留学大図鑑

奥山陽平

出身・在学高校:
滋賀県立彦根東高等学校
出身・在学校:
京都工芸繊維大学大学院
出身・在学学部学科:
工芸科学研究科
在籍企業・組織:

最終更新日:2021年02月02日

光通信用新規デバイスの開発

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The University of Texas at Arlington Department of Electrical Engineering
  • アメリカ合衆国
  • テキサス州
留学期間:
2019/09/25~2019/12/19
総費用:
730,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 730,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC575点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC750点>

留学内容

留学テーマは光通信用新規デバイスの開発である。そのため、私の研究分野において最先端の研究グループの方々と共同研究を行った。具体的には、まず初めに自身の研究内容について英語でプレゼンテーションを行い留学先の研究グループの方々に研究目的を説明した。次に留学先の研究内容を把握するため研究グループが執筆した主要論文を読み、理解に努めた。また留学先の研究グループが取り扱っている解析理論と計算シミュレーションの方法を学習した。その後、留学先の教授や研究員の方と議論を重ねデバイス構造の提案を行った。そしてこれまで学習した解析理論と計算シミュレーションを利用し、所望の特性が得られる提案デバイスの最適設計を成功させた。

留学の動機

大学4年生の時、担当教授から同じ研究分野で最先端の研究グループがある大学に留学できる機会を頂いた。私自身、これまで留学経験もなく英語もあまり得意ではなかったので、とても迷っていた。そんな時、留学経験のある先輩から色々とアドバイスを頂いた。また学生時代の内に研究留学の経験を積むことで、将来必ずこの経験が力になると考えた。こうして、留学することを決意した。

成果

今回の研究留学を通じて、周囲と協力して研究を進める力を培った。また、異文化交流において、自身の価値観に基づく意見を積極的に発言することや、異なる価値観に基づく他者の意見を容認することで、国際的な教養を身に着けることができた。さらに、困難なプロジェクトに挑戦することの難しさ、やりがい、達成感を味わうことができた。

ついた力

貪欲に取り組む力

留学中は様々な困難があった。私は留学経験がなく異国での生活は初めての経験であった。そのため文化や価値観の違いに戸惑い、苦労する場面もあった。また海外研究者との共同研究も初めて経験し、英語で議論を行う際はかなり苦労した。その度、自分で考え試行錯誤を繰り返し少しでも改善するよう努力した。こうした取り組みにより英語力も向上し、研究成果も得ることができた。留学を通し、問題解決に貪欲に取り組む力を養えた。

今後の展望

今回の留学で海外の研究者の方々との共同研究を経験した。この経験から研究に関する知識や技術はもちろんのこと、他にも研究に対する取り組み方や考え方など多くのことを学ぶことができた。またその中で英語の重要性を改めて実感した。こうした経験を活かして海外でも活躍できるような一流の技術者になりたいと考えている。そのため、海外の論文などをスムーズに理解できる英語力と知識を身に付けていきたい。

留学スケジュール

2019年
9月~
2019年
12月

アメリカ合衆国(テキサス州)

留学中は大学から歩いて15分ほどの家に住んでいた。平日5日は大学の研究室に通い、週末は友達とジムに行ったり、車で出かけたりしていた。具体的な平日のスケジュールは午前中、友達に英会話の練習をしてもらったり、互いの言語を教え合った。昼食は大学のフードコートへ行き、たまに研究メンバーと近くのレストランへ出かけた。午後から夜まで研究を行い、時には深夜まで作業することもあった。月に一度、研究の進捗報告会があり、英語でプレゼンを行った。週末のスケジュールは午前中友達とジムへ通い、午後は車で友達の知り合いのところへ行き、一緒に遊んだ。また教授主催のパーティーにも参加し、学生や教授の方たちと交流した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

50,000 円

教授の家でパーティー
住んでいた家
通っていた大学のジム
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

留学先の大学で様々な人種や国籍の人たちと接した。その中で感じたことは、結局、日本での初対面の人との交流とあまり変わらないと感じた。留学前は価値観や考え方に大きな違いがあるのではと考えていた。英語に慣れるまでは、スムーズに会話をすることができず、うまく交流することができなかった。しかし、英語での会話に慣れてくると、日本人との会話とあまり違いがないと感じた。このことから、言語の壁を乗り越えることができれば、コミュニケーションに関して人種や国籍は殆ど関係ないことを身をもって実感した。

様々な国籍の研究メンバー

毎日コツコツと

  • 語学力 : 英語

留学先の研究内容を学ぶため、留学先の研究グループが執筆した論文の理解に努めた。その中で分からないところや疑問に思う部分が出てきたため、何度も研究員の方や教授に質問を行った。しかし、英語での議論ということもありスムーズに理解することができなかった。
解決法として、研究生活の中で出てきた専門用語やよく使う英語のフレーズを一つずつメモにまとめた。それを休みの日や大学終わりの自室で毎日暗記していた。初めは分からない単語が大量にあり、暗記するのにかなり苦労した。しかし、この作業を毎日続けることで少しずつではあるが英語での議論が上達し、理解スピードも向上した。このように地道ではあるが、毎日継続することで課題を改善することができた。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学できることへの感謝の気持ちを忘れないで欲しい。私自身、留学中に辛いことがあったとき、なぜ海外まで来て自分だけ辛い思いをしているのかと考えることもあった。しかし、そんな時こそ留学出来ていることのありがたみや留学実現のためにサポートしてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れないようにした。そうすることで、様々なことを前向きに捉えることができ、色々な問題にも果敢に挑戦することができたと感じている。