留学大図鑑

よしみん

出身・在学高校:
関西創価高等学校
出身・在学校:
創価大学
出身・在学学部学科:
文学部人間学科
在籍企業・組織:

最終更新日:2020年09月24日

私の世界自殺撲滅計画 in リトアニア

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミコラス・ロメリス大学、ヴィリニュス大学自殺研究センター、オールセインツファミリーサポートセンター、Yukari
  • リトアニア
  • ヴィリニュス
留学期間:
7か月
総費用:
880,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,090,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL iBT 96点、TOEIC 955点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEFL iBT 99点、IELTS 7.5>

留学内容

世界で最も自殺率が高いリトアニアに行って、自殺の問題とその背景を研究するために様々な活動に取り組みました。交換留学先であったミコラス・ロメリス大学では、リトアニア語や心理学を中心に履修しました。全く話せなかったリトアニア語は、簡単なあいさつやお店で注文できるほどまでに成長しました。ヴィリニュス大学の自殺研究センターでは、心理学専攻の修士学生と、センター員である心理学の先生と共に、日本とリトアニアの自殺傾向を比較する研究プロジェクトを進めていました。唯一の日本人メンバーであったため、日本で使用する質問票の作成を自分一人で担わなければならなくなり、何度もプレッシャーに押しつぶされそうになったこともありました。しかし、プロジェクトリーダーであった先生の励ましで頑張れました。私の帰国後、様々な障害から断念せざるを得なくなりましたが、大きく成長できた経験でした。オールセインツファミリーサポートセンターでは、家庭に問題を抱えている子供たちが通う学童のような場所があり、そこで週1回ボランティアをしました。リトアニアの文化を学べたと共に、人が生きていく上でいかに「居場所」が大切かを学びました。最後に日本文化発信に取り組むYukariでは、イベントのお手伝いをしたり、日本に興味のある現地の高校生と交流する機会を持たせていただきました。

留学の動機

この留学は、人類学者として自殺研究に寄与するという私の目標を叶えるための第一歩として行いました。この世から「死にたい」をなくすことが私の夢であり、それは世界の諸問題を解決する糸口になると信じています。リトアニアに留学することで、同じく自殺が多い日本と比較し、人間と自殺の関係を調べることができると考えました。

成果

リトアニアの自殺について見識を深められた他、自分の研究を応援してくれる人に出会い、リトアニア語やリトアニアの文化や歴史についても学ぶことができました。また、日本に興味のあるリトアニア人とも知り合い、友好を築くことができました。履修した授業は全て最高評価を収め、交換留学生としての責任も果たしました。

ついた力

行動、危機対処力

行動力とは、自分の夢に向かってためらわず行動できることです。限られた時間だったので、できることは何でもしようと頑張りました。また、留学中は大小問わずたくさんの困難に見舞われたので、危機に立ち向かう力も身につきました。

今後の展望

リトアニアの自殺について研究を続ける予定です。人類学方面から、またリトアニアに重点を置いた自殺研究はまだ十分になく、私の研究の独自性になると思います。研究で得たことを、将来の自殺対策に活かしたいです。

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
3月

リトアニア(ヴィリニュス)

ミコラス・ロメリス大学で交換留学をしていた傍ら、2019年9月からはヴィリニュス大学の自殺研究センターで自殺研究を開始し、同年10月からは貧困やアルコール依存症を抱える家庭を支えるオールセインツファミリーサポートセンターと、日本文化発信に取り組むYukariでも活動するようになりました。休みの時は文化イベントに参加し、この国の文化や歴史を学びました。ベジタリアンの人に多く出会ったこともあり、今まであまり関心がなかった環境問題についても考えるようになりました。住環境はどうしても重視したかったので、寮ではなく、3人の学生と一緒に、大学付近のシェアハウスに住んでいました。彼らは全員他のヨーロッパの国の出身で、私との食生活の差にいつも驚いていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

38,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:航空券代・娯楽費

400,000 円

一番好きなリトアニア料理「ツェッペリナイ」
ヴィリニュスの大聖堂と時計塔
ヴィリニュスのクリスマスツリー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

38,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:航空券代・娯楽費

400,000 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

心配症が少し改善されたように思います。リトアニアでの生活は想定外のことの連続で、おかげでタフになったと思います。変化した様子が分かる一例としては、休暇中のイタリアへの一人旅が挙げられます。一部は同じくイタリアを旅していたトビタテ生と一緒でしたが、旅行の大部分は一人で行動していました。宿から旅程まですべてを一人で決め、美味しいイタリア料理を食し、遺跡や芸術鑑賞も楽しみました。留学する前は、安全を心配していたので、自分が一人旅をできるようになるとは思いませんでした。今でも安全面を重視することは変わりませんが、必要以上に不安に思わなくなり、自分がやりたいことをできるようになりました。

息を吞んだヴェネツィアの景色
ローマ滞在中、虜になったジェラート

家探しは早くから、丁寧に

  • 住まい探し : シェアハウス

交換留学先の寮があまりきれいでないという話を聞いていたことから、もっと住みやすい場所に住みたいと考え、シェアハウスに住みました。場所にもよると思いますが、私の場合は契約や支払いがやや複雑で時間がかかりました。これに加え、そもそもの家探しという作業もありますので、面倒なものが嫌な人は寮にした方が楽だと思います。家の選択肢は多かったのですが、土地勘がなかったため、どこの家が大学から近いのかさえ最初は分かりませんでした。そのため、地図アプリとにらめっこしながら、居住地域を絞っていきました。部屋の広さだけでなく、何人でいくつのトイレやシャワーを共有するのかにも着目しました。私の場合は4人で2つのトイレとシャワーを使っていたので、基本的に使いたい時に各々使えました。また、所属大学の国際課のアドバイスもあり、バス停から近い場所を選んだので、夜道を長く歩かずに済みました。私が家を探した時は特に重視していたわけではありませんでしたが、スーパーから5分以内のところに住んでいたので、自炊を続けられましたし、体調が優れない時も買い物に苦労しませんでした。このように家選びは慎重であるべきであり、場所を確保するためにも早めから動き出すべきです。そうすれば、良い住環境を確保できると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

お金も時間もかかる留学に行くからには、確固たる目標を持ちましょう。そうすれば、困難にあった時も、乗り越えられるはずです。