留学大図鑑 留学大図鑑

マサ

出身・在学高校:
Kalani High School
出身・在学校:
早稲田大学
出身・在学学部学科:
国際教養学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年11月05日 初回執筆日:2020年11月05日

未来に通用するビジネスを!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブリティッシュコロンビア大学
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
8ヵ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 ネイティブレベル ネイティブレベル

留学内容

私は、日本の企業がこれからのデジタル化していく世界についていくサポートをしたいと思い、たくさんのIT系のベンチャー企業が毎年誕生しているバンクーバーで、イノベーションとは何か、そしてビジネスを効率よく運営するにはどのようなテクノロジーを取り入れたらいいのか学びに行きたいと考えました。そこで私は一年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学し、ビジネステクノロジーマネジメントという分野を商学部の生徒たちと学びました。企業の経営において取引データから意味のある情報を見出し会社の役に立てることや、データベースシステムの利用による円滑な連携の重要さを知りました。また、ブリティッシュコロンビア大学で出会う人々は新しい試みに怖がらず、例えばアプリ開発のベンチャー企業の起業に関わっている一年生は珍しい存在ではありませんでした。実践活動としてデータ解析を用いたデジタルマーケティングをしている方にインターンシップをさせて頂くことになりましたが、残念ながら、コロナによってこちらはほぼ活動させてもらうことなく終了してしまいました。それでも、ウェブデザインやコピーライティングの貴重な経験をさせていただきました。

留学の動機

私は海外で育った経験から、日本はテクノロジー大国と言われているのに、あまり新しい技術の導入が進んでいないことに気づきました。未だにアナログに頼る企業もかなり多いように思えます。新しい技術を取り入れて経営の効率を上げていかなければ、変化していく時代についていけなくなると考えました。

成果

日本の大学ではあまり専門プログラムや学科として取り入れられていないビジネステクノロジーマネジメントを、それを専攻する商学部の学生たちと最新の設備が整ったブリティッシュコロンビア大学で学ぶことによって、多くの事を学ぶことができました。ITの知識とビジネスの知識、両方を備え持った人材に近付くことができたと思います。実践活動はあまりできませんでしたが、デジタルマーケティングの実践経験を手に入れました。

ついた力

行動力

新しいことを恐れず挑戦するブリティッシュコロンビア大学の生徒たちからは、行動力を学びました。おかげで交換留学という短い間のなかで、たくさんのことに挑戦して達成することができたと思います。

今後の展望

今後はIT会社に就職し、他の企業が情報システムを導入する手助けをしていきたいと思います。しばらく働き、専門的な知識を得たら、自ら起業をしたいと考えています。日本の企業のニーズに合わせたITサービスを提供する会社を作りたいと思います。

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
3月

カナダ(バンクーバー)

留学中は、ずっとブリティッシュコロンビア大学の寮で生活をしていました。一学期目のビジネステクノロジーマネジメントの授業では、データのビジュアル化、Rというデータ解析のプログラミング言語、エクセルを学びました。二学期目では、マイクロソフトのアクセスで実際にデータベースを制作しデザインしました。そのほかで印象に残った授業はアントレプレナーシップとビジネスイノベーションでした。アントレプレナーシップは、最初の立案からマーケットリサーチ、ブランディングや収入モデルなど、起業するにおいての全てを実際に体験するという内容でした。ビジネスイノベーションは、バンクーバー国際空港と共同活動し、空港のサステナビリティ問題への解決策をデザイン思考を用いて解決するという内容でした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

寮のルームメイトたち
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ブリティッシュコロンビア大学では留学生プログラムがとても充実していたのですが、私はせっかくなのだからカナダの現地生徒と仲良くなりたいと思い、スキー&ボートクラブという団体に入会し積極的に参加しました。結果、留学生代表として選んでいただき、なんと交換留学中運営側で頑張ることになりました。留学中という少し不安な状況の中でさらに責任を負うことは少し怖かったですが、運営チームのみんなや企画したイベントで出会った人々、そしてできた思い出はかけがいのないものとなりました。真面目なトレーニングから最高のパーティーまで、バンクーバーのスキー文化に深く触れることができ、なによりもすごく楽しかったです!

ウィスラースキーリゾート旅行

留学生はインターンができなかった

  • 留学先探し : インターンシップ

私がバンクーバーへ渡航した時点では、留学生が有給の仕事をすることは法律的に不可能でした。さらに、バンクーバーでは無給インターンシップが違法とされていて、私がインターンシップをすることができないと言われてしまいました。しかしどうにかならないものかとインターンとして受け入れてくれる場所を探し、もし法律的に働く方法を見つけたなら受け入れてくれるという方を見つけることができました。留学中にワーキングホリデーのビザを手に入れることが可能なのか、無休インターンシップはどうしても不可能なのかなどをリサーチしていたのですが、運良く留学後半に、ブリティッシュコロンビア大学の留学生だけは有給の仕事をすることを可能とするという法律の改正がされました。受け入れ先を事前に見つけていなかったら、留学期間中にインターンとして活動する手続きは間に合ってなかったので、諦めずに努力しておいて本当に良かったと思っています。残念ながらコロナの影響でインターンシップは途中で中止になってしまいましたが、少しながら貴重な経験をさせてもらいました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は不安が多くて、できるだけ勉強や実践活動に集中する時間を増やすために他の活動をあまりしたくない人もいると思います。そう思っていなくても、結果的に留学中はあまり積極的になれないこともあるかと思います。私からのメッセージは、とにかく何事にも積極的に参加して、留学中にしかできないことをなるべくたくさんやってほしいということです。人生に一度の経験なので、妥協をせず何にでも挑戦してください。