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げんなち

出身・在学高校:
徳山工業高等専門学校
出身・在学校:
横浜国立大学
出身・在学学部学科:
都市イノベーション学府
在籍企業・組織:

沿岸の水環境を専門にしています.
オランダへの留学や,高専からの大学編入,博士課程への進学等なら相談にのれます.
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最終更新日:2021年03月11日 初回執筆日:2021年03月11日

人と自然の本当の共存を探す

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 横浜国立大学都市イノベーション学府
  • イギリス・オランダ
  • デルフト・ロンドン
留学期間:
12か月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,170,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

大学では土木を専攻しており,人間社会と環境との共存を考えるために留学をしました.沿岸域の防災や環境に特に興味があったためオランダの研究所での研究留学とイギリスの建設コンサルタント会社でのインターンシップを行うことで,研究から社会実装までを包括的に学べるようにしました.修士一年になる春から留学し,夏休みを利用してイギリスでのインターンシップに参加しました.学部3年の研究室配属前に留学計画を立てたので,所属研究室の研究と若干のミスマッチがあったものの,修士ではオランダでの研究を続けています.

留学の動機

高専在籍時から漠然と海外に憧れており,編入後に留学しようと決めていました.大学編入後は人間社会のために自然を切り開く土木工学と対局にある環境学に関心を持つようになりました.気候変動が進む中,自然環境にも配慮した防災を学ぶために,国土の半分が海抜0m以下に位置するオランダで生活してみたいと思いトビタテ留学!JAPANに応募しました.

成果

留学先では研究所が開発した流体解析ソフト内に組み込むための植生の成長モデルを新たに構築することができました.また湿地を利用した洪水防止作用の考え方などオランダの防災計画について学びました.休日には締め切り大堤防や防潮水門,サンドエンジンなど有名な治水設備を見学することで,実際の事業の規模感を知ることができました.

ついた力

自分を大事にする力

留学前は空気を読みすぎて,自分を殺し無難に生きていました.他人に気を使えることは素晴らしいことですが,留学先で友人が自分の意見をきちんと伝える姿を見て,自分を持つことの大切さに気付きました.留学中,気の弱さに付け込まれて騙されたこともありましたが今では自分が望んだ行動を素直に取れるようになりました.

今後の展望

オランダの研究所で各国の研究者と話す中で,防災にも環境にも特化した人材が今後必ず必要になると感じました.今後は博士課程に進学し,生態系を利用した防災手法であるグリーンインフラと沿岸域の生態系内に隔離された炭素ブルーカーボンの分野の研究に従事したいと思います.

留学スケジュール

2019年
3月~
2019年
8月

オランダ(デルフト)

研究所での研究

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

研究所の同期の学生メンバー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
8月~
2019年
8月

イギリス(ロンドン)

気候変動が進み降雨パターンが変化した際の洪水ハザードマップの作成や,気温上昇に伴うデパートの空調の増設の提案を行いました.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

同じ部署のメンバーと記念撮影
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
9月~
2020年
2月

オランダ(デルフト)

研究所での研究

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

研究所でのフットサル大会
研究所の先生たちと
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学先の家探しには本当に苦戦しました...
オランダでの初めの5か月はインドネシア人2人と1LDKのアパートで暮らしてました.
プライベートがない生活でしたが,家無しの自分を受け入れてくれた2人には感謝してます...!!
イギリスでは一か月間8人部屋にホステルで生活しました.
オランダ生活後半ではついに自分の部屋を手に入れめっちゃ快適でした!笑

留学中のルームメイトとの写真1
留学中のルームメイトとの写真2

ココでしか得られなかった、貴重な学び

同時期にヨーロッパにいたトビタテ生を募ってフィンランドのロヴァニエミにオーロラを見に行きました!13人のトビタテ生とAirbnbで宿をとり,久しぶりにわいわいできていい思い出です.
氷点下16℃の世界はとても印象に残っています!

サンタ村で記念撮影

この国のことが、とても好きになった瞬間

5月にインターンシップ先の友達とチューリップを見に行きました!
春のオランダは国中にチューリップが咲いてておすすめです!

チューリップ畑での写真

事前に大学の履修条件を確認すること留年回避

  • 単位・留年 : 休学・留年

修士1年時をすべて海外で過ごしましたが,留年しないように学部時代から先生方や事務と連絡を取り合ってました.最終的には学部時代から修士の講義を履修したり,留学先から研究の進捗報告を行うことで留年を回避できました.

留学前にやっておけばよかったこと

英語のリスニング力が全然足りていませんでした.
リスニングができないと,意思疎通が困難になるので日本で勉強しておくことをおすすめします.

留学を勧める・勧めない理由

留学に目的を持っていくことは当然ですが,留学先での偶発的な出来事に凄く価値があると思います.
留学への障害は色々あるとは思いますが,希望するなら是非おすすめします.

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は楽しいことだけではありませんが,是非この機会を大切にしてください.