留学大図鑑 留学大図鑑

吉見 暖

出身・在学高校:
国立大学法人愛媛大学附属高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年04月02日 初回執筆日:2020年04月02日

憧れの場所で表現力豊かに!ダンス留学

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Mentor Language Institute - Hollywood, The Playground LA, Millennium Dance Complex, MOVEMENT LIFESTYLE, EDGE Performing Arts Center
  • アメリカ合衆国
  • ロサンゼルス
留学期間:
1か月(33日)
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 640,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私は、アメリカ・ロサンゼルスというダンスの聖地でもある場所で1ヶ月間、語学とダンスの留学をした。私は、幼い頃から恥ずかしがり屋な部分があり、日本とは違う、ダイナミックな表現力のある人たちの中で、自分ももっと表現力豊かになりたいと思ったことも、留学を決意した理由である。だから私は、「Become more expressive!」というテーマを設定し、留学に挑んだ。日本では自分のことすらもきちんとできてなかった私が、アメリカという異国の地で1カ月間生活したことは、これからの将来にとって凄く良い経験になったし、自分自身を成長させることができたと思う。ダンスに関しては、私は当時ダンス歴1年半と圧倒的に短く、決して上手とは言えなかったのでまったくと言っていいほど自信がなかった。アメリカでも最初は心を開いてダンスができなかったものの、ダンススタジオの雰囲気の盛り上がり様や上手下手関係なくダンスの個性をみんな持っていて皆が楽しもうとしている雰囲気に心を動かされた。振り付けが進むのが早く、覚えられなくて落ち込み、何のために留学に来たのだろうと悲しくなる日もあったが、それ以上にたくさんのダンサーから刺激を受けることができ、自分に自信を持っていいんだと思うようになった。そして、一番思ったのは、ダンスはカッコ良く踊ることも大切だが、まずは踊っている人本人が心から楽しむことが一番大切だと学んだ。

留学の動機

高校生からダンスを始めた私は、周りより下手な自分が悔しかった。幼い頃から恥ずかしがり屋な性格の自分のせいで、心を開いてダンスができてないのが嫌だった。そんな状況から、周りの人がなかなか経験できないダンサーの憧れであるアメリカ・ロサンゼルスへ大きく足を踏み出し、自分自身を成長させたいと思ったから。そして、世界中のダンサーが集まる場所で、刺激を受けたかったから。

成果

留学中はどんなにレベルの高いレッスンにも私は行った。私だけ振りが全然覚えられず、踊れなかったことだってある。そんな、普通だったら心が折れてしまう状況がたくさんあったが、私はそれを乗り越え強いメンタルを鍛えたと思う。たくさんのレッスンを毎日受けたので、悩みだった振り覚えが遅いことも少し解消され、さらにダンスが楽しいと思うようになった。

ついた力

自分から行動し、なんとかする力

異国の地に1人足を踏み出した私は、わからないことだらけだった。英語だって流暢に話せるわけでもない。だから、意思を伝えることは決して簡単とは言えなかった。そんな状況でもなんとかわかる英語を絞り出し、身振り手振り必死に伝えた。自分の命を守るためには自分で伝えなければならない。日本とは違い、頼れる人はあまりいない。だから、自分から行動し、なんとかして乗り越えていくための力が身についたと思う。

今後の展望

今回はダンスが中心の留学だったから、将来はダンサーめざしてるの?とよく聞かれる。しかし、私には幼い頃から客室乗務員になりたいという夢がある。今回の留学で、外国の方と交流することの楽しさにふれ、この夢を叶えたいと強く思った。だから今回の留学は将来を見つめ直すきっかけにもなった。しかしダンスはまだまだ続けていきたい。ダンスで達成したい目標もある。ダンスではその目標を達成するため、日々努力していきたい。

留学スケジュール

2019年
10月~
2019年
11月

アメリカ合衆国(ロサンゼルス)

回答
アメリカ、ロサンゼルスに10月15日〜11月16日までダンス留学。語学学校と4つのダンススクールに通った。
恥ずかしがり屋で、ダンスをしていても恥ずかしさが残って自分を表現しきれていなかった自分を変えるため、Become more expressive〜外国人から学ぶ私に足りない表現力〜というテーマをたてて留学に挑んだ。
外国という地で1ヶ月間親元を離れ、自分のことですらしっかりできていない自分が、自分の力でしっかり自立して様々なことを成し遂げることができた。ダンスに関しては、ダンス歴が一年半と短く、上手とも言えなかった私が、世界トップレベルのダンサーに囲まれ、ダンスの技術での刺激を受けた以上に、上手下手関係なくみんなが盛り上がってダンスを楽しもうとしている姿を見て、下手でもまずは楽しむ!楽しまないとかっこいいダンスはできないと学んだ。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

憧れのダンスタジオでのレッスンの様子
日本食作りの様子。ホストファミリーに振る舞った。
メルローズアベニューの有名なフォトスポットにて。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ダンススタジオでのこと。
日本のダンススタジオは、上手な人がピックアップされてみんなの前で踊ることが多いと思う。
もちろん、ロサンゼルスでも上手な人がピックアップされてみんなの前で踊るということがあってが、上手下手関係なくインストラクターの先生がピックアップして、平等にみんなの前で踊る機会をくれる先生もいた。
その中で、私が本当に振り付けが覚えられず、踊れず、もうレッスンから逃げ出したいと思ったレッスンがあった。しかし、そのレッスンのインストラクターの先生は、5人ずつ選んでみんなの前で踊ることになっていた。全く踊れず、泣きたくなっていた私は端っこで選ばれないように隠れていたが、その先生は私を見逃さずピックアップした。周りは世界トップレベルだ。留学最大級のピンチに襲われた私は、皆の前で踊ったが、いつものできないから恥ずかしいという私に戻ってしまった。全く納得いかないままレッスンは終わった。それから帰り道、落ち込んでいた私だったが、ふと我に返り留学に来た目的を思い出した。恥ずかしがって自分を出せないのでは留学に来た意味がないと思った。それから、落ち込むのはやめ、できなくても恥ずかしがらず、自分は自分だと信じてレッスンに励むことができた。たとえあの子下手だな、と思われていたとしても、ここはアメリカだし今しかできない自分の全力を出そうという気持ちで最後までレッスンに挑めた。

憧れのダンスの先生とのショット➀
憧れのダンスの先生とのショット②
憧れのダンスの先生とのショット③

日本人は多い方がいいの?!!少ない方がいいの?!

  • 留学先探し : 語学学校

私が通った語学学校は、ハリウッドの中心部に位置する好立地な語学学校だった。その語学学校には日本人のダンサーがたくさんいた。それは、留学前から知っていて、留学エージェントの方におすすめされて決めた語学学校だった。ロサンゼルス中心部のハリウッドには想像以上に多くの日本人がいた。ダンスレッスンに行っても、1人は必ず日本人らしき人はいた。語学学校の私のクラスは、9割が日本人だった。日本語が飛び交うことも多々あった。英語もきっちり1ヶ月間学びたかった私にとって、1ヶ月間ずっとこのままでいいのかと後悔した部分も多少ある。日本人が多い学校のメリットもある。気軽に困ったことを話せることや安全という安心感があること。でもやはり、外国に来たからには、たくさん外国人の友達を作り、苦戦しながらも会話していくことが留学というものではないかと思った。だから、私は、人それぞれ考え方は違うと思うが、語学学校選びは大切にしてほしい。外国らしく日本人とばっかり交流するのは嫌だという人は日本人の割合があまり高くない学校をおすすめする。また、治安や立地の悪い場所はあまりおすすめしない。この文章だと私が留学に後悔ばかりしていると思われそうだが、そうではない。自分の通った語学学校のおかげで、日本でもトップレベルのダンサーやさまざまな世代の人たちと関わることができた。結果として、どこへ行っても満足はできると思うが、留学前の選ぶ段階のことを大切にしてほしい。

留学前にやっておけばよかったこと

もっと留学先のことを知ること、どんなふうに生活していくか計画を立てること、日常で使える英語を知っていくこと!
留学前の準備をしっかりしていれば、もっとスムーズに留学を進めることができたと思う。しっかり計画を立てておかないと、あっという間に終わってしまい、行きたいことややりたいことができなかったりした。英語についても、もう少し話せたらホストファミリーともっと会話できたのにと思う部分があった。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧める!外国ってなんか怖い、英語喋れないし、という人が多いが、留学は自分の世界の見方や視野を広げてくれるものだと思う。今までの自分の視野の狭さに驚くほどの広い世界を見ることができる。学校で座って授業を受けているだけじゃ得られない刺激を受けられる。だからどんな人も、一歩踏み出せば世界を変えられると思う!怖がらずに一歩踏み出して、私のように素晴らしい経験を外国でしてほしい!!

これから留学へ行く人へのメッセージ

日本ほど治安の良い国はない。外国という地に行くことに不安は大きいと思う。しかし、留学という大きな一歩を踏み出せた先には見たこともないほどの素晴らしい世界とたくさんの人たちが待っている。留学は一生の財産になると思う。だから、その留学を成功させるためにしっかり準備をして、後悔のない留学にしてほしい。そして、出会う人たちに感謝し、最高の留学を実現してほしい!^ ^