留学大図鑑

ひうどん

出身・在学高校:
長岡工業高等専門学校
出身・在学校:
長岡工業高等専門学校
出身・在学学部学科:
環境都市工学専攻
在籍企業・組織:

多剤耐性菌の検出技術の習得

留学テーマ・分野:
研究留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミネソタ大学 Department of Soil, Water, and Climate Ishii Laboratory
  • アメリカ合衆国
  • セントポール
留学期間:
4ヶ月
総費用:
840,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 840,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 540点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 610点>

留学内容

研究室のある院生の研究テーマである雨水の再利用プロジェクトに参加して共同でサンプリングおよび病原性微生物の定量準備を行った。ミネソタ州では生活用水として地下水を使用しているが使用しすぎで地盤沈下が起きるといった問題が起こっているため、芝生の水やりに使う水は雨水を再利用しているがその再利用水を使うことに対する危険性やリスクを評価するという目的がある。サンプリングは雨水をそのまま使用している場所、ろ過をして使用している場所、塩素やUV等で殺菌してから使用している場所など条件を変えてサンプリングスポットを選定した。雨水を約100L膜を使用してろ過して膜に付着した微生物を抽出・培養した。それをナノ流路デバイスを用いたqPCRで定量を行う予定であったが装置が故障してメンテナンスに出している途中で留学期間が終了してしまったので定量まで完了することはできなかった。

留学の動機

近年、複数の抗生物質に耐性を持った多剤耐性菌による世界的な感染症のリスクが高まっている。そこで下水や雨水中からサンプリングを行い、多剤耐性菌の有無や量を定量し適切なリスク評価を行う必要がある。そこで病原性微生物定量において優れた成果を残しているミネソタ大学の石井准教授の研究室で留学したいと思った。

成果

留学期間中は日本の大学では経験したことがない活動を体験できた。いくつか例をあげる。1つ目は研究室の出前授業である。ラボメンバーで話し合い、計画を立て、近くの小学校やストリートフェスティバルで出前授業を行なった。2つ目は国際学会に参加したことである。日本の学会とは全く違う雰囲気が違った。質疑応答の時間には活発に質問が飛び交い、議論に発達することもあり、今まで日本で参加したどの学会とも違う熱量に驚いた

ついた力

チャレンジ精神力

私は挑戦することに消極的で、尻込みしてしまい後悔することが多かった。留学中も様々なチャレンジする機会があったが、その度に尻込みしたり、躊躇してしまったが、「人生でこれが最後のチャンスかもしれない」と思って勇気を出してチャレンジを行なった。事例として国際学会の参加したことをあげる。私の英語力はまだまだで学会に参加できるレベルではなかったがラボ内で発表練習を何度も行って無事学会で発表することができた。

今後の展望

留学で得たチャレンジ精神や、スペース上省いたが実は3つの研究テーマを同時に進めてた。それで得たスケジュール管理力を今後の研究生活で生かしていきたい。また、アメリカの大学に留学して現地の研究環境が素晴らしく、感動したため、将来は海外の大学でも研究を行うまたは海外の研究者と共同研究を行い退路考えている。

留学スケジュール

2019年
8月?
2019年
12月

アメリカ合衆国(セントポール・ミネアポリス)

ミネソタ大学はキャンパスがセントポールとミネアポリスにあり、キャンパス間を頻繁に移動したため2つの都市として挙げた。ミネソタ大学では雨水再利用プロジェクトに参加して研究室の学生と共同でサンプリング箇所の検討、週2回のサンプリング調査、病原性微生物定量の準備等を行なった。
留学2ヶ月目くらいから、研究が思うように進まない、コミュニケーションが取れない、授業についていけないといったような理由からモチベーションが低下した。しかし現地でできた友人と遊びに行ったり、ホームパーティに招いてもらったりして、3ヶ月目くらいからはモチベーションの高い状態で再び研究活動を行うことができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

90,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:保険代

120,000 円

キャンパス内にある鉄道の駅,アクセスが容易
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

90,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:保険代

120,000 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

私は留学期間中に「チャレンジ精神」というものを意識して生活していた。これは、私は日本にいるとき物事に対してすぐ尻込みしてしまい、チャレンジをあまりしてこなかったからである。留学中、様々なチャレンジする機会があった。その中でも初となる国際学会に参加したことについて記述する。指導教員の先生から学会で出てみないかと誘われた。しかし私の英語力はとても学会に参加できるよなものではなかった、発表できるほどのデータが揃っていなかった、英語での発表資料作りの経験があまりない等の理由から参加は現実的でないと思ったが「チャレンジ精神」をテーマの一つにしていることから思い切って参加することにした。夜遅くまで研究室でデータを採取し、ラボメンバーや先生に資料の添削をお願いし、ラボ内で発表練習を何度も行った。当日はとても緊張したが質疑応答まで無事に終了し、学会参加者から面白いテーマだねといってもらった時はとても嬉しく、チャレンジしてよかったと心から思った。

学会参加メンバーと撮った写真、一番左が私

実りある留学経験に英語力は必須

  • 語学力 : 英語

トビタテの選考では英語力は不問と記載があり、実際に英語力で当落が決まるものではないと思います。実際に私もTOEICのスコアは決して高くありませんでした。留学前にオンライン英会話を使って勉強はしていましたが、実際に留学を始めると会話に全くついていけませんでした。ネイティブのスピードがとても速いのと、アメリカの大学は半分以上がノンネイティブの留学生なので、ゆっくりとは話してくれません。会話が通じないとストレスがたまる以上に面白くありません。これではだめだと思い大学の語学就学サポートを受けて勉強し、なんとか会話できるレベルになりました。そこで気づいたのが、会話できるようになるととても楽しいし、積極的に会話をするようになりそうするとさらに英語力が伸びました。会話が思うようにいかなかった最初の時期がとてももったいなく感じました。そういう思いをしないためにも最低限の英語力を身に着けておいたほうが良いと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

留学先の語学学習は絶対にやっておいたほうがいいと思います。私は英語力がまだまだの状態で留学を開始し、最初の1か月くらいを英語学習に費やしてしまいました。単純にもったいなかったと感じたので留学前にきちんとやっておくことをお勧めします。

留学を勧める・勧めない理由

私は研究留学だったのですが、アメリカの大学は研究環境が非常に整っていました。またラボの雰囲気も日本とは全く違ったので新しい環境を経験する意味でも研究留学をお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は自分の今までの常識や概念を変えてくれます。10年以上暮らした日本を一度離れてみるのはどうでしょう?異文化を学べるのはもちろん、日本を離れることで日本の良さを再認識する機会になると思います。留学を通じて自分の限界にチャレンジしてみましょう!