留学大図鑑

iiizumi

出身・在学高校:
拓殖大学第一高等学校
出身・在学校:
立教大学
出身・在学学部学科:
観光学部観光学科
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

・留学中に書いていた日記をnoteにてまとめ、共有しています!興味のある方はご覧ください。

ランドスケープからまちづくりを考える留学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シェフィールド大学 ランドスケープ
  • イギリス
  • シェフィールド
留学期間:
7ヶ月
総費用:
1,310,000円 ・ 奨学金あり
  • 大学独自のもの 200,000円
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS 6.5 / TOEIC 815> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 865>

留学内容

英国・シェフィールド大学にて、ランドスケープアーキテクチャについて学ぶことを目的に留学した。実践活動では、LRTの導入とまちづくりという観点でフィールドワークを予定していた。
現地の大学では、studioを中心に展開されるプロジェクトベースのランドスケープデザインの授業や、ランドスケープデザインに関する概念や歴史に関するフィールドワークやレクチャーからなる授業、デジタルソフトを利用した表現スキルに関する授業を履修した。
しかし、2020年3月後半にCOVID-19の感染拡大に伴い、留学自体を中止し、緊急帰国となった。授業は、その後オンラインで受講を続けるが、フィールドワークに関しては、活動・研究が遂行が難しく、断念という形となった。

留学の成果としては、授業において実際にデザインする経験を通じて、空間作りに関するプロセスを学んだと同時に、まちにおけるオープンスペースの役割や使われ方など、幅広く学ぶことができ、まちや空間に対する見え方が大きく変化した。また、留学生活面において、ライフスタイル面での自立、文化の違いや変化・新しい環境を楽しめる力を培う事ができた。特に、COVID-19時の臨機応変力が、この時期の留学ならではの得た成果であると感じている。

留学の動機

高校生の時、友人が留学したことに影響され、海外留学に興味を持った。また、修学旅行で初めて海外を訪れて、海外へ留学したい意思が強まり、大学入学後の留学が目標となった。また、大学入学後、観光学を学ぶ中、都市計画や景観などハード面からのまちづくりに興味を持ち、実際に専門的に学びたいと思った為、挑戦に至った。

成果

ランドスケープという、専攻とは全く異なる学問を学ぶ経験から、新しい学問を学ぶことの面白さを痛感したと同時に、ゼロに近い状態でも、自分次第で学びの幅は無限大に広がるということを学んだ。

ついた力

知る・学ぶことを楽しむ力

異国で生活すると、目に入るもの全てが「新しい」。そんな新しいもの・環境は、もちろんストレスになることもあるけれど、それを好奇心を持って向き合うことで、生活がとても豊かに楽しいものに変わる。実際に、「新しい」環境・もの・人・価値観・文化にたくさん触れ、自分自身の成長を毎日感じた。そんな知ること・学ぶことを楽しみ続ける力を培うことで、留学生活を充実したものにできた。

今後の展望

留学で「空間」をデザインすることは、人の動きや過ごし方をデザインすることということを学んだ。将来は、人々の暮らしや人生、地域の文化をより豊かで素敵にしていくきっかけとなるような「空間」を提案していきたい。

留学スケジュール

2019年
9月?
2020年
3月

イギリス(シェフィールド)

交換留学先:シェフィールド大学では、ランドスケープに関するバックグランドがなかった為、学部1年生の授業を中心に参加しました。1学年約40人と規模感も程よく、チューターや教授との距離もとても近く、まるで日本の高校のクラスのようなとても恵まれた環境で学ぶことができた。特に、すでにアートや地学、生物などを様々な専門知識を有する現地の学生からの学びは大きく、彼らから刺激を受け、追いつくために必死にプロジェクトに挑む毎日であった。studioでは、基本的に個人ワークであったが、チューターやコースメイトとの交流がとても活発で、プロジェクトに関することだけでなく、友人として仲を深めていく場となった。実際に、プロジェクトを発表する場面では、表現面や思考プロセスの点で評価していただき、自分自身の成長を実感することができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

30,000 円

フィールドワーク風景
studio風景:プロジェクト発表直前
学部棟のArts Towerとコースメイト(緊急帰国直前)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

2020年3月上旬、ロンドンの観光地で「卵」を投げられた。その当時、COVID-19感染拡大の影響で、アジア人への差別行為が欧州で報告されている頃であった。そういった時期に、観光地に訪れた自身の行動には反省する余地があるが、ずっと憧れたいた国で、留学生活も半年目を迎える頃であった為、そこで差別を受けた...とてつもない衝撃とショックを感じた。そんな少し寂しい気持ちを抱えながら、翌週studioに参加した時に、現地のコースメイト数人が私に声をかけ、すっと「僕らからは、sweetな卵をあげるよ」とイースターエッグを...。私が共有したSNSの投稿にて「卵事件」を知り、それが数名のコースメイトに広がり、みんなで用意してくれたそうだ。彼らの優しさや、それに至った経緯を想像しただけで、すごく愛や温かさを感じ、涙が出てしまった。そんな素敵な行動にとても感銘を受け、こんな素敵な人たちがいるこの国にとても尊敬と愛おしさを感じた忘れられない出来事となった。彼らの素敵なマインドを私も見習い、広げていきたい。

sweetな卵
彼らと写真が撮れなかった為、コースメイトとのフィールドワーク

言語の負のループに注意

  • 語学力 : 英語

現地で一番私を悩ませたのは、紛れもなく「英語」でした。もともと人と話すことが好きだったので、自分が思いついたことをすぐに誰かに伝えられないのがとても苦痛でした。また、同じように留学をしている学生が、英語で楽しそうに会話をしたりすると、自分と比べてしまい、積極的に話しかけたりすることが怖くなってしまいました。そもそも、話さないと、使わないと向上しないので、どんどん板挟みになり、負のループに陥ってしまいました。
そこで、私は「周りと比べること」を辞め、自分ができる範囲でベストを尽くすことに切り替えました。調子が良い時は、積極的に話しかけたり、挑戦し、自分のペースで無理せずコミュニケーションを楽しむことを徹底すると、話すことも怖くなくなり、緊張せずに自然体に話すことができるようになりました。

渡航手配、ビザ申請などは余裕を持って

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

色々と手続きが複雑な渡航手配。私の場合、まず初期段階であるパスポートでつまずきました。問題は「パスポートの期限」です。私のパスポートは、帰国予定の翌月までの期限だったので「ギリギリセーフ」と思いきや、「アウト」。パスポートの更新は、基本、期限一年以内のもののみ。慌てて、大学に特別更新の資料を作成してもらい、バタバタとパスポートを更新する羽目に会いました。パスポートの番号も変わるので、そこからずるずるとスケジュールが後ろ倒しになり、ビザを発行してもらえたのは、出発の一週間前。しっかりと事前に確認し、余裕を持って準備することを強くオススメします。

留学前にやっておけばよかったこと

特に、後悔はありません。
私が、留学前に意識して取り組んでいたことは、「日本」を知ることでした。ヨーロッパに旅したい気持ちをグッと抑え、大学入学から留学までは、ひたすら日本を旅していました。留学前も夏休みを利用した山陰山陽を10日間かけて一人旅をしていました。日本の様々な地域に訪れ、経験を蓄えていたので、留学後は、日本との違いや共通点にかなり敏感に感じ、それが学びの幅を広げてくれました。

留学を勧める・勧めない理由

留学は勧めたいです。
特に、留学に行きたいと考えている人は、行くべきだと思います。
ただ、新しい環境で生活するということは、想像以上にタフです。そんな環境さえも受け入れられる、ある程度の覚悟は必要だと思います。それができる人は、新しい環境を楽しむことができ、「留学」が価値のある、これからの人生の大きな影響を与える経験になると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

世の中が一変し、いつまた自由に海外にいけるのか、わからない。
私も、これに巻き込まれ、留学を志半ばで中止せざるを得ない状況になりました。
不確実な世の中ですが、私も、今できることに向き合い、ベストを尽くしていきます。
頑張りましょう!応援しています!