留学大図鑑 留学大図鑑

かえで

出身・在学高校:
東京工業大学附属科学技術高等学校
出身・在学校:
筑波大学大学院
出身・在学学部学科:
人間総合科学研究科芸術専攻建築デザイン領域
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年10月28日 初回執筆日:2020年10月28日

中国建築を堪能して審美眼を身につける!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 中央美術学院建築学院
  • 中国
  • 北京
留学期間:
5ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
中国語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

北京の中央美術学院に5ヶ月間交換留学をして、建築デザインについて学びました。もともとは、留学後に半年間上海の建築設計事務所でインターンをする計画でしたが、コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。当初は落ち込みましたが、授業や旅行、普段の生活を通して、短い期間でギュッと凝縮した有意義な経験ができたと思います。日本と同じアジアでも、人口が多く国土が広い中国の建物はとても面白く、実際に見て回ることができたのは本当に良い経験になりました。授業では、実践的な設計演習課題に取り組み深圳ビエンナーレ2019に現地の学生と出展することができました。また中国語や書道の授業を履修して語学や文化も学びました。授業外では北京の伝統的な住宅である四合院の調査をしたり、蘭州や敦煌、西安、深圳に旅行したりしました。本当に忘れられない日々です。

留学の動機

長い歴史を持ちながら大きく発展した中国が、今どのように都市の文脈を汲み取って建築設計を行っているのか興味がありました。実際に留学やインターンを体験して、同じアジアである中国の設計手法を学びたかったことが大きな理由のひとつです。

成果

中国の建築のデザイン教育を知ることができました。いろいろな人と関わり、多くの建物や街並みを見聞する中で、良い人やモノ、街並みを見る審美眼が身についたと思います。

ついた力

図々しく振る舞う力

語学力が足りず、うまく言いたいことが伝えられないことも多々ありました。
そういう場面でオドオドするのではなく、気合やパッションで伝えることの大切さを実感しました。
自信がないからといって萎縮せずに、図々しく振る舞うこともまた勉強だと思います。
「留学の恥もかき捨て」です。

今後の展望

今は、留学の経験を活かして、アジアで建物の設計をすることが目標です。
日本人の繊細さと身につけた図々しさを仕事で発揮したいと思っています。

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
1月

中国(北京)

北京の中央美術学院に5ヶ月間交換留学をして、建築デザインについて学びました。授業では、実践的な設計演習課題に取り組み深圳ビエンナーレ2019に現地の学生と出展することができました。また中国語や書道の授業を履修して語学や文化も学びました。大学の寮に住んでいたので、同じ寮の友達と食堂のご飯を食べたのが良い思い出です。中国のデザイン教育を体験する中で、いろいろな人と関わり、多くの建物や街並みを見聞することができました。良い人やモノ、街並みを見る審美眼が身についたと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

深圳ビエンナーレ2019に出展した作品
授業の風景
食堂のご飯
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

北京の古い銭湯に行った時に、中国語でデカデカと「穿衣进入(服を着て入ってね)」と張り紙があったにも関わらず、気付かずに素っ裸で混浴サウナに入ってしまったことがあります。北京のおっちゃん達の唖然とした顔が今でも忘られません。ちゃんと確認することの大切さを学びました。

北京の伝統的な銭湯「双興堂」
北京の伝統的な銭湯「双興堂」
張り紙

語学に自信がなくても現地の言葉を使う!

  • 語学力 : その他の言語

中国語のフレーズだけでも言ってみると、現地の人にとても喜ばれました。
たとえ自信のない言語でも、英語ばかりを使うのではなく現地の言葉を使うことによって、友達と仲良くなる糸口になったり、熱量が伝わったりするケースも多いと思います。日本でも留学生がカタコトの日本語を話していると好感をついつい持ってしまうのと同じだと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

意外と行ったら何とかなります。何も考えずに飛び込んでみるのも悪くないです。
現地での苦労も人生の糧になるはずです。