留学大図鑑

しゅう

出身・在学高校:
茨城県立下妻第一高校
出身・在学校:
東北大学、東北大学大学院
出身・在学学部学科:
工学部化学バイオ工学科、工学研究科化学工学専攻
在籍企業・組織:

最終更新日:2021年05月18日

グローバルエンジニアに俺はなる!!!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミュンヘン工科大学、香港理工大学
  • 香港・ドイツ
  • ミュンヘン・香港
留学期間:
11か月
総費用:
1,900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,970,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL ITP 530> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC 870>

留学内容

香港の大学で研究インターンシップ5週間,ドイツの大学で研究留学を現地で6か月・コロナで帰国後オンライン留学4か月の合計11か月の留学であった.
香港では自分が日本人というだけで現地の香港人,そのほか世界中から集まった留学生に興味を持たれこれまでの日本人の行いに感謝するとともに,後世にもそう思われるような振る舞いを自身もしなければと思うようになった.
ドイツでは目的であった研究活動に関してはコロナでの緊急帰国の影響で想定していた結果を出すことが出来なかった.しかし研究だけでなく1つのチャレンジとしてビジコンに参加し,多様性のある環境で逆境に立たされながらもどうにか乗り越え学内起業権を獲得した.

留学の動機

動機はマイノリティとなる環境に身を置きたかったことだ.
学部2年時から留学生支援団体で日々留学生と交流し,英語も上達し留学しなくても「多様性のある環境で生きていけるスキルを身に着けた!」と思っていたが,3年時自分以外全員留学生である映画製作の授業を履修し,何も価値を発揮できずマイノリティとして自身と異なる価値観がある環境に身を置く必要があると感じるようになった.

成果

研究活動においては国際学会の発表権獲得(コロナで中止),そのほかでは学内のビジネスプランコンテストで優勝し起業権を獲得した.これらの活動で日本国外でも通じるスキルや考えに気づくことが出来た.
ただコロナの影響で途中帰国となってしまい,想定していた結果は残せなかったことは悔やまれる.

ついた力

Go my own way力

香港・ドイツへの留学を通して,様々な価値観を持つ人と触れ合ってきた.
その中で自身の視野が非常に狭いことに気づかされた.具体的には早く社会に出なければいけないといったことや,自分で選んだ専攻に関係する就職先に進まなければいけないといった考えだ.
これらの考えが変わったことにより,今後どんな人生を歩みたいかを真剣に考え行動することでより幸せな人生を送れている.

今後の展望

留学を通して環境技術分野での最先端の研究に携わることが出来たが,本質的な課題解決にはビジネスの力が必要であることを痛感した.
今後はエンジニアではなく商社パーソンとして環境課題解決に寄与し日本に,世界に貢献していきたい.

留学スケジュール

2019年
8月~
2019年
9月

香港(香港)

食用廃油からバイオディーゼルを合成する触媒に関する研究を行った.現地学生とは研究内容についてや,海外生活,日本人から見た香港,日本文化や日本料理について雑談もした.研究自体は専攻と似た内容であったが,環境や国が異なることで取り組む内容やアプローチも大きく異なるということを学んだ.
生活全般では,毎日の香港人との食事の際に,当時起こっていたデモを含めた政治に関する話について深く討論することができたため,日本では味わえないような文化の違いや考え方の違いなどに触れることができ,自身の異文化適応・理解能力が上がったと感じた.デモの影響で頻繁に外出することはできなかったが,その分,室内で他国から来た留学生同士で色々な会話をし,仲を深めることができた.

費用詳細

学費:納入総額

150,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

80,000 円

項目:20000

- 円

研究室の学生とのお別れ会後の一枚
実験の様子
利用したIAESTEインターンシップの友人との登山
費用詳細

学費:納入総額

150,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

80,000 円

項目:20000

- 円

2019年
10月~
2020年
3月

ドイツ(ミュンヘン)

授業に関しては,日本の所属大学よりも幅広い学問領域から選択できたため,ドイツ語でのディスカッションクラスや工学系ビジネスプランプログラムなどを受講した.特に後者に関して,メンバー全員の国籍が違う中で衝突はありながらも,15組中優勝することができ,実際に事業化する流れになったが,コロナウイルス蔓延の影響で中止となった.
研究に関して,11月から研究室に所属し,週20時間通った.再生可能資源である植物性ナノ材料セルロースナノファイバーに関する研究を行った.3月初旬に研究室がコロナウイルス蔓延による影響で閉鎖されたため,実験が中断となり担当教員とはオンラインで結果報告・ディスカッションを行った.その後帰国したが,オンラインでの研究活動を7月まで行った.
生活全般では,ミュンヘンが想定していたよりも多様性の観点で非常に先進的であり,日本が目指すべき環境だと感じた.

費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

80,000 円

項目:VISA,フィールドワーク参加費,交際費

410,000 円

現地で仲良くなったフランス人学生3人と登山
トビタテ生とそのホストファミリーと参加したクリスマスパーティ
費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

80,000 円

項目:VISA,フィールドワーク参加費,交際費

410,000 円

スペシャルエピソード

就活にも効いた!留学経験

新規事業立案プロジェクトでのけ者にされた経験だ。初回ミーティングで、私は英語の発信スキル不足により議論に参加できず、いないも同然のような扱いを受けてしまうという困難に直面した。正直チームを抜けたいと思ったが、トビタテ生が活躍しているであろう姿を想像し、自分を鼓舞してどうにか持ちこたえた。この状況を打破するためにプロジェクトの推進とチームワーク強化それぞれに対して地道な努力を重ねた。前者では、まずプロジェクトへの熱意を示すため発表資料の質にこだわった。また、ミーティング後には自分の意見をまとめた上で次回に臨むようにし、拙いながらもその意見をメンバーに伝えていくことを徹底した。後者では、細部のコミュニケーションにこだわった。日々の作業の中で感謝の気持ちを伝える、飲み会を主体的に企画する等でメンバー同士の関係の質を高めた。これらの取り組みにより、メンバーが徐々に私の声に耳を傾けてくれるようになり、最終的にはチーム優勝と学内起業権獲得に貢献できた.

全員国籍,専攻が異なる多様性あるチームメンバー

渡航後に研究室をまわり,所属させてもらった

  • 留学先探し : 大学院

渡航前から自身の研究と関連する研究室は調べていたが,学外のものには詳しい情報は公開されていなかった.
そのため渡航後片っ端から研究室のホームページを調べて,自身の研究内容に近いものを探し,該当する研究室に連絡を入れた.数か所面談をしてもらい数か所から所属許可をもらい,無事渡航1か月で研究室に配属された.

留学前にやっておけばよかったこと

英語のアウトプットの練習だ.
英語を話し慣れている欧州の学生のに対して,円滑なコミュニケーションを取ることは想像以上に難しかったためだ.

留学を勧める・勧めない理由

勧める.
理由は自分の視野がどれだけ狭いかを実感できるためだ.私の場合は思考する際の視野ももちろんだが,自分を俯瞰することができ,それまで些細なことで悩んでいる自分に気づくことが出来た.

これから留学へ行く人へのメッセージ

迷ったら行動してみる.これにつきます.
やはりやったことのないことはどれだけ考えても解はでない.
現場に行かないと感じ取れないことが山ほどあります.
考えすぎずやってみてください.