留学大図鑑

ももこ

出身・在学高校:
都立白鷗高等学校
出身・在学校:
武蔵大学
出身・在学学部学科:
人文学部ヨーロッパ文化学科
在籍企業・組織:

最終更新日:2020年11月12日

村の日帰りツアー作り

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Kumae Banana Paper Products
  • カンボジア
  • シェムリアップ
留学期間:
7か月半
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 990,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私はカンボジアのシェムリアップで貧困へのかかわり方を模索するために留学をし、ごみ山で働いた経験とガイドという夢を持つカンボジア人スタッフのツアー作りをした。ごみ山は有毒ガスが発生したりと働くうえで健康に悪く危険な場所である。そこで約100人の村の人が働いているという暗い現実と、そんな村であれお祭りなどの豊かな文化や人との強い繋がりといった魅力の二面性をツアーで表現しようと試みた。しかし、半年かけて作ったツアーは帰国1か月前に頓挫してしまった。そこから、失敗を恐れずまずはやってみようという姿勢が大切だということを学んだ。

留学の動機

カンボジアには英語教育ボランティアで訪れて大好きになった国だった。豊かな文化や人の温かさという魅力とともに、日本では感じなかった貧しさという違いを感じる場面もあった。カンボジアの貧困について長く振れる時間を作りたいと思い留学を決めた。また、インターンの受け入れ先をKumae Banana Paper Productsにした理由はやりたいことを素直に行動に移せる自分になりたかったから。

成果

村でのツアー作りを通して、そこの村の人たちと沢山ふれあう中で確かに貧しさがもたらすマイナス面が存在すると感じた。その深刻さやリアルな生活から感じ取れる複雑さをもどかしく感じた。しかし、それよりも、貧しい富んでいるという観点での見方を取り外したところに本当に大事なものはあるのではないかということを強く感じた。村のスタッフとの日々のちょっとした会話や気遣い、目の前の一人と真摯に向き合う大切さを学んだ。

ついた力

やってみるという姿勢、誠実さ力

私は何事も考えることから始めてきた。しかし、考えるだけでは思うように進まず机上の空論にとどまってしまうということに気づいた。だからこそ、まずは自分の足を使って動いてみる、その中で考えて、また動くというサイクルを学んだ。
また、誠実さについてはクメール語しか話さない村のスタッフに丁寧に向き合いたいと意識してきた。言葉が伝わらなくても伝えようと工夫をしたり、クメール語を勉強したりした。

今後の展望

ツアーづくりの中で一番悩んだことは、一緒に作ってきたスタッフの働くこと、ツアーを作りことへのモチベーションの低さだった。だからこそ、私は自分の働く時間を楽しめる人になりたいし、働くことをポジティブに捉える人が増えたら嬉しいと思い、人材業界からそれを実現させていきたい。また、新興国の可能性を大きく感じたので今後も好きなカンボジアに関わり続けていきたい。

留学スケジュール

2019年
5月~
2019年
11月

カンボジア(シェムリアップ)

カンボジアのシェムリアップで、カンボジア人のスタッフとごみ山と村をめぐるツアー作りをした。村のどこを回るのか村を散策したり、ツアー作りの方法を旅行会社の人に相談したり、トライアルのツアーで10数組を案内したりした。「道を決めることの魅力を伝えよう」をテーマにコンテンツを決めて、宣伝用のホームページの作成にも取り組んだ。その他には、デザインのカタログ作り、団体のSNSの更新などを行った。生活面では、Kumaeのシェアハウスに住まわせてもらい移動は原付のバイクが主だった。市内と村を行き来するような生活だった。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

村の綺麗な夕焼けを背景に撮った、ツアーの一部。
Ashiというバナナの茎から作ったポーチを村で作っている。
カンボジアのフルーツは道沿いで買えて、美味しい。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

私のインターン先の1番大きな特徴は、タスクを与えられずとことん自由で自分のやってみたいことを応援してくれるというところだ。

最初の1ヶ月間は、その自由すぎる環境下で何をしたら良いのか、何が出来るのかわからずにいた。トビタテで自分の計画を立てたのにも関わらず、一歩を踏み出すことが怖くて、「これをやってみたいんです。」と言い出せずにいた。何もできない自分が嫌でトビタテの辞退も考えたが逃げたら負けな気がして、小さくてもやってみたいことを見つけて取りかかるようにしていった。すると、少しずつだけどわくわくする瞬間が増えた。

今もどんどん自分で動ける人になれたと言い切れるわけではない。でも、留学前よりは「こうするべき」に振り回されずに「やってみたい」に素直になれたように思う。これは大きな自分の変化だ。

村でポーチづくりのお手伝いをしているところ。

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

シェムリアップという街が私は大好きになった。なぜなら、そこで出会った人がみんなかっこよくキラキラして見えたからだ。それぞれの人がこだわりや信念を持って自分の道を自ら切り開いて生きてきたという人生の先輩や、まだこれからどうしていくか決まってないけど熱い思いを心に秘める同年代の仲間に囲まれて過ごすことが出来た。ほんとうに感謝しています。

カンボジアが誇るアンコールワットがある街・シェムリアップ。

インターン シップ先をどこにするか?

  • 留学先探し : インターンシップ

気になった団体、会社があったら、問い合わせページからメールを送らせてもらった。最初に送る時は、私はしっかりと想いが伝わるように文章を推敲してから送るように心がけていた。また、ホームページやインターンの募集要項だけでは分からないこともあるので、気になったことは行く前に全て質問してすり合わせをしておくことが大切だと思う。質問を沢山するなって思ったと後に受け入れ先の方に言われたけど、行ってからこんなはずじゃなかったとなるよりは何倍も良いと思う。事前のすり合わせをすることで不安も減ったと思う。

カンボジアで通った英語語学学校

  • 留学先探し : 語学学校

私はインターン留学であったが、日々生活をするうえで自分の英語力の無さにうんざりすることが多かった。だから、市内にあるAustralian Centre for Education (ACE)という語学学校に3か月ほど通った。一緒に授業を受けていたのはカンボジア人の中高生だったが、彼らは英語力が私よりもあり何度も悔しい気持ちを味わった。だから、帰国後に英語を勉強しようというモチベーションにつながったと思う。
インターン留学であるという形にとらわれずに、やってみたいことが思いついた時には現地を良く知る人に相談してみると良いと思った。

留学を勧める・勧めない理由

私はこの8ヶ月間で喜び、楽しさ、感謝、もどかしさ、悲しみ、悔しさなど沢山の感情を味わい、貴重すぎる経験したということを誇りに思っています。無理に勧めようとは思わないけれど、もし留学したいと思っているのなら、しない理由は無いと思います。留学への情熱さえあれば、お金や時間や周りの人の反対などのしない理由は1つずつ消すことができるから、自分が納得できる選択をしてください。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学をしている期間は限られたものだからこそ、事前にできることはしておくといいと思います。留学先に行ったらやる気がみなぎってなんでも出来るようになるっていうことは無くて、場所が変わっても自分が変わるなんて魔法みたいなことは起こりません。だから、日本にいる今日から毎日を丁寧に過ごすことが大事なのかなと思います。これは自分へのメッセージでもあります。