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ぜんちゃん

出身・在学高校:
学校法人 神村学園高等部 保育科
出身・在学校:
西九州大学
出身・在学学部学科:
子ども学部子ども学科
在籍企業・組織:
聖フランシスコ学園 みょうじょう幼稚園

オーストラリアのパースに留学していました。
教育関係(専門は幼児教育・モンテッソーリ教育)については詳しいので、悩んでいる人はぜひご相談ください!
留学に関する質問・ご相談はFacebookにてメッセージいただければ可能な範囲でお答えさせていただきます。
返信は遅くなることがあります。


最終更新日:2021年06月28日 初回執筆日:2021年06月28日

日本とオーストラリアのモンテッソーリ教育

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Treetops Montessori School
  • オーストラリア
留学期間:
7ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<1500000>

留学内容

幼稚園〜高校までのモンテッソーリ校で、インターンシップをしました。
主に幼稚園での活動+第二外国語が日本語だったため、幼稚園生〜高校生までの日本語クラスのアシスタントも行いました。
幼稚園での活動は、毎日制作のコーナーを任されたため、季節や行事に応じた活動を行ないました。モンテッソーリの資格を持っていなかったため、保育終了後に保育者から教具の使い方などを教えてもらいました。(実践でも活動させていただきました。)
日本語クラスでは、一貫校であり、高校生になると国際バカロレアの資格を受けるための授業の組み立てなどを日本語クラスの先生と行いました。
パースにあるモンテッソーリ校をみたいと思ったため、他の幼稚園にも見学に行ったり、公立の中・高校への見学・日本語の授業をしました。
現在、社会人になり現場で働いていますが、インターン先の学校で行ってきた活動は実践でとても役に立つものばかりでした。日本の教育実習とは異なり、計画書や報告書・日誌といった書き物がほとんどありません。年間計画や学期の計画など大まかなものを立て、子どもたちとの授業の中から子どもの興味を引き出し、計画に固定していません。
オーストラリアのような教育システムなどを比較するため留学しました。日本で生かせることは活かしつつも、日本の教育の良さを大切にしたいと感じる結果になりました。

留学の動機

大学2年生の時に、2週間のオーストラリア留学に友達・先生に誘われて行った先が、トビタテの留学でお世話になったTreetops Montessori schoolでした。その時に見たもの全てが新鮮で、幼稚園教諭の先生がとても魅力的で、この先生のところで勉強したいと思い、2度目の留学を決心しました。

成果

オーストラリアと日本の教育の考え方を深く学びました。
大学などの講義ではなく、実際の現場で教師・保護者・子どもの関わりの中で学ぶことができた経験はとても貴重なものだと思います。

ついた力

挑戦 現場 追求力

挑戦力は幼稚園への見学のアポイントを取るときに「知りたいこと・発見したいこと」など新しく学べる力として必要で、身についた力だと思います。
現場力はインターンシップを通して毎日計画していた活動の通り行くことはなく、視野の広がりや対応など現場でしか身につかない力を得られたと思います。
追求力はモンテッソーリ教育についてさらに学びを深めたいと思い資格を取得し、今後発信などの活動をしたいと思っています

今後の展望

”もっと教育に自由を”というのが私の中のテーマです。そのために、教育法や学校の情報を誰でも見ること・知ることのできるサイトなどを作りたいと思っています。
またモンテッソーリ教育については、日本では幼児教育が主流で小学校以上の課程は無いため、資格取得+学校作りや理論の提供をしていきたいと思っています。

留学スケジュール

2018年
3月~
2018年
9月

オーストラリア(パース)

幼稚園〜高校までのモンテッソーリ校で、インターンシップをしました。
主に幼稚園での活動+第二外国語が日本語だったため、幼稚園生〜高校生までの日本語クラスのアシスタントも行いました。
日本語クラスでは、一貫校であり、高校生になると国際バカロレアの資格を受けるための授業の組み立てなどを日本語クラスの先生と行いました。
パースにあるモンテッソーリ校をみたいと思ったため、他の幼稚園にも見学に行ったり、公立の中・高校への見学・日本語の授業をしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

幼稚園の子どもとの写真
Busselton Jettyでの写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

インターンシップ先の教員の方々とのランチタイムや保育・授業中の関わりは長期のインターンをしたからこそ味わえた経験だったと思います。
1度目の留学とは違い、2度目は1人で行ったという点でも貴重な経験だったのだと思います。
辿々しい英語にも関わらず、対等に話をしてくれたり、カリキュラム作成でも日本ではあまり発言できないようなことも自然に受け入れて、”インターン生”でありながら”一人の教員”として関わってくれたという経験は日本では味わえなかったと思います。
保護者の方々ともたくさん関わることができ、教員・保護者・子どもが対等に自然に、そして一緒に成長していく姿を見ること・関わることができ、Treetopsでしか味わえない貴重な学びになったと思います。

bookweekdayという行事での教員写真
保護者と子どものクッキング

最後は自分の意思

  • 周囲の説得 : 家族

長期の留学に対してあまり良い返事がもらえませんでした。
学校の交換留学に対しても良い返事がもらえなかったため、なぜなのかしつこいくらいに質問をしました。
私の両親の場合、第一に治安。その次に留年(休学)はダメということでした。
治安に関しては、両親の価値観(偏見)次第だと思ったためいくら私が様々な情報を提示しても頷きませんでした。
留年(休学)に対してはゼミの先生と話、”卒業論文の調査のため”ということで単位を認定していただくことを許していただき、クリアできました。(他にも教育実習を帰国後にずらしていただきました)
両親の第一の問題である治安ですが、「両親も行ったことがない為本当に危ない国なのか留学を通して自分の目で確かめてくる」という言葉に折れたのか、説得することができました。
本当に行きたいという気持ちを全面に出し続け、意思を示し続けることで道がひらけてくるのかなと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

帰国後のプランを練っていると安心かなと思いました。
私は大学4年生の時に7ヶ月留学したため、帰国後の半年間で残りの実習・就職活動・卒業論文などの時間配分が大変でした。

これから留学へ行く人へのメッセージ

たくさんの困難や不安があると思います。
”留学したい”と思った気持ちを持てることが本当に素晴らしい第一歩です。
旅行ではない、留学という選択肢を選び前進していく皆さんが、新たな自分を見つけられる経験を楽しみにしています。
日本の話・海外の話を一緒にできる日を楽しみにしています。