留学大図鑑

yok

出身・在学高校:
静岡県立浜松西高等学校
出身・在学校:
東京工業大学大学院
出身・在学学部学科:
環境社会理工学院融合理工学系原子核工学コース
在籍企業・組織:

最終更新日:2020年09月23日

MITで専門の原子核工学を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マサチューセッツ工科大学
  • アメリカ合衆国
  • マサチューセッツ州
留学期間:
5ヶ月
総費用:
1,400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,050,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEFL iBT 102> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

今回の留学に関しては大きな柱が3つあった。一つはMITでの講義に参加することだ。MITの講義は非常に厳しいと聞いていたので、とりあえず講義内容についていくことを目標にした。授業前に読まなければならない読み物や宿題がたくさんあったので、それらをこなすことで精一杯だった。また、はじめのうちは英語のスピードになかなかついていけなかったが、日常生活を通して英語に慣れてくるとだんだんと聞き取れるようになった。2つ目は研究体験プログラムに参加することである。UROPと呼ばれるこのプログラムで、核データの評価手法の研究を行った。日本では核データの測定をするグループに所属しているので、評価側からのアプローチを通して核データ研究に対する知見を深めることを目的としていた。3つ目は現地の人々との交流である。MITの日本人会に所属してイベントの企画、運営に携わったり、日本の家庭料理を振舞ったりした。幸いにも日本に興味を示す人が一定数いたため、日本の文化に触れてもらうことができた。また、交流を通して彼らの持つ考え方の多様さに触れることができ、様々な人種、バックグラウンド、考え方が共存して生活している社会の実際を知ることができた。

留学の動機

所属する学校で新しく始まった交換留学プログラムのお知らせを聞き、”MITへ行ける機会は二度とないだろう”と思い飛び込んだことがきっかけ。留学すると決まった段階で大学院進学と修士での研究内容が見えていたため、そこでの専門である原子核工学をテーマに留学することにした。

成果

専門の知識や経験はもちろんのこととして、MITでの講義を通してMIT学生の持つ学問へ対する姿勢を学ぶことができた。学校のリソースは根こそぎ使ってやろうというハングリー精神や、ひたむきな好奇心や探求心に触れることができ、これらの姿勢は今でも自分の行動指針となっている。また、多様性のある社会の実際を肌身で感じられたことも大きく、日本社会との対比を通して両者の良い面悪い面が見えてきた。

ついた力

英語、質問、コミュニケーション能、専門力

バックグラウンドの違う人との意思疎通の難しさを痛感した。育った環境も文化も違う人達とのコミュニケーションは非常に難しい。会話の内容は主に欧米圏のことだったためそもそも何の話をしているかわからないなんてことが多くあった。欧米圏のニュースや身の回りからの情報収集をはじめてしばらくすると会話についていけるようになった。自分の持っている情報をうまい言い回しで相手に伝えられるようになったと思う。

今後の展望

帰国後、大学院に進学した。現在、博士進学か就職かの選択肢で迷っている。博士進学ならば、専門性を活かして研究機関や規制組織で働きたいと思っている。就職ならばより直接的に社会貢献ができると思っているので、それが実感できるような職に就きたい。
いづれにしても国境問わず世界中のどこででも活躍できるようなキャリアを歩みたいと考えている。

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
1月

アメリカ合衆国(マサチューセッツ州)

MITの講義は非常に厳しいと聞いていたので、とりあえず講義内容についていくことを目標にした。はじめのうちは英語のスピードになかなかついていけなかったが、日常生活を通して英語に慣れてくるとだんだんと聞き取れるようになった。また、UROPと呼ばれるこのプログラムにも参加した。このプログラムでは核データの評価手法の研究を行った。評価側からのアプローチを通して核データ研究に対する知見を深めることができた。さらに、MITの日本人会に所属してイベントの企画、運営に携わったり、日本の家庭料理を振舞ったりした。幸いにも日本に興味を示す人が一定数いたため、日本の文化に触れてもらうことができた。また、交流を通して彼らの持つ考え方の多様さに触れることができ、様々な人種、バックグラウンド、考え方が共存して生活している社会の実際を知ることができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

100,000 円

学生会館的な建物。一回に食事エリアがある。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

100,000 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

MIT学生との交流を通して学んだ彼らの考え方は今でも大切にしている。彼らのハングリー精神、好奇心、探求心などの姿勢は、今でも私の行動指針に影響を及ぼしている。具体的に言えば、使えるものは何でも使ってやろうという姿勢だったり、わからなければ理解できるまで質問をする習慣であったりである。留学中、これらの姿勢や態度から得られるものはとても多かった。というのも、聞けば教えてもらえる、聞かなければ相手にされないということがしばしばあったからだ。正直日本で同じようにしていたら後ろ指さされかねないので、ちょうど良い落としどころを探している最中である。
また、現地の人々を見ていてもっと自分らしく生活していいのだなという気持ちになれた。というのも、日本の均一的な社会の悪い一面として同調圧力がかかりやすいというものがある。今思えば、無意識のうちにその圧力が行動を制限してしまうことがあったが、留学を通してその圧力への耐性が付いたと思う。周りの目はあまり気にせず、自分のするべきことをすればいい、そういった姿勢を、多様性のある社会から学べたと思う。あまり周りの目は気にせず、自分のやりたいことに全力で取り組みましょうという考え方は今でも大事にしている。

キャンパスとパブリックスペースとの区切が曖昧。

英語力だけでなくコミュニケーション能力を

  • 語学力 : 英語

英語力、もちろん大事です。ただ、それ以上にコミュニケーション能力が大事だと思います。特に、欧米圏のニュースに疎いと全然会話についていけません。特に、ヨーロッパからの留学生が多い環境ならなおさらです。現地の歴史的背景はもちろんのこと、欧米圏の時事にもアンテナを張っておくと会話にスムーズに入っていけるかと思います。ですので、これから出発の方、留学を考えている方は、英語力の向上だけでなく、現地の歴史的背景と時事にアンテナを張っておくといいかもしれませんね。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分にとって、留学までの第一歩が一番勇気のいることだったと思います。また、一番大変な時期も留学することへの決断から出発までの期間でした。現地に行ってしまえば意外と何とかなるものです。出発前は心配事も多いかと思いますが、是非気を楽に持ってあまり考えすぎずに準備を進めていってください。