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じゅんぺい

出身・在学高校:
国立大阪教育大学附属高等学校平野校舎
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年11月30日 初回執筆日:2020年11月30日

電車好きのアメリカ短期留学日記!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ELS@Concordia university
  • アメリカ合衆国
  • ポートランド
留学期間:
14日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準一級に挑戦中!>

留学内容

 僕の留学のテーマは「日本と世界を“鉄道”でつなぐ!」
ただの”語学”留学ではなく、自分が小さいころから心の底から好きだった”鉄道”という分野を通して日本と海外を比較し、つながりを持たせる!という目的で留学をしました。
 アンバサダー活動や普段の語学学校での生活はもちろんのことながら、自主活動に力を入れて留学中は積極的に活動しました。
 具体的には、平日の放課後や休日には市街地の散策に現地を走る公共交通機関を利用し、その違いを探ったり気づきを自分の肌で体感し、写真を撮影するなどして記録に残す。また、自分の行った留学プログラムのアクティビティと関連付けて公共交通機関についてのリサーチ活動を行い、語学学校の先生や現地の人に聞き取りなどを行い、それをプレゼンテーション形式で発表も行いました。
 ”鉄道”という視点から見る世界。まちづくりやこれからの社会の変化など様々な点で難しいことはありましたが、日本と比較し、お互いの良い点を一歩引いた視点から見ることでつながりを見ることができました!

留学の動機

 小さいころから英語に触れることが好きでした。中3の時には中学校の語学研修プログラムでカナダへと初めての短期留学をし、そこで英語での生活の新鮮さを知り、「また留学したい」と思っていると、高校の学校説明会でトビタテの先輩がプレゼンをするのを聞き、自分の強みを活かした留学を実現させよう!と決意しました。

成果

 留学を通して、自分の「安心できる世界」から一歩踏み出して未経験なことにも積極的に飛び込むようになれました。異国の地で、日本語も使えない、そんな状況での生活は最初は心細かったですが、公共交通機関に乗ったり、買い物したり...そういった日常的な小さな行動でも海外でするだけで、自分の積極さをより成長させられました。

ついた力

自分に過剰なくらいの自信を持つ力

 まず、日常的に英語が使われている国で”自分の英語”で2週間生活を送ることによってできた自分の語学に対する確かな自信。また、英語でプレゼンテーションを行うときに評価してもらえた自分のパフォーマンスに対する自信などなど...
 様々な面に対して、大きく(過剰なくらいの)自信をもてるようになりました。

今後の展望

 せっかく留学で養った語学力の向上をここで止めるのはもったいないと思い、留学後にはさらに語学力を磨くために英検の準一級取得を目指して勉強しています。また他の語学試験も受けてみようと思っています。 学校などで外国人の方と触れ合う機会にも参加したり、英語でのコミュニケーション力を向上させています。
 将来はグローバルに活躍できる、”AIに負けない”ような仕事に就きたいと考えています!

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

アメリカ合衆国(ポートランド)

 2019/7/25-8/11の2週間、アメリカはオレゴン州・ポートランドでの短期留学でした。
2週間のうち、平日は午前中はConcordia University内にある語学学校で英語の授業があり、他国の留学生や日本からの留学生と一緒に語学力を磨きました。日本とは全く違う英語での授業スタイルで最初は戸惑いましたが、次第に慣れていき積極的に発言も出来るようになりました!
 午後はカヌーやハイキングなど様々なアクティビティを通してアメリカを体感しました。また、放課後は留学中に出来た友達と街なかに出てショッピングや観光もしました。日本人が少ない環境で、買い物や色んなことをするのは勇気がいりましたがすべてが新鮮。
 2週間という短い期間の中で自主活動では自分の好きな”電車”に関して公共交通機関の観点から調査などを行い、英語のプレゼンテーションが出来たのは自分の自信にもつながりました!

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

緑の多いPortlandの街並みに溶け込むライトレール
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

 ホームステイ先から語学学校のConcordia Universityへ向かうのは公共交通機関であるバスを利用していました。Portlandはバス網が非常に発達している分複雑で、日本ともシステムも異なり乗車するのが難しい...そんなバスを待っている時のエピソード。
 語学学校が始まって2,3日経った頃。自分の足で通学することになり、同じホームステイ先や近隣にホームステイをしていた同じ日本人の高校生の留学生と一緒にバス停でバスを待っていた時。自分たちの横にはサングラスをかけた「The America」って感じの黒人男性が同様にバスを待っていました。
 そこに一台のバスが。ただそれは僕たちが大学に行くためのバスとは違うバスでした。僕は公共交通機関に乗り慣れていて、前もって現地版の”乗換案内”でリサーチをしていたのでそれが間違ったバスであるとわかっていたのですが...僕以外の一緒に行こうとしてた子達が気づかずにバスに乗車。
 僕が引き留めていると、僕たちのその様子を見てさっきから黙ってバスを待っていた黒人男性が話しかけてきました。何かと思っていると、「バスは次のやつだよ」と英語で教えてくれていました。唐突のことでその子達が呆然としていたので僕が説明し、その男性に挨拶をすると”Your English is good"と握手をしてくれた。この経験で胸が熱くなりました.!

バスの車内。日本とは全く様子が違います

”自分が日本人であること”に誇りを持つ!”

  • 語学力 : 英語

 留学に行くと、異国の地でネイティブスピーカーと話すときも不安になって「日本にいる時はうまく話せるはずだった」英語がうまく出てこない、伝わらないということがあるかもしれません。また、留学に行く前の人は「留学に行けるほどの語学力が無い...」と不安に思う人も多くいるかと思います。
 そんな時は、”自分が日本人であること”を負い目やマイナスに感じるのではなく、誇りに思いプラスへと転換していく心がけをもつこと!
 僕も最初の方はあまりうまく話せませんでしたが、あるタイミングで外国人留学生と話すと日本のことに興味津々。自分が予想していた5倍は日本に対する知識が多く、日本のアニメの内容に至っては自分より詳しいということも...この時「日本人でよかったなあ」と心の底から思いました。
 英語がうまく話せないかも、と不安に思うのではなく「日本人なんだから」と胸をはって英語で落ち着いて、自分の言いたいことを「最適な単語」を探すのではなく「最適な表現」を見つけるということを心がければおのずと課題は解決していけるはずです!

留学を勧める・勧めない理由

これに関してはマジで世界観が変わります。180度、360度どころじゃなく本当に全然違った見方で、よりいろんな視点で問題を見れるようになります。なので留学を全力でお勧めします!!

これから留学へ行く人へのメッセージ

 僕の体験談は大したものではありません。でも、トビタテの留学の醍醐味でもある「好きなこと留学」を全力で出来たということは胸を張って伝えられます。
 留学した先には大きな世界が、広い空が待っています。その明るい未来と、皆さん一人一人がもつ「自分らしさ」を発揮できるのは「トビタテ」だと思います。自分が留学に行く!という誇りを持って、胸を張って!新しい世界へと...トビタテ!未来の留学生!