留学内容

私の留学のテーマは、語学学習とロサンゼルスにおける地域コミュニティについての調査をすることです。現在日本は多様な文化背景を持った外国人の居住が増えている一方で、日本人と外国人間の住民トラブルなどの問題も絶えません。この問題が発生する一つの要因として、住民同士の関わり(＝地域コミュニティ)が薄れている日本の現状が関係しているのではないかと考えました。私は、この仮説を検証するために、様々な民族が共生しているロサンゼルスで、ホームステイ先の周辺地域で地域コミュニティに関するアンケート調査を行いました。
結果としては、地域住民について知り、より住みやすい環境作りをしていく為に地域コミュニティが重要視されているということが分かりました。これをもとに、日本でも地域コミュニティの振興を図ることが多文化共生社会の実現に有効であるという考察を行いました。

留学の動機

高校一年生の時に、学校に講義をしに来てくださった方に”トビタテ!留学JAPAN”について教えて頂きました。留学という長年の夢に挑戦出来ること、自身の興味を生かした留学をすることが出来ること、そして世界に関心のある全国の同世代の人達に出会うことが出来るという三点から留学することを決意しました。

成果

今回の留学を通して、テーマについての知識を得られただけでなく、実践的な英語を身に着けることが出来たと思います。留学期間中は、なるべく沢山の人と交流することを心がけていました。留学前は会話の時に文法を吟味しながら話していて、会話が長続きしないことが多かったのですが、この留学で基本的な会話では、文法の正確さよりも単語力や伝えようとする気持ちが大切だということを学びました。

ついた力

最初の一歩を踏み出す力

留学前の私は、最初の一歩を踏み出せないことが多く、後悔することも少なくありませんでした。しかし、留学中は「日本に帰ってから後悔はしたくない。出来ることは積極的に挑戦しよう」と、アクテビティに参加したり、他の留学生と交流したりしました。自分の思いを英語で上手く伝えることが出来なかった時などもありましたが、それらも含めて良い経験になりました。

今後の展望

留学を通して、より世界について知りたい、そして日本について知りたいと思うようになりました。大学進学後は、留学をすることだけでなく、興味のあることに積極的に挑戦していきたいです。そして、将来は国際的な知識や経験を生かして、世界と日本を繋ぐことの出来る人間になりたいです。