留学大図鑑

キャベ

出身・在学高校:
西武学園文理高等学校
出身・在学校:
上智大学
出身・在学学部学科:
外国語学部英語学科
在籍企業・組織:

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最終更新日:2021年02月02日

イギリスの生活で学ぶサスティナビリティ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リーズ大学
  • イギリス
  • リーズ
留学期間:
7ヶ月
総費用:
1,930,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 970点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

日本国外での「サスティナビリティ(持続可能性)」に関する取り組みを学ぶため、世界有数の専門研究機関を持つリーズ大学に留学しました。
座学ではサスティナビリティ学という学問について体系的に学び、実践活動では大学や街での取り組みを間近に見ることで、社会や経済という分野からいかに環境問題解決に貢献できるのか、について学びました。
当初の計画では、CSR活動の盛んな企業や社会課題解決を目的とする社会的企業にインターンをすることで、ビジネスからのサスティナビリティへの貢献の仕方について学ぶ計画を立てていました。
結果的には、リーズ大学こそが広大なキャンパスを「生きた実験台」として扱い、様々な先進的取り組みを試す場して活用する、サスティナブルな取り組みの最前線を視察するのに最適な場所だ、と教授に教えていただき、それらの取り組みを主導するリーズ大学サスティナビリティ研究機関へのインターンをすることにしました。
最終的には叶いませんでしたが(後述)、座学は満足のいく程度まで学びの基盤を作ることができたうえに、実践活動の準備段階だけでも、企業と大学という異なる主体によるサスティナビリティへのアプローチを比較検討できました。さらに、日々の生活の中でのサスティナブルな取り組みを発見し、その仕組みを分析したり、実際に市民がどのように関わっているのか、について多くの学びを得ることができました。

留学の動機

私は日本で国際関係や社会問題について広く学んでいました。その中で、近年耳にする「サスティナビリティ」はどの分野でも避けられない議題であると感じていました。自分には当分野の知識が不足しているにも関わらず、日本は欧州に比べ「遅れている」という危機感がありました。今後、日本が環境問題という世界課題に適切に向き合えるよう貢献できるようになるためにも、より「進んでいる」イギリスで学ぶことを決意しました。

成果

座学では、サスティナビリティは経済・社会・環境の3本の柱に基づいている、などの基礎理論を学び、抽象的概念をより明確にすることができました。
実践活動としては、生活の中で見られる取り組みとその裏にある仕掛けについて学びました。例えば、リーズ大学ではキャンパス内計8つのカフェにタンブラーを持参するとポイントがたまる制度を進めており、学生が率先してエコな行動ができるよう工夫されていると知りました。

ついた力

コツコツ努力し周りに頼る力

議論型の授業が難しくついていけないと感じた時、履修中止も考えましたが、そこで諦めず、毎週10時間をかけてテキストをじっくり読むようにしてみました。さらに、わからない点は教授やクラスメイトに確認することを継続したところ、議論に参加できるようになりました。さらに、分析の観点を教授に褒めていただくことができ、結果は必ずついてくること、頼ることで越えられる壁もあると気がつき、自分に自信がつきました。

今後の展望

リーズの大学や現地の企業には、サスティナビリティに関する目標を可視化し実行できるだけの組織体制、技術、意識があるからこそ、誰でも簡単にサスティナブルな行動ができるよう促せているという仕掛けを学びました。この、座学で得た理論と実践活動で目の当たりにした取り組みから学んだ仕掛けを活かし、日本でもサスティナビリティをより定着させられるよう、企業や社会の中で行動したいと考えています。

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
3月

イギリス(リーズ)

上記「留学内容」で述べたこと以外の、よりプライベートな経験:
私が住んでいた学生寮は100名中半数の50人が世界中から集まった留学生、というグローバルな寮でした。
イギリス人はもちろん、ルーマニア人、スペイン人、アルゼンチン人、インド人、中国人...など、様々な国籍の友人ができたことが何よりもかけがえのない経験です。
お互いの国の料理を作りあったり、一緒にジブリ映画を見たりと、異文化に偏見なく好奇心の強い、オープンな学生がたくさんいる、居心地の良い環境でした。
悩みを親身になって聞いてくれたり、一緒に旅行に行って綺麗な景色を見たり、本気で叱ってくれてハグして仲直りする...などのこともありました!
一生物だと胸を張って言える存在の友人が世界中にできたことが誇らしくもあり、留学で得た価値の中で一番大きなものだと思っています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

100,000 円

私の誕生日に寮の友人が集まってくれました!
みんなで日本食作り
帰国後もzoomで定期的に話しています!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

100,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中に悩んでいた時に、寄り添って話を聞き、励ましてくれたのが留学先でできた友人たちです。
元気が無く何も手につかない朝、一緒にパンケーキを焼いてくれたり、ただ部屋で一緒にドラマを見ながら話をじっくり聞いてくれたり...国籍も第一言語も違うのにこんなに深く繋がれるんだ、と感動した瞬間が何度もあります。

友達とする料理は気を紛らわすことができてすごくよかったです!

諦めずに周囲の人に頼る!

  • 留学先探し : インターンシップ

私は実践活動先を、現地でサスティナビリティについてより詳しく学んでから、現地の生活のなかで知った取り組みから辿っていって、それらを実施している企業などにインターンをしようと考えていました。
しかし、授業で学ぶことは主に「大学内の取り組み」が中心で、かつ、企業が実施するインターンシップは現地の正規学生が1年のギャップイヤーを使って参加するような、キャリアに直結する内容のものが多く、怖気付いてしまいなかなか決まりませんでした。
しかし、その悩みを抱え込んだり、トビタテを諦めることはしませんでした。留学先大学の留学センターの担当者に当該分野の教授を紹介していただいたり、普段の授業の教授のオフィスアワーに相談しに行ったりしました。
すると、「インターンシップは必ずしも企業でなくてもいいのではないか」「この学校のサスティナビリティ研究機関こそキャンパスを"生きたラボ"と捉えて様々な先進的取り組みを実践している」「大学の研究機関もれっきとした一つの組織」などの目から鱗のアドバイスをいただきました。そこで衝撃を受けるとともに、リーズ大学でインターンをすることに納得のいった私は、すぐに履歴書を作成し面接をお願いしました。
このように、一時は「責任を持って達成すべきのトビタテの実践活動を諦めなければならないかもしれない...」という焦りと不安に襲われましたが、そこで諦めず行動に移して周囲に頼ったことで、思いもよらぬ突破口を見つけ、さらにはそれまでは見えなかったチャンスをつかむことができました。

毎週10時間の予習で食らいついた最高難易度のゼミ授業

  • 語学力 : 英語

私が留学してすぐに受けた授業の中に、最高難易度のレベル300に分類される、卒業論文を執筆する学生のためのゼミ形式の専門的授業がありました。東アジアの政治経済に関しての授業で、
生徒の中で東アジア諸国出身の学生は私だけだった/日本史などの知識は義務教育で得ていたためむしろ有利だと思っていた/大学でも国際政治学専攻だった/留学する前から英語の授業を受けており、ネイティブスピーカーに近いレベルで理解できた...
以上の理由から、そこまで難しくはないだろうと考えていました。
しかし、現実は初回の議論は全くついていけず、質問の意味も理解できない...というようなものでした。
そこで、2回目の授業からリーディング教材を時間をかけて読み込むことにしました。わからない用語や概念は事前に理解しておくことで、議論の内容が理解できるようになりました。そして何よりも、授業の前日を丸一日使って準備したんだ、という自分の努力が自信となって、胸を張って議論に参加できるようになりました。
この経験から、どんなに難しそうに見えても、ハンデがあっても、人一倍時間をかけて準備することで乗り越えられると学びました。
最後には、当該授業の期末レポートで分析のアイデアを教授に褒めていただくことができました!「本の内容をよく理解できている」と評価をしていただき、リーディングを読み込んだ時間が報われた気がしました。

留学前にやっておけばよかったこと

「現地に行ってから実践活動先を確定する」という計画でしたが、事前にある程度自分でリサーチを十分に行い、選択肢を絞り込んでおくことが必要だと思います。
さらに、英文の履歴書(CV)なども準備しておき、いざ面接となっても良いように対策も必要だと感じました。日本からメール等で交渉するのではないなら尚更、日本でするような就活を、海外の、しかも第一言語ではないところで行うのは簡単なことではありません。

留学を勧める・勧めない理由

私が留学を勧める理由は、留学に行けばきっと視野が広がり、新しい価値観を得られると考えるからです。私自身、海外で生活した経験のおかげで「社会の物事を多角的に判断する」「常識にとらわれない」「周りを気にせずゆっくり自分を大切にする生き方」...など、多くのことを学び、それらが自分の一部になりました。このように、留学は、生涯を通して自分に影響を与えてくれるもので、それだけ価値のあるものだと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は自分を慣れ親しんだコンフォートゾーンから無理やり弾き出すようなものだと思います。それだけ不安もあるし、お金もかかるし、リスクもあるし、準備も大変だし...もしかしたらいいことばかりではないかもしれません。それでも、帰ってくる頃には留学中のいいことも悪いことも全て自分の糧になっているはずです!絶対に留学をして後悔することはないと思います。