留学大図鑑

まさ

出身・在学高校:
埼玉県立川越高等学校
出身・在学校:
上智大学
出身・在学学部学科:
経済学部
在籍企業・組織:

経済大国インドの可能性を探究する

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Christ University 経済学部
  • インド
  • バンガロール
留学期間:
6ヶ月
総費用:
700,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 750,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEFL 65> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<IELTS 7.0>

留学内容

留学の大テーマはインドの社会経済とIT人材育成を学ぶことでした日本では経済学を専攻しており、途上国開発に関心がありインド留学を決め、大学でインドの社会経済の仕組みを学びつつ、現地の日系大手広告代理店でインターンをしながらビジネスサイドからインド経済の抱える課題を調査しました。さらに、IT人材育成で有名なインドのエンジニア教育の現場を調査し、IT人材不足が深刻になる日本に活かせるtipsを探しました。日本にいるときはインドの高水準の人材育成を期待していましたが、実情は大きく異なっていました。エンジニアの学位保有者20%はエンジニアになれず、エンジニア内の競争を勝ち抜いた超優秀な人材が表舞台に立つのです。人口減少が続く日本で同じことをするのは難しいでしょう。したがって、今後の日本のIT人材育成は「質」をどれだけ高められるかが重要になると私は考えています。さらに、海外に多くのIT人材を供給し、GDP世界第5位のインドの足元は非常に問題が多いことを留学で学びました。古い労働法が残るとともに、多くの貧困層が生活に苦しんでいます。世俗主義的な国家観を掲げる裏では宗教対立が存在し、インフラや社会保障は先進国に遠く及びません。現地でこれらのことを学ぶとともに、日本のインドに関する情報の偏りにも気づきました。その点で複雑なインドの社会経済を現地で学べたことは貴重な経験となりました。

留学の動機

13億人の人口と世界第5位のGDP、優秀なエンジニアを輩出する南アジアの大国インドに非常に興味関心がありました。インドはGDPで将来日本を超えることが明らかで、この国を深く理解し、人脈を作ることに将来性を感じていたことが留学の決め手です。イギリスを超える経済規模の一方で、途上国としての側面も開発経済学に関心があった私の学術的関心を惹きました。

成果

留学を通じて、インドという国をより多面的にそしてより深く学ぶことができました。日本のニュース等で得られる情報は非常に数が少なく偏っている点も大きな気づきでした。そして、現地での留学生活を通じて、忍耐力や異文化適応力がついたことも特筆すべき点です。異国での留学生活は困難ばかりで日本では経験できない貴重な機会でした。

ついた力

忍耐、コミュニケーション、環境適応力

インドの留学生活は試練の連続です。英語の訛りは強く、日本のような丁寧なサービスはありません。スパイスは週に数回の腹痛をもたらします。この環境で半年過ごして、ある程度の生活環境に適応できる忍耐力・異文化適応力が身につきました。また、コミュニケーション能力も同様に身についたと思います。

今後の展望

コロナウイルスの流行はインドでも猛威を奮っています。露天を営む老夫婦が露頭に迷う姿を目撃し、インドの貧困の深刻さに衝撃を受けました。今後は、開発関係の日系企業で働きながら、このような途上国の発展に貢献できるような人材になりたいと考えています。そして、さらに学びを深めるためにも大学院で勉強したいとも考えています。

留学スケジュール

2019年
10月?
2020年
4月

インド(バンガロール)

現地の大学への交換留学をし、2年生(3年制)の経済学部で経済や政治学の授業を履修しました。教室が高校の時のような部屋で、長机に3~4人で座る形式で非常に新鮮でした。黒板はあまり使わず、先生が行った言葉をノートに書きとる形でインド訛りのせいもあって慣れるのに非常に苦労しました。中間・期末テストは全て論述形式。日本のような一問一答なんて問題はありません。非常に苦労しました。その一方で現地の学生は非常にフレンドリーでまるで家族のように接してくれます。インドのコミュニティ愛というものを強く感じました。大学はバンガロールの中心部でしたが、郊外はまだ未開発で貧困層の家は非常に脆く、貧困を肌で感じるとともに、大気汚染のひどさも記憶に残っています。このように、いろいろな面で荒削りのインドですが学生の学習意欲は高く、多くの問題を学ぶとともにその将来性も再認識しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

25,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:通信費、娯楽費、渡航費等

200,000 円

半年過ごした大学でとった帰国前日の写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

25,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:通信費、娯楽費、渡航費等

200,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

現地にある日系大手広告代理店でインターンをした際に日本人の方に大変お世話になりました。インターンでは広告に関する様々な本を貸していただき勉強し、最後にある商品に関して15秒CMを作るという課題を行いました。仮説設定やアンケート調査などからCM作成まで全て自分で行うというもので、テレビでみるものには遠く及ばない作品(笑)でしたが、ビジネスの現場をかなり近いレベルで体験できたことは貴重な経験になりました。業務で忙しい中、時間を咲いていただいたり、現地社員の方との食事などにも参加させていただき、様々なことを学ぶチャンスを作っていただき非常に感謝しています。コロナで交通機関が使えない中、空港までの車の手配などもしていただき、最後まで本当にお世話になりまさに感謝してもしきれません。

インターン先の写真(社名は消しています)

留学ビザはとにかく大変

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

留学ビザの取得はとにかく疲れました。ネットに書いてあった提出書類と大使館で出す書類の要件が違ったり、埼玉の自宅と九段下の大使館を何度も往復しました。これっという解決法はありませんが「忍耐」です。根気強く頑張るしかありません。日本での準備期間から精神力を鍛えることができます。ポジティブに捉えましょう。

九段下のインド大使館

留学前にやっておけばよかったこと

語学力もっと磨けばよかった!
正直、半年以上留学するなら、留学前から語学力を磨いた方が、学びが倍増すると思う。語学の面に時間を使うのはもったいないような気がする(英語力を伸ばすための留学なら別だが)

留学を勧める・勧めない理由

絶対に勧める。

理由①日本は情報鎖国。百聞は一件にしかずというが、現地に行くことは多くの気づき・学びを与えてくれる。
理由②間違いなく困難が待っている。それを乗り越えることで成長できる。インドの生活は本当に問題だらけだったけど、半年過ごして、精神的に非常に成長したと思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は本当にいろいろな出会い・学び・経験を与えてくれる。可能な限り多くのことを吸収できるように準備(目的の明確化・語学力の強化)をしっかりして、中身の濃い留学にしてください。