共に学びを深め、平和への思いを強めることができた。彼らと議論し、様々な活動に携わった経験が一番の財産となった。
また草の根の平和構築活動に携わる中で、国際協力といっても様々な関わり方・可能性/限界があることを実感し、今後のキャリアを考える上で大変参考になった。

ついた力

適応力

インフラがあまり整っていない、時間間隔が異なるルワンダの環境への適応能力はもちろん、現地の学生と積極的に交流し協働活動をしてきたことで、文化やバックグラウンドが異なる中で自分らしく立ち振る舞い、人間関係を構築していく適応能力を身に着けることができた。

今後の展望

将来はアフリカ地域(特に太鼓地域)における平和構築に携わりたいと強く思っている。関わり方はまだ模索中であるが、まずは自分自身に足りていないビジネスの視点を身に着けるため、民間企業で経験を積みながらNGOでのボランティア等に関わり、自分自身のキャリアを模索したい。

留学スケジュール

2016年
3月~
2017年
2月

ルワンダ共和国(フイエ)

大学にある平和活動の学生団体に所属し、ヒロシマや原爆について知ってもらうワークショップを企画・実行したり、専門家を招いたセミナー、海外からの学生との交流活動・スポーツ大会に参加したりした。
各地域にある課題やそれぞれの地域で行われているアプローチ事例を知ることが出来た。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スポーツ大会にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
3月~
2017年
2月

ルワンダ共和国(フイエ)

大学の付属機関である開発センターが行っていた切り花プロジェクトに関わらせてもらった。メンバーの女性たちと共に農作業のお手伝い、ミーティングに参加した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

育てたお花で追悼式用のブーケを製作
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
8月~
2016年
8月

ルワンダ共和国(ニャガタレ)

現地で教育活動を行うNGOで2週間ほどインターンシップ。小学校運営のために養鶏事業を行っており、そのファンドを申請するにあたり、養鶏農家をまわって情報収集を行った。また小学校運営における課題を職員からヒアリングした上で問題点を洗い出し、今後必要となる支援やサポートについて検討した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

滞在した農村での一枚
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

アフリカやルワンダのことを学びたいと思って留学したが、ヒロシマのことや日本について興味をもって聞いてくれる友人が多く、逆に自分自身の国や故郷の問題について気づかされることが多かった。自分自身が気づいていなかったヒロシマというアイデンティティや平和への思いを気づかせてくれた友人たちにとても感謝している。
平和な世界をつくりたいと熱い想いを語ってくれた彼らとこれからも繋がって、いつか協働できればと思っている。

和解の授業の後、クラスメートとゲストの方々と共に

自分の言葉で自分の思いを伝える!

  • 周囲の説得 : 家族

留学先がアフリカだったこともあり、特に治安の面で家族に心配された。しかし自分自身のやりたいことをしっかりと説明し、また外務省のウェブサイトや現地の方からの情報を共有し、ある程度の治安が守られていることも説明し、家族にも納得・応援してもらうことが出来た。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分にとってルワンダ留学は本当にかけがえのない経験であり、人生の大きな宝物です!
海外で何かやりたいことがあるのなら勇気を持って一歩踏み出してみてください!どんなに小さなことでも自分から行動を起こすと、いろんな人がアドバイスをくれたりサポートしてくれます。
後悔のないようしっかり楽しんでください!