留学大図鑑

Shoma

出身・在学高校:
国際基督教大学高等学校
出身・在学校:
東京工業大学大学院
出身・在学学部学科:
情報理工学院
在籍企業・組織:

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最終更新日:2021年01月08日

スイスで分散システムを研究する!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学チューリッヒ校コンピューターサイエンス学部
  • スイス
  • チューリッヒ
留学期間:
9ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)にて自分の専門分野である分散システムについて学び,研究を行ました.研究室にプロジェクトという形で参加し,既存のテーマについてメンターであるPh.D.の学生2人と主に進めていきました.メンターとは週1回の進捗報告ミーティングでディスカッションをし,最終的には成果をレポートにまとめ,研究室のメンバーにプレゼンテーションを行いました.コロナの影響により,1セメスターの期間のみとなりましたが,アルゴリズムの考案,実装,解析,改善の一連の流れはでき,帰国後の研究にも良い形でつながったと思います.研究内容の詳細としては,トランザクションシステムの処理を分散化させることで,トランザクション間の整合性を保ちながら,スループットを上げることを目的としており,実際にアルゴリズムを実装し性能評価を行うことで検証を行いました.

留学の動機

自分の専門分野を世界最高峰の大学で学び,研究してみたいという思いが一番の動機でした.留学先のETHという大学は,世界でも有数の研究教育機関で,特に情報工学の分野で世界トップレベルの大学でした.さらに,元々繋がりのあった教授がETHに居たということもあり,その教授の研究室のプロジェクトに参加できるという点も大きな要素でした.また,学部の頃に国際交流の団体に所属していた経験もきっかけの一つでした.

成果

研究成果については留学内容に記載した通りですが,その過程でも大きな学びを得られたと思います.例えば,毎週のメンターとのディスカッションにおいて,自分の第1言語ではない言語で言いたいことを効率的に伝え,分からないことは積極的に質問をする必要があったのですが,その経験は言語的な成長のみならず,積極的で物怖じしない姿勢も育ててくれたと感じます.

ついた力

聴く力

留学先では慣れない環境のために自分だけでは分からないことが数多く存在しました.そこで,人に聴くことが必要となったことで,留学以前よりも人に物事を聴く力がついたと感じます.例えば,口座を開設する際にも自分で銀行に行き,何が必要かを聴かなければなりません.日本にいればなんとなく分かったり,家族や友達が教えてくれたりすることも,海外ではそう上手くいかないことが多かったです.

今後の展望

現在は修士2年で,来年大学院を卒業した後は企業にソフトウェアエンジニアとして働くことを予定しています.研究を結果的に続けることはなかったですが,留学先での経験は世界トップレベルの学生の実力やそれを支える環境を知ることができたと言う意味でとても有意義でした.将来,エンジニアとして海外で働くことも選択肢の一つとなりました.

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
5月

スイス(チューリッヒ)

スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)にて自分の専門分野である分散システムについて学び,研究をしました.研究室にプロジェクトという形で参加し,既存のテーマについてメンターであるPh.D.の学生2人と主に進めていきました.メンターとは週1回の進捗報告ミーティングでディスカッションをし,最終的には成果をレポートにまとめ,研究室のメンバーにプレゼンテーションを行いました.アルゴリズムの考案,実装,解析,改善という一連の流れで研究を行いました.毎週のミーティンでディスカッションできるよう進捗を生むことも大変でしたが,そういった環境に身を置くことで専門性のみならず,言語的・精神的な成長にも繋がったと思います.住居はETH側が用意してくれた学生寮でした.この寮は留学生が集まる寮で,世界中からの留学生と共に生活をしていました.ここで仲良くなった友人と買い物や旅行に良く行っていました.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

寮の自室からの景色
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

留学の大部分を占めた研究においての自身の変化についてです.基本的に,研究はPh.D.の学生二人と週に一回のミーティングによって進めていたのですが,研究室に行き初めた頃は,慣れていないこともあって,彼らが言っていることを理解するので精一杯でした.自分が言うことはミーティング前に一つ一つ文章に起こして行き,ミーティング中は聞き逃しのないようにスマホで会話を録音するほどプレッシャーを感じていました.ただそんなことをしていては時間がもったいないし,肝心の研究内容が進まないと考え,分からない部分はその場で何度も聞き,毎日少しずつでも進捗を生むよう心がけました.英語でのディスカッションに慣れたということもありますが,最後の方は自分の言いたいことを伝えられ,相手の言っていることもしっかりと理解できるようになりました.メンターの2人も含め,留学先の学生は意見をかなりはっきり主張することが多かったように思います.時にはメンター2人同士で言い合いをするレベルに発展することもありました.留学前は自分は意見を主張する方だと考えていましたが,留学先では全くそうではないことに気がつきました.分からないことははっきりと分からないと言い,自分の意見を言うべき場面ではしっかりと主張することが場所によっては求められるということを身をもって学んだ経験でした.

スイス/ベルン

留学先研究室の教授とアポを取る

  • 留学先探し : 大学院

どうやって留学先大学で所属先研究室を見つけるか,という話です.交換留学をしている人の中で,留学先で研究室に所属し研究を行っている人が周りに少なく,それについて人から聞かれることもあったため,私のケースを紹介したいと思います.国や大学,専攻によっても状況が大きく変わる可能性があることはご了承ください.私の場合,まず日本の在籍大学の研究室の指導教官に,近しい分野を研究している知り合いの教授を何人か聞き,その中から自分の興味のありそうな人を絞りました.その中の一人で,交換留学先の候補の大学に所属する教授が,たまたま自分の大学に講演に来るということだったので,指導教官にお願いし3人で話す時間を作っていただきました.また,講演でも質問をすることで相手の印象に残ってもらうように努めました.その教授の帰国後,メールを送り研究室所属を打診してみたところ,了承してくださいました.周りの友人などでも,留学開始後,現地で所属研究室を探そうとしている人もいましたが,その場合,留学開始直後のセメスターでは受け入れてもらうことが難しい様子でした.2セメスターの留学で2セメスターとも研究をしたい場合は,渡航前に事前に連絡をとっておく事が良いと思います.交換留学等で受け入れ側に金銭的なコストが生じない場合は受け入れてくれる研究室はそこそこあるのではないかと思います.

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はそれを一括りにできないほど多様なものであると思います.それぞれの留学を楽しみましょう!