留学大図鑑

伏谷亮太朗

出身・在学高校:
徳島県立城東高等学校
出身・在学校:
金沢大学
出身・在学学部学科:
人間社会学域国際学類
在籍企業・組織:
大学生

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最終更新日:2021年05月12日

平等社会ノルウェーとLGBTQ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ノルウェー科学技術大学・政治科学部
  • ノルウェー
  • トロンヘイム
留学期間:
8ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,690,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

「LGBTQ」「ジェンダー」「子ども」に焦点を当てて留学先をノルウェーに決定。
ノルウェー科学技術大学の授業でジェンダー学と子ども学の授業を履修し、そこでえた知識を生かして実践活動として留学先のトロンヘイムにあるLGBTQコミュニティに入りイベントの運営や現地の当事者(特に学生)との交流をする中で「平等先進国」と言われるノルウェーではLGBTQ当事またはアライがどのような経験をしてきたのかを探る。また、トロンヘイムで開催されるLGBTQの権利を祝う「プライドパレード」の運営ボランティアを行い、日本のLGBTQとノルウェーのLGBTQ当事者の社会に対する意識について知る。
また「子ども」に関して、ノルウェーの「子どもの決定機会への参加」「子どもから学ぶ」という姿勢に魅力を感じ、大学で「Childhood Studies 」専攻の大学院生向けの授業などを特別に履修させてもらう中で、ノルウェー社会または世界各国の子どもに対する考え方と課題点を知る。

留学の動機

「LGBTQ」をキーワードに金沢大学内外で様々な活動を行う中で、LGBTQの権利において先進国といわれる北欧で実際に現地に暮らす人との交流を通して当事者目線で日本社会との違いを肌で感じたかった。
また日本で子どものLGBTQ当事者の自殺率やいじめの経験率が高いことに問題意識を覚えて、その現状を変えるヒントを得るためにノルウェーで子ども学も専攻した。

成果

現地のLGBTQ学生との交流やノルウェー社会について学ぶ中で、ノルウェー社会での「子どもの自己表現の機会」「自己決定の機会」から生まれる幸福度の高さを感じ、日本でもLGBTQをはじめとして社会的に弱い立場に置かれる子どもがマイクロアグレッションに傷つかない、抵抗できるほどの自己肯定感をつける活動に貢献したいという思いが強くなった。

ついた力

俯瞰する力

これまでは目の前の興味のあることを全力で行ってきたが、留学を通して「(特に社会的マイノリティの)子どもの自己肯定感を上げたい」という思いが強くなり、実際に子どもの精神的健康において日本よりも先進的なノルウェーで生活をする中で、長期的に、また自分の強みを生かしてどのように貢献することができるのかを考えて行動するようになった。

今後の展望

在学中は金沢大学内で運営を行っているLGBTQの理解促進を目的にした学生団体「SELF」の活動を中心に行い、その後は子どもの精神的健康に携わっていく中でLGBTQ当事者の子どものより良い環境づくりに貢献していきたい。

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
6月

ノルウェー(トロンハイム)

ノルウェー科学技術大学への派遣留学。
授業は主にジェンダー学と子ども学、またノルウェー社会に関する留学生向けの授業を履修。特に「Gender and Norwegian Culture 」と「Introductory course of childhood studies」という授業で取り扱う内容が興味深かった。
大学の規模が大きく、留学生も多く受け入れているため部活動や学生団体もたくさんあり、学生としては大変暮らしやすい街であった。
寮に住んでおり、4人で1つキッチン、トイレとシャワーを共有していた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ノルウェー科学技術大学
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
8月~
2020年
9月

ノルウェー(トロンハイム)

LGBTQの権利を祝うイベント「Trondheim Pride(トロンハイムプライド)」のボランティアを行う。
ポスターの配布、レインボーグッズの販売、スポーツイベントの盛り上げ役など様々なボランティアを行う中で、現地のLGBTQ当事者の方々と交流することができてこのイベントがきっかけで現地のLGBTQ当事者の学生と仲良くなることができた。
イベント自体は日本の東京プライドイベントと比べると、落ち着いた雰囲気で、小さい子どもを連れて参加している家族や学生(ノルウェー科学技術大学の学生団体や部活も一体となってレインボーグッズを身につけてパレードに参加していた)が多かった。街全体が一体となってLGBTQの権利を祝っている雰囲気が印象的であった。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

トロンヘイムプライドパレードの様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

ノルウェーの大自然には魅了されました。
ノルウェー人の休日の過ごし方として、ハイキングに行って水道も電気もない山小屋(学生の場合大学が所有している山小屋がたくさんある)に泊まって過ごすというスタイルが人気でした。
初めは、雪も積もる山の中で電気水道なしで寝ることに若干の恐怖を覚えていましたが、実際に泊まってみると携帯も圏外で使えない中で、焚き火を囲んでオーロラが出るのをみんなで待ちながら話す時間はとても貴重であり、ノルウェー人の大切にする価値観や生活スタイルの意味が少しわかったような気もしました。

友人達と焚き火を囲んで談笑

物価がとにかく高いノルウェーで生活費を抑える方法

  • 生活 : 食事

ノルウェーはとにかく物価が高く、その中でも特にお菓子とアルコール類の値段が日本の何倍もかかるので、パーティなどの多い学生生活としては大変でした。
トロンヘイムは学生の街であり、ホームパーティで友達を作ったり仲を深めることがとても多かったです。そんな環境で「パーティも全力で楽しみたい!でもお金も節約したい、、、」という方は、スウェーデンいきの無料シャトルバスがトロンヘイムから出ているのでそれを利用することをお勧めします。多くの学生がその無料シャトルバスを利用してノルウェーの国境を越えた一番近くにあるスウェーデンの大型スーパーで大量の食料やアルコール類を買い込みます。つまり、ノルウェーと比べると物価の低いスウェーデンで買い物をするためだけの無料シャトルバスがトロンヘイムからは出いて、多くの学生が利用していました。今思う不思議な体験です。(笑)

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、実際に行ってみないとわからないことだらけです。現地で出会った食べ物や仲間、自然などは一生の思い出になります。