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なっちゃん

出身・在学高校:
洛北高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年03月06日 初回執筆日:2020年03月06日

多文化にふれ、異文化を知る!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Global Village Victoria校
  • カナダ
  • ビクトリア
留学期間:
三週間
総費用:
700,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 360,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

多文化にふれ、異文化を知るという留学の目標のために、留学先で語学学校のあるダウンタウンで異文化・多文化理解についての街頭インタビューを行いました。想像以上に難しくて、つらいと感じることもありましたが、学校でできた友達に助けてもらいながらやりきることができました。また、語学学校では日本のお菓子を紹介して食べてもらったり、逆に他の国から留学に来た友達の文化について聞いたりしました。学校の自由な雰囲気自体も、私にとっては新しい文化に感じられました。ホームステイ先ではアンバサダー活動としてお好み焼きを作ったり、ホストマザーと八つ橋を食べたりしました。また、ホストファミリーのこどもたちとけん玉や折り紙などで遊びました。

留学の動機

幼稚園の年中の頃から小学六年生まで英会話を習っていたため、実際に海外で英語を使って生活することに興味がありました。そして、高校生になって勉強も部活も忙しくなり、決められたルールの中で生活することに息苦しさを感じるようになって、留学に行って自分を見つめ直す時間をつくりたいと強く思うようになりました。

成果

様々な国からの留学生と交流して、自分にはない文化にふれられました。また、異なる文化を持つ人と仲良くなることの大変さ、そして嬉しさも感じました。語学学校の友達の英語のレベルが高く、自分だけが会話について行けないことも多く、自分に自信が持てなくなった時もありました。それでも勇気を出して話しかけると、みんな私の英語を真剣に聞いてくれて、帰国してからもチャットを続ける友達もでき、本当に嬉しかったです。

ついた力

周りに頼る力

留学してはじめのうちは自分で全てなんとかしないといけないと思ってひとりで抱え込んでしまうことが多かったけれど、本当に困ったときは周りの助けを求めることも大切だと気づきました。助けが必要なときには頼れる人間関係を築けることも、一つの力だと思うようになりました。

今後の展望

今回の留学で、私は正直、私は今回の留学で殻を破りきれなかったとも感じています。自分の課題はただ海外に行くだけで解決するのではなく、そこで自分が行動を起こすことによってこそ克服できるのだと痛感しました。自分の弱さを周りの環境のせいにしないで、日常生活の中から一歩ずつふみだしていきたいと思います。

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

カナダ(ビクトリア)

平日の午前中は語学学校で授業を受け、午後からはアクティビティとしてダウンタウンを散策したり、ビクトリア大学の見学をしたりしました。休日のアクティビティとしてバンクーバーへの1dayトリップをしたこともあります。学校がない日はホストファミリーたちと過ごして、少し高い山へハイキングに行ったり、ショッピングモールへ連れて行ってもらったりしました。また、ホストファミリーが仲のよい家族がよく遊びに来て、いっしょにハンバーガーを作って食べたりしました。
そして、学校が休みの日にはダウンタウンでの街頭アンケートを行いました。

費用詳細

学費:納入総額

320,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:飛行機

203,600 円

アンケートをとっていたダウンタウン
アクティビティでバンクーバーへ行った帰りの船
費用詳細

学費:納入総額

320,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:飛行機

203,600 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私のホストファミリーはホストマザーとファザー、そして二人の子どもたちで、途中の二週間は、ブラジルからの留学生たちを引率してきていた先生がルームメイトでした!
私は語学学校からホームステイ先に帰った後は夜ご飯の時間まで子どもたちといっしょに遊びました。日本とは違いサマータイムが導入され、日の出ている時間が長いため、夜ご飯の後はドーナツ屋さんや近くで小さな山登りに連れて行ってもらったりしました。いっしょに出かけたり遊んだりすることで話す機会が増え、英語の勉強にもなりました。
お好み焼きを作った時も、おいしい!と喜んでくれてとても嬉しかったです。
迷惑もたくさんかけてしまったけれど、いつも笑顔で迎えてくれて、とても救われました。留学が辛いと感じたときも、ホストファミリーと過ごすと、また明日も頑張ろうと思えました。この家族といっしょに三週間過ごせてよかったと心から思います。

ホストファミリーたちとよく散歩に行った近所の大学
お好み焼きを作っている様子

留学中にやってしまった、私の失敗談

私は、なんと帰国の前日にスマートフォンを壊してしまいました。アクティビティ中にズボンのポケットから落として割ってしまい、動かなくなってしまいました。突然のことで焦ってしまった私を、友達やホストファミリーが心配してくれて、日本に電話をかけさせてくれたりしました。留学前、もしもの時のために、家族やホストファミリーなどの連絡先をまとめた紙を作っていたことも、本当に役立ちました。もしものための備えの大切さ、また、そんなときの人の優しさを感じました。

部活動

  • 周囲の説得 : 恋人・友人

私は陸上部に所属していて、夏休みももちろん練習がありました。夏は陸上をしている人にとって大事なシーズンなので、ずっと夢見ていた留学へ行きたいという気持ちがあるのと同時に、練習に参加したいという気持ちもありました。ですが、留学に行くなら今しかない、と考えて留学を決断しました。部活の顧問にはトビタテに応募すると決めたときから相談や報告をするようにしていたので、応援してもらえました。留学中は、空いた時間にトレーニングをしました。帰国してすぐに合宿もあり、かなりハードでしたが、やっぱり留学を諦めなくてよかったなと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

もっと英語の勉強をしていけばよかったです。
学校で習う文法だけではなく、日常生活で使える表現をいくつか知っておけばよかったと後悔しました。

留学を勧める・勧めない理由

日常生活から長い間離れて、自分を見つめ直して成長できる貴重な時間を過ごせることは、留学に行くことの大きな魅力だと思います。留学ほど、成長するためのきっかけにあふれる環境はなかなかないと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は、本当に予想もしないことばかりが起きて、悩みは尽きませんでした。三週間という短い期間で、できるようになったこと、失敗したこと、嬉しかったこと、辛かったこと、どれもたくさん経験できたとても貴重な経験でした。帰国してから、どの経験も今に活きているな、と思います。自分に自信をもち、楽しんできてください!