留学大図鑑

柚月

出身・在学高校:
千葉県私立八千代松陰高等学校
出身・在学校:
千葉大学
出身・在学学部学科:
法政経学部法政経学科
在籍企業・組織:

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ゴミから生み出すビジネスチャンス

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・経済・商・観光
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インドネシア大学
  • インドネシア
  • デポック・ジャカルタ・ブカシ
留学期間:
6か月
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS 6.0, TOEIC IP 710> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

・インドネシア大学にて環境経済学の短期プログラム(UI-CREATES)に参加
 環境経済学の講義とフィールドワークを行った。クラスでは環境経済学の入門、再生(不)可能資源、環境負荷をコントロールする政策、分析方法を学んだ。フィールドワークではごみの最終処理場、ごみ銀行、植物園、港湾などを訪れた。最終プレゼンテーションではそれまでのコース内容を踏まえ、日本・中国・インドネシアのごみに対する個人の行動の比較をした。
・インドネシア大学で経済学・ビジネスの科目を履修
 「開発経済学」、「貧困の経済」、「ビジネスコミュニケーション」、「組織行動論」を履修した。開発経済学と貧困の経済では、主にインドネシアに焦点を当て、環境・社会・経済が同時に成長するための開発、貧困を脱するための方策などを学んだ。ビジネスコミュニケーションと組織行動論では個々人の動機付けや組織としての文化や行動、ビジネスとの結びつきを学んだ。
・実践活動
 二週に一度のボランティア活動や、ごみ問題に対する個人の意識調査、フィールドワークによるごみ問題の現状と市民社会の取り組みの調査、それらの分析、政策立案を行った。さらに、幼稚園・小学校・高校で、ごみ分別や処理に関する環境教育、および日本文化発信活動を行った。

留学の動機

高校時代、世界史の勉強や青年海外協力隊の人との出会いを通して、ずっと自分の視野を広げたい、途上国に貢献したいと思っていた。そして、大学での環境活動(千葉大学環境ISO学生委員会というところにいました)を通して、自分のやっていることをもっと実際問題の改善のために生かしたいと思ったから。

成果

インドネシア大学では、学問的側面からインドネシア経済についての専門知識を習得した。また、実践活動では、インドネシア社会に適合し、かつ経済的利益が出るゴミ処理システムを検討し、環境教育やメディアによって情報発信を行うことができた。結果として、SNS等を通して約一万人のインドネシアの人々が私の活動を知り、ごみ問題を改めて考え直すことにつながった。

ついた力

とびこみ力

どんなことでも、躊躇する前にまずやってみようと考えられるようになった。また、知らない世界だからこそ、苦労もあるが、新しい出会いや知識、楽しみを見つけられるのだと思った。

今後の展望

まずは就職活動、卒業論文、エヴァンジェリスト活動に取り組む。そして、9月から日本語パートナーズとしてインドネシアに行く。来年度就職したのちは、数年働いて専門知識を身に着ける。そして数年後に、それを生かし、途上国で仕事をする。留学での大学院進学も視野に入れる。
将来は、開発コンサルタントとして独り立ちするか、それまでの道のりで見えてきた方向性に進む。

留学スケジュール

2016年
8月?
2017年
1月

インドネシア(デポック)

インドネシア大学では、「天然資源と環境経済学」「開発経済学」、「貧困の経済」、「ビジネスコミュニケーション」、「組織行動論」を履修した。開発経済学と貧困の経済では、主にインドネシアに焦点を当て、環境・社会・経済が同時に成長するための開発、貧困を脱するための方策などを学んだ。
実践活動では、二週に一度のボランティア活動や、ごみ問題に対する個人の意識調査、フィールドワークによるごみ問題の現状と市民社会の取り組みの調査、それらの分析、政策立案を行った。さらに、幼稚園・小学校・高校で、ごみ分別や処理に関する環境教育、および日本文化発信活動を行った。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

150,000 円

生活費:月額

180,000 円

項目:保険・航空券・旅行等

250,000 円

ジャカルタお掃除クラブ
ごみ銀行で友達と
日本文化発信で折り紙教室をやったとき
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

150,000 円

生活費:月額

180,000 円

項目:保険・航空券・旅行等

250,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

・ジャカルタお掃除クラブ(JOC)での活動
 メンバーの一人とごみの最終処理場を訪れた際、まずその惨状に衝撃を覚えた。ごみが分別されないまま放置されて何メートルもの山になっており、虫が湧き、悪臭が立ち込め、真っ黒な水が流れていた。ごみを拾っている人(スカベンジャー)も何人かおりインタビューしたところ、もとの仕事で生計が立てられなくなったためスカベンジャーを始めたと言っていた。
 立場の弱い彼らは満足なお金を支払われず、健康に害がでても病院にも行けず、劣悪な状況でごみを拾い続けている。一方で多くの人は何も考えずにごみを投げ捨てる。生活環境にも大きな悪影響が出ており、社会的損失は計り知れない。政府はその状況を何とかしようと努力してはいるが、不十分である。誰かが立ち上がらなければ状況は打開できないと思った。日本に暮らして当たり前のように享受している社会的サービスの水準の高さと自分の甘さ、仲間と協力してごみ問題に取り組むことの必要性、緊急性、社会に与えられる影響力を改めて認識した。これを通して日本しか見てこなかった視野が広がった。

ゴミを拾って生活している人へのインタビュー

異国の地でのコミュニケーション

  • 語学力 : その他の言語

インドネシア人の英語レベルは日本人と同じくらいだ。大学ではペラペラな人ばかりだが、一歩街中に出ればほとんど通じない。
しかし生きていくためには一般人と意思疎通しなければならない。たとえば、買い物では量り売りが中心だから、自分で頼まないといけない。移動するときはよくバイクタクシーを使うが、ドライバーからかかってくる電話応対は基本的にインドネシア語である。それではどうやってコミュニケーションをとればよいのか。

これに対し、私の答えは「伝えようという気持ちがあればなんとかなる」ということである。努力はしたが私は結局あまりインドネシア語が上達しなかったのだ。最低限の言葉を覚え(saya mau ke~:私は~に行きたい、とか)、適当にしゃべる。通じなくてもとにかくしゃべる。あとはジェスチャーである。これでなんとかなった。よく6か月生活できたものだ。インドネシア人はとても優しいし親切で、根気強く理解しようとしてくれたおかげだと思う。それと、笑顔が重要である。何かしてもらったら「terima kasih:ありがとう」と笑顔で感謝を述べる。どんな国でも、きっと相手も笑顔で返してくれるだろう。

ジャカルタでの移動にバイクは必須

留学前にやっておけばよかったこと

留学前にもっとインドネシア語を勉強しておけばよかった。そうすれば、インドネシアの友達ともっと深く付き合えたのだろうと思う。

留学を勧める・勧めない理由

留学にはぜひ行ってほしい。
私が留学を通して得られる価値だと思うものは、「視野のひろがり」と「人とのつながり」である。これらはお金を出して買えるものではない。自分で経験して初めて手に入る。だから、留学を通して、もっとたくさんの人にこれらを自分のものにしてほしいと思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は当たり前のことである。そして回り道ではなく、自分を高めるのに最適な方法だと思う。
辛いことのほうが多いかもしれない。しかし得られる楽しさも段違いである。

人生で最も素晴らしい経験の一つとなることを約束します。