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Shun

出身・在学高校:
鳥羽商船高等専門学校
出身・在学校:
鳥羽商船高等専門学校
出身・在学学部学科:
商船学科機関コース
在籍企業・組織:

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最終更新日:2017年03月13日 初回執筆日:2017年03月13日

航空産業を聖地アメリカ・シアトルから学ぶ

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • North Seattle College,日系大手重工系企業
  • アメリカ合衆国
  • シアトル
留学期間:
約6ヶ月
総費用:
1,850,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,350,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC465点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC775点>

留学内容

North Seattle College付属の語学学校で5ヶ月間英語力向上のため英語を学んだ。
その後、日系重工系大手企業にて2週間のインターンシップ。
また、それと並行して現地にオフィスを置く企業への訪問を実施し、会社見学とヒアリングを行った。
帰国直前に三重県から視察団が訪米した際には、シアトル地区での視察に3日間同行し、自力では難しい現地企業の見学・ビジネスマッチングの場への同席も行った。

留学の動機

中学1年の際に1ヶ月渡航したアメリカで初めて異文化を体験する。
当時ほとんど英語が出来なかった経験をリベンジしたい、そして今度はもっと長く滞在し、アメリカで学生として学んでみたいという思いを持ち、高専へ進学。
3年に進級したある日、先輩から三重県での地域人材コースの募集の話を知り、応募を決意。
三重県コースのテーマの「航空宇宙産業」と、自分の専攻の「物流」を結びつけ応募。

成果

6ヶ月間という決して長くはない留学期間ではあったが、英語力の向上(後述)、現地日系企業でのインターンシップ、複数の現地の日系関連企業への訪問及び人脈構築を行うことが出来た。
また、現地で駐在員の方から日系商社の学生向け勉強会への協力依頼を受け、コーディネートの手伝いをさせて頂き、ビジネスマナーの習得も行うことができた。

また、帰国してからも現地で出来た繋がりを活かし、関連企業訪問を行った。

ついた力

行動力、実行力、調査力、分析力

企業へアポをとり、訪問する過程において、行動力、そして実行力がついた。
そして訪問した時や、レセプションでお逢いした方の話を聞いて、自分の分野に活かせるかどうかを見極め、また頂いた情報を活かすための調査力、分析力が身についた。

今後の展望

留学を経て、現在も航空産業に就くために必要となる業界動向を継続してリサーチしている。
まずは高専を卒業し一旦就職した後、(キャリアを積んで大学に編入して)航空業界に転職を考えている。
高専卒では、自分の就きたいポジションには公募が出ていないことが課題である。

留学スケジュール

2015年
9月~
2016年
2月

アメリカ合衆国(シアトル)

North Seattle Collegeの語学学校にて英語力の向上を図った。

費用詳細

学費:納入総額

850,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

語学学校の写真
費用詳細

学費:納入総額

850,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
1月~
2016年
2月

アメリカ合衆国(シアトル)

日系大手重工系企業の現地法人にてインターンシップを行った。
日系企業の課題や、横の繋がりを活用して頂きいくつもの他の日系企業にも訪問させて頂くことが出来た。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

会社訪問の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

実践活動が全く決まらぬまま採択され、悩んでいた時に必死の思いで書いたメールやFacebookを見て連絡してくれた、中1でアメリカへ同じ団体・渡航先で行った友達。彼女が繋いでくれたのは、後にインターン先企業となる会社の日本で勤務されてる方。メールでのやりとりと、たった1回の電話での面談のみで、多大なるご支援を頂いた。その方がいなければ自分の留学は成立しなかったし、現地でもメンターとして何度も相談に乗ってくださった。予定が合わず未だにお逢い出来ていないが、成長した姿を早く見せられるように頑張りたいと改めて思う。

憧れのボーイング社

休学は可能性である。

  • 単位・留年 : 休学・留年

トビタテへの採択が決まると同時に、休学の必要性が出てきた。
しかし、自分の中にあったのは、休学への後ろめたさではなく、留学で得られる経験、そして帰国後にある半年間の自由な時間。
実際、留学でかなり貴重な経験をたくさん出来たし、帰国後の自由な時間で自分の望むライフスタイルをある程度実践出来た。しかも就活に繋がりそうな経験もいくつもできたので、休学には可能性しか感じなかったし、むしろ休学してよかったと心から感じている。

留学前にやっておけばよかったこと

語学力の向上。
もっと前もって取り組んでおけば、さらに質の高い留学をすることができたと思うから。

それと、実践活動先の確保。
ギリギリで実践活動先が決まったもの、留学中実践活動先の確保でかなり頭を悩ませることになったので事前にやっておけばよかった。

留学を勧める・勧めない理由

行きたいのなら行くべき、別にいいなら行かなくてもいいと思う。
留学に行ったというだけで就活で有利になる時代は既に終わっている。

大切なのは、留学で何をしたのか?

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、あなたの中にある無数の可能性の中の1つに過ぎません。
やるかやらないかは自分で決めたらいいと思います。
そして色々考えて、どうしようもなくなったら、最後は自分を信じて決断すること。

そして、電話でもメールでもLINEでもいいから、相談出来る友達を持つこと。

皆さんの留学が、安全に終わり、豊かなものになりますように。