留学大図鑑

まいける

出身・在学高校:
八戸工業高等専門学校
出身・在学校:
八戸工業高等専門学校
出身・在学学部学科:
産業システム工学専攻 機械システムデザインコース
在籍企業・組織:

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最終更新日:2020年11月30日

金属疲労を自動車の安全性に役立てる!

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • キングストン大学ロンドン
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
6ヶ月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

金属疲労の研究を行い自動車(特にレースカー)の安全向上に役立てたいことやモータスポーツ工学を学び専門的な知識習得のため、金属疲労の研究を幅広く行っており、モータスポーツ工学の上級講師のグラッソ博士の下、半年間キングストン大学ロンドンに半年間研究留学を行いました。
研究では、金属疲労を起こす疲労試験装置の開発を行い、自分の専門分野以外の振動力学や有限要素法を用いた解析ソフトウェアの使用方法などを学びました。実際にはモータスポーツ工学を学ぶことができませんでした。
研究以外では、他大学でF1(レッドブルホンダ)企業の方が、開発の裏側や開発に必要な知識・技術などの説明会を行っていたので、参加しました。その他、ヨーロッパ各地の自動車博物館の見学で自動車の歴史を学びました。

留学の動機

F1は300km/hを超える世界で、もし金属疲労により事故が起きれば、レーサーの死は免れず、より安全で信頼性の高い構造・材料を用い、ドライバーに安心を提供したいと考えました。そこでF1の本場イギリスで、金属疲労の研究を世界の自動車の安全性に役立てたいと考えました。また将来の夢である「安全で機能性の高いレースカーの創造」に携わるために人脈を作りたいと思いました。

成果

イギリスの英語レベルが高いことや私の英語レベルが低かったため、当初予定していたモータスポーツ工学を学ぶことはできませんでした。金属疲労を起こす疲労試験装置の開発に至っては、何度も評価実験を行うことはできませんでしたが、試作機を作ることができました。
また研究以外においては、他国からの留学生ともかかわることができ、異文化に触れ客観的に物事を判断できるようになりました。

ついた力

めげない力

自分のミスでなかなか研究が進まず、先生に怒られて楽しくない時期がありました。そんな時「なにくそ」と思い、ひたむきに血眼に努力しました。その結果、ポンコツだった自分を認めてくれ、最後には「また君と研究したい」と言われるまでになりました。この経験を通じて、めげずに努力する事の大切さや努力は世界共通であることを学び、どのような状況に置かれても頑張れる自信になりました。

今後の展望

今でもモータースポーツ(特にF1)に携わりたいという気持ちは変わりません。またこの留学では、モータースポーツ工学を学ぶことができませんでした。そこでまた再度イギリス留学に挑戦し世界の自動車の安全性に貢献したいです。しかしながらコロナウイルス拡大により留学出来なくなったので、来年から自動車部品メーカーに入社します。そこから世界の自動車の安全性に貢献していきたいです。

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
2月

イギリス(ロンドン)

マージオ・グラッソ博士の下、半年間キングストン大学ロンドンに半年間研究留学を行いました。そこで金属疲労を起こす疲労試験装置の開発を行い、自分の専門分野以外の振動力学や有限要素法を用いた解析ソフトウェアの使用方法などを学びました。
ドイツやイタリアに行き各国の自動車博館を訪れたりやレースを観戦したりしました。
様々な国から来る学生と交流することで、イギリス以外の文化に触れることができました。

費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

85,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:旅費

300,000 円

お世話になったグラッソ先生(右上)技官さん(両下)
費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

85,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:旅費

300,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中、私は旦那さんが香港人、奥さんが日本人、息子・娘さんがアジア系イギリス人というグローバルな家庭にお世話になりました。週末の夕飯をご馳走になったり、一緒にパブにに行き酒を飲んだりしました。とりわけ息子さんと同い年ということもあり仲が良く、夜遅くまでゲームをしたり酒を朝まで飲んだりと楽しい日々を行いました。毎日夜遅くまで慣れない環境で研究している私にとって、唯一心休まる場所で、めげずに研究できたのはこの家族のおかげと言っても過言ではなく、感謝に気持ちでいっぱいです。今でも連絡を取り合っており、私の第二の家族であると感じています。大切な宝物です。

クリスマスパーティー(奥さんと息子さんは日本にいたため不在)
娘さんが飼っていた犬たち(すっかり懐いてしまった)

様々な視点から原点に戻ってみよう!

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

海外から帰国後は再び留学一択という選択をし、来年の留学に向け準備を進めてきました。そんな中コロナウイルスが世界中で流行り留学が厳しくなり、就職に切り替えました。
海外にいた際にどっぷりと海外人の考え方になっていた私は、日本の就活スタイルは合わず、そんな中周りの友達も次々と進路が決まっていき路頭に迷っていきました。
そんな中、海外で培った「広い視野」で自分を客観的に解析し、トビタテの選考で考えた「自分の原点」と照り合わせたことろ、自分がやりたい自動車の安全性に貢献できる企業に就職する事ができました。このように留学やトビタテの経験が就職活動を助け、将来を真剣に考えることができたので大変良かったと思っています。

留学前にやっておけばよかったこと

海外の地域や文化を知っておいた方が良いと感じました。お互いの文化について話している時、相手の文化について知らないため、話を広げることができませんでした。もしわかっていたら話をもっと広げることができ、もっと充実したのではないかと思いました。また自分が知らない日本の文化を知り、日本についてもっと知っておくべきと感じました。

留学を勧める・勧めない理由

留学以前は、治安が悪かったり言葉や文化の違いから相手にされなかったりとマイナスのイメージや費用の面をすごく気にしていました。しかしながら、留学に行ってみるとそんなことはなく、留学費用以上の価値を得ることができました。自分は小さい世界に住んでいるとこに気づき、たくさん自分の知らない世界を肌で感じることで広い視野で見れるようになりました。なので留学を勧め、価値観を磨いてほしいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分が想像している留学生活より大きく違うものになるかもしれません。また思うように物事が進まないことがたくさんあるかもしれません。そんな時、解決策は案外自分の近くにあるかもしれません。広い視野で留学生活を大いに楽しんでください!がむしゃらにひたむきに頑張ってください!