留学大図鑑 留学大図鑑

小山滉平

出身・在学高校:
大阪府立千里青雲高等学校
出身・在学校:
東洋大学
出身・在学学部学科:
文学部英米文学学科
在籍企業・組織:

僕に力になれる事があれば、SNSまで気軽に連絡を下さい!


最終更新日:2020年08月06日 初回執筆日:2020年08月06日

ローラースケート競技で五輪を目指して

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Kahuripan Roller Sport・Club Atletico mar del plata
  • インドネシア・アルゼンチン
  • スマラン・マルデルプラタ
留学期間:
6カ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 870,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

「ローラースピードスケート競技でのオリンピック出場を目指す」
これを実現する為に、①競技人口の増加②選手強化が必要と考え、6カ月の留学期間でスケート先進国のインドネシア・アルゼンチンに留学。滞在先では現地クラブチームに所属をして、選手として練習に参加をしながら下部組織のコーチングを学んだ。留学中には現地の大会に出場し、インドネシアでは全国大会優勝、アルゼンチンでは地方大会で表彰台に登った。また日本の競技関係者などに現地の取り組みをSNSを通して伝えた。また留学前には活動資金を集めるためにクラウドファンディングを通して、6社の企業スポンサーと23人の個人でのサポーターを集めた。

留学の動機

この競技を4歳の頃に始め自分自身が日本代表として世界のトップ選手たちと戦う中で、日本国内における競技や選手を取り巻く環境が変われば、ローラースピードスケート競技を通して今以上に面白い景色が見えると感じた。その為に自分が海外に出て学ぶ必要があると考えた。

成果

留学を通して得たことは、ローラースピードスケート競技は人生を楽しむ選択肢の1つにしか過ぎない事。しかしそれと同時に、自分に好きなことにチャレンジする楽しさを知った。これからもローラースピードスケートを始め、自分のワクワクを大切にして毎日を楽しんでいきたい。

ついた力

今を楽しむ力

留学中、本当に色々な事が起きた。嬉しかったことも悲しかったことも腹が立ったことも。それでも東南アジアと南米での滞在を通して、自分が今地球の上で生きている素晴らしさを強く感じた。どんな事が起きても、今自分がこうして生きて色んな事を感じられることを楽しめるようになった。

今後の展望

ローラースケートの分野では、選手としての活動だけでなく、競技普及や選手強化のための取り組みに力を入れていく。留学先で学んだもの見たものを日本で実践することで、自分自身の留学は完結する。周りの人を巻き込んで、自分に出来ることを地道に続けていく。

留学スケジュール

2019年
10月~
2019年
12月

インドネシア(スマラン)

Kahuripan Roller Sportという現地クラブチームに所属した。朝5時の自転車練習と夕方5時からのスケート練習の二部練習だった。選手として練習に参加をしながら、週末は下部組織の子供たちにスケートの指導を行った。また滞在先は孤児院が経営するホテルで、練習外の時間の多くを孤児院にいる子供たちと過ごした。言語も文化もわからない初めての東南アジアだったが、現地の人達の優しさに支えてもらいながら、充実した毎日を送っていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

20,000 円

生活費:月額

20,000 円

沢山の子供達とスケートを楽しみました。
全国大会での優勝。日本では考えられない程の声援を受けました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

20,000 円

生活費:月額

20,000 円

2019年
12月~
2020年
3月

アルゼンチン(マルデルプラタ)

Club Atletico mar del plataという現地クラブチームに所属していた。選手として1日に2回の練習と、下部組織でのスケート指導を行う日々を過ごした。現役の世界チャンピオンの真横で同じ練習を行うことで、世界の基準を学ぶことが出来た。また滞在中に行われた地方大会では、出場するたびに順位を上げ、最終戦では表彰台に登ることが出来た。生活面では、シェアハウスでの共同生活や休日に現地の人と過ごす中で、人と共に生きることや自然の中で生きることの素晴らしさを感じた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

3,000 円

地方大会での準優勝。アルゼンチン人に囲まれてのレースでした。
レース後にチームメイトと振り返り。
毎週末のオフは海に。綺麗な街でした。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

3,000 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

僕にとって留学とは、自分のワクワクを通して世界を見ることです。僕は4歳の頃から続けてきたローラースピードスケートという自分がワクワクするものを通して、東南アジアで南米で生活をして、本当に色んなものを見て色んなことを感じました。この留学を通して、自分のワクワクを大切に自分の道を選ぶこと、その道にチャレンジすることの楽しさを知りました。自分で決めた留学には不安や悩みがきっとついてくるけど、それも含めて色々な事を感じられるのが留学の醍醐味だと思います。

自分の心がワクワクする方へ!

あなたにとって留学とは?

時間を止めるということ

  • 単位・留年 : 休学・留年

僕はこの留学をするために、大学を半年間休学しました。初めは就職への不安などもありましたが、自分の道を進もうと思い、休学を決めました。きっと休学をすると大学生としての時間がストップし、予想以上に自分が毎日過ごしている時間の大きさに気付くと思います。僕も留学中はチームでの練習時間は多い時で6時間、それ以外はすべて自由に使える時間です。1日中寝ていても誰も何も言いません。留学が始まったときは、日本にいた方がもっと色んなことが出来たんじゃないかと思ったときもありましたが、今となってはそう思い悩む時間も必要だったと思います。これまで過ごしてきた生活を時間を一度止めることで、見えてくるもの感じるものがきっとあります。でもそう思うことも、きっとこれからのあなたにとって大切な時間になると思います。自分らしく、楽しんで!

沢山の人に支えて貰った留学でした。

留学前にやっておけばよかったこと

ありません。それはきっと留学を決めて出発をするまでの期間、自分に出来る事を見つけ全力でやっていたからだと思います。過去を振り返って後悔することも時に大切だけど、今この瞬間を楽しんでください!

留学を勧める・勧めない理由

僕はどちらでも良いと思います。それは留学以外にも自分のチャレンジややりたい事を実現する方法はあるからです。ただ留学の魅力は外の世界を知れること、そして今まで自分がいた場所についても知れる事です。僕は留学を通して世界の広さを知ると同時に、自分が育った場所や環境の素晴らしさを強く感じました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

日本から出て海を渡って、これまで自分が過ごした場所とは違うところで生活をして、何かを学ぶことは普通ではないと思います。そんな普通ではない留学を自分で決めたこと、自分で留学のチャンスをつかみ取ったことを尊敬しています。きっと留学中、色んなことを思うかもしれませんが、感情を全開に、楽しいことも悲しいことも感じてきてください。自分らしさを大切に全力で楽しんできてください!