留学大図鑑 留学大図鑑

さいか

出身・在学高校:
国立大学法人金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校
出身・在学校:
東京外国語大学
出身・在学学部学科:
国際社会学部
在籍企業・組織:

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最終更新日:2021年01月06日 初回執筆日:2021年01月06日

農業×文化人類学のフィールドワーク留学

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • エクスマルセイユ大学、Chateau de Durianne、ONG Ambato Fy
  • マダガスカル・フランス
  • エクサンプロヴァンス・ルピュイアンヴレー・フィアナランツォ
留学期間:
フランス5か月、マダガスカル6か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,150,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
フランス語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

留学の軸は「日本の農村振興の検討」でした。
もともと興味があった農村生活と大学で専攻している文化人類学を掛け合わせて農村振興を検討したいと考え留学を決めました。
留学先は農業大国であるフランスと、日本と農村環境が似ているマダガスカルを選びました。フランスでは大学で語学コースを1学期受講した後、小規模有機農場で住み込みインターンをし、マダガスカルでは現地NGOでインターンとフィールドワークを行いました。
留学を経て、研究の方向性が定まり、必要なフィールドワーク調査票が作れたことには満足していますが、新型コロナウイルスの影響で帰国を4か月早めざるを得なかったことは残念です。

留学の動機

高校生のころ、海外の大学に通う人と知り合う機会があり、彼の見識、視野の広さ、視座の高さに憧れて留学に関心を持ちました。高校時代にも留学を検討しましたが、実現しなかったので大学入学後真っ先に留学の情報収集を始めました。それと同時に大学2年の後半から卒論のための研究に着手しましたが、その中でやはり自分で調査した生の情報が欲しいと考えるようになり、留学を決めました。

成果

フランスでは留学開始当時DELFのA2レベルだった語学力をB1まで伸ばすことができました。
語学力の向上があったからこそ、フランスの農場インターンにおいても、マダガスカルのNGOインターンにおいても人を介することなく自力で聞き取り調査ができ、研究における最大の目的であった独自の調査結果を手に入れることができました。

ついた力

突破力

フランス留学中にトビタテの同期とストラスブールでのクリスマス会を企画しましたが、直前のフランスの大規模ストライキの影響で列車のキャンセルが相次ぎました。フランスの国営鉄道HPはフランス語のみだったので、参加者の列車の取りなおし代行を行いました。
留学中は頼れる人が限られていて言葉の壁があるため、精神力とひらめきで予期せぬ出来事を迅速に解決する力がつくと考えています。

今後の展望

マダがスカル留学中に現地に駐在していた総合商社の方と知り合うことがあり、同社がマダガスカルで行っているベースメタルの合弁会社から総合商社に興味を持ちました。
同社の事業では周縁の農村の生活改善も行っており、経済価値、社会価値の両立されたビジネスモデルの構築に携わりたいと考えています。

留学スケジュール

2019年
9月~
2019年
12月

フランス(エクサンプロヴァンス)

エクスマルセイユ大学のフランス語非母語話者コースでフランス語を学習。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

学期終了日にクラスメイト、先生と
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2020年
1月~
2020年
1月

フランス(ルピュイアンヴレー)

小規模有機農場での住み込みインターンと聞き取り調査。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

飼料用小麦を粉末加工する作業中
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2020年
1月~
2020年
3月

マダガスカル(フィアナランツォ)

現地NGO ONG Ambato Fyでのインターンと農村フィールドワーク。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

バニラ農園用の農地開拓中
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

マダがスカルに着いて4日目に出会ったマダがスカル人のマダムにもらった2万アリアリ札が留学中のお守りでした。

彼女とは長距離バスでたまたま席が隣になっただけの関係でしたが、13時間の道中にいろんな話をして仲良くなりました。私がフランスに留学中の彼女の息子と同い年だったことや、マダガスカルに慣れておらず不安げな顔をしていたことから、とても気にかけてくれて笑わせようとマダガスカルの面白い文化を説明してくれたり、お菓子やフルーツを分けてくれたりととても親切にしてもらいました。

それだけでもとても心が温まり、不安から解放されたのですが、目的地に着いた時に、彼女から2万アリアリ札を渡されました。その時彼女からかけてもらった言葉が印象的です。
「学業のためにひとりで海外にやってきて身の回りのことを整えながら、慣れない生活をすることがどれほど大変か私は息子を見て知ってる。そんなときほどおいしいものを食べて元気を出しなさい。」
マダムにかけてもらった言葉で、留学中の苦しいこと、辛かったことすべてが救われるような気がしました。

あのマダムとはそれきりのご縁でしたが、私も彼女のような温かくて優しい人でありたいと感じました。いま、世界的に感染症が広がっている中彼女の平穏無事な生活を願ってやまないほどに、私を勇気づけてくれた出会いでした。

マダムからもらった2万アリアリ札

人海戦術

  • 留学先探し : インターンシップ

留学前にマダガスカルの受け入れ先を探すことにとても苦労しました。
マダガスカルはアフリカ地域の中でも邦人数が多いわけではなく、フランス語圏であることから情報も少なかったため、なかなか受け入れ先が見つかりませんでした。
受け入れ先を見つけるために、マダガスカルに関連する人であれば大学の教授や先輩、そこから紹介してもらった企業の人やNGO関係者、大使館関係者などコンタクトが可能なすべての人に会ったりオンラインミーティングをお願いしたりしました。結果、その中から紹介でつながっていき、インターン先のNGOと巡り合うことができました。

どうにもならないと思った時こそ、人の力です。可能な限り会って、可能な限り話してみることで伝わる熱意があり、そうしてつながった人々が自分の窮地を助けようとしてくれます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私の出国前・留学中のSNS投稿や家族・友達への連絡は基本的に前向きなことでした。
でも、外側から見えないように蓋をした不安や悩みに潰されそうになることもあるでしょう。またそんな周りの前向きなSNS投稿で自信を失うこともあると思います。
私も皆さんの周りの人も、蓋をしただけで同じように弱い部分があり、同じように強くもなれるはずです。
一歩一歩しっかり歩けば大丈夫です。頑張ってください。