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化学オタク

出身・在学高校:
静岡県立浜松南高等学校理数科
出身・在学校:
東京工業大学
出身・在学学部学科:
理学院化学系化学コース
在籍企業・組織:
日本ペイントホールディングス株式会社

理系学生の研究留学について詳しいです。
ボストンキャリアフォーラムにも参加したり
海外ドクターを目指しているのでその辺りも相談に乗れると思います!

現在は一応社会人なので連絡いただければ色々相談にのれると思います。


最終更新日:2020年09月23日 初回執筆日:2020年09月23日

未来社会貢献に関わる液晶研究

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブリティッシュコロンビア大学・理学部・化学科
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
6ヵ月
総費用:
1,400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC690, IELTs Academic 4.5> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC775, IELTs Academic 6.0>

留学内容

未来社会技術に使われる液晶に関わる基礎研究と応用研究を横断的に学ぶというテーマで留学を行いました。
本留学では基礎研究だけではなく液晶を実際に触ってどのような色を発色するかをどのようにしたら色の発色が変わるかなどを体系的に学ぶことが出来ました。各国の著名な研究者の講演会の話を聞いたり化学科で行われるイベントに参加するなどして過ごしました。ちなみに英語は多少できるようになりました。一番の収穫はとにかくたくさんの国の人と関われたことです。

留学の動機

日本で就活を行っている際に、理系企業のグローバル化の遅さに疑問を感じたのがきっかけです。さらに自分にほとんど周りと差別化するほどの能力がないことに気が付きました。もともと海外でドクターを目指したいという動機もありましたが、留学を経験することで何かが変わると思ったことがきっかけです。

成果

実際にある程度研究の成果は得られ、現在論文のイントロ部分を執筆している最中です。もう少し研究が進めば論文にもなるところまでは来ています。
IELTsも6.0まで上がり、GREも308点とることができました。あとは専門的な議論を英語でしっかりできるようになったことも非常に成果として感じています。

ついた力

リスクヘッジ力

とにかく目標が高く持てる。これだったら自分もグローバルで生きていけるのではと思えるようになりました。その中でドクターに進学するか就職するか迷った時に色々なことを考えた上で一旦就職することにしました。今までなら突き進んでいたところを色々な人に相談することで考えをまとめてリスクを含めた行動がとれるようになりました。

今後の展望

まずは直近でトビタテの仲間とハイテク農業を始める
会社を辞めて海外ドクター⇒帰国したら趣味と専門を合わせたビジネスを始める

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
2月

カナダ(バンクーバー)

留学テーマは液晶に関わる研究留学です。
本留学では基礎研究だけではなく液晶を実際に触ってどのような色を発色するかをどのようにしたら色の発色が変わるかなどを体系的に学ぶことが出来ました。
実際にある程度研究の成果は得られ、現在論文のイントロ部分を執筆している最中です。もう少し研究が進めば論文にもなるところまでは来ています。
IELTsも6.0まで上がり、GREも308点とることができました。あとは専門的な議論を英語でしっかりできるようになったことも非常に成果として感じています。
ただ私の考える一番の成果は多様な文化を学ぶことができたので外国人と関わることへの障壁が無くなり、グローバルな思考を持ち続けたいと思えていることです。社会人として働いていく中でもそれだけはもち続けようと思います。

費用詳細

学費:納入総額

60,000 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:航空券、交際費

38 円

バンクーバー・ブリティッシュコロンビア大学
費用詳細

学費:納入総額

60,000 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:航空券、交際費

38 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

向こうの研究室のドクターが東大にたまたま三か月留学に来ていました。出国の3日前にメッセージがきてなんと出国日と帰国日が一緒と判明。出国当日成田空港で会い、カナダに着いてからまさかの同じテーマで共同研究することになり更に同い年だということが判明。6ヵ月ほとんど何をするにも一緒にしてました。今でもたまにオンラインで話もするに普段から連絡も取りあってます。短い間だったけど色々支えてもらって感謝しかありません。

友人と参加した化学科のクリスマスパーティー

無理だと思ったらすぐに業者を使う

  • 住まい探し : 一人暮らし

私は現地の家探しサイトを使って家探しをしました。しかしメッセージを送るとなにやら怪しげなメールが、、、
どうやらこれが代表的なSCAM(いわゆる詐欺)らしくかなり手間がかかりました。
カナダであればJPCANADAだったりCraigslistだったり日本の旅行会社の斡旋するホームステイ先があるので、行ってから路頭に迷うよりはそういった日本語で対応できるところを利用することをおすすめします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

行って後悔することはないと思います。どんな経験をしても絶対自分の成長には繋がるはずです。
頑張ってください。